前回、国宝級のモデルさん達に感動した東京国立博物館を5/3に再訪しました。
←爽やかな五月晴れ、上野公園も、賑わっていました。本当は国立科学博物館に行きたかったのですが、混雑している模様だったので、こちらにした、というのは内緒です。
結果的には、落ち着いてたっぷり、楽しむことが出来ました。
※編集しやすいので、グーグルフォトでアルバムにまとめました。他の写真もありますので
こちらもどうぞ。

この日は特別展として「茶の湯」が開催されていました。日本を代表する茶の文化を、時代に沿って、茶器や書物や掛け軸、人物や茶室まで紹介しています。なかでも国宝級の(というか国宝そのものの)茶器は圧巻。しばらく前にやや論争になっていたこともあって、一度は見て見たかった、曜変天目茶碗は悪魔的な魅惑の深みでした。夫婦そろって大満足。
利休以前~利休~織部~遠州~それ以降とコーナーに分かれていて、それぞれを代表する物品が並んでいて、分かりやすいし説得力あるし面白かったです。
ただし、撮影は禁止(それなりの混雑なのでそれは正解だと思いますが)唯一記念撮影コーナーとして茶室が再現されていたので、そこで投げ花入れのワンショットのみ、です。

本館に取り掛かったのは16時過ぎ。この日は21時まで開館とのことでまだまだゆっくりできますw
←絢爛豪華という文字を焼き物にすると、こうなる、と。

一方こういう爽やかで美しい意匠も。

スズメも工芸品になると別格です。
これは七宝だそうです。

刀剣のコーナーでは、明らかに客層が違い、熱く語る刀剣女子たちが多く訪れていました。ここも聖地、ということでしょうね。

武士が戦場で身にまとった陣羽織・・・ですが、その裏地は意外なほどの花模様でした。ローラアシュレイ?

特集として「モノを記録したモノ」が展示されていました。
←これは大工道具を記録するために作られた、ミニチュアです♪
こういうの一式集めたら、楽しそうですね(ミニチュアにしなくてもいい気もうっすらしますがw)

他の部屋ではアイヌの物品が展示されていました・・・ついつい、美術品や工芸品に目を奪われますが、よく考えたらここは博物館だから、こういう民俗学的なものもあるんですね。
この他にも、新しく重要文化財や国宝に選定されたものが展示されたコーナーもありました(ほとんどが撮影禁止でしたので写真なしです)

入館から6時間あまり、足が棒になったころ、最後の一室にあった高円宮コレクション室・・・精巧ながらも愛嬌のある根付が沢山展示されていました。
←フードをかぶったキツネ

博物館を後にしたのは19:30頃。6時間半過ごしましたが、まだまだ見ていない「館」が二つ三つありました。常設展だけだと500円ほどで一日過ごせます。(今回は「茶の湯」特別展込みで1600円ほど)しかも、国宝重文級のモデルさんたちが撮ってくれろと言わんばかりで目白押し♪贅沢な半日となりました。
明るいレンズをもって是非どうぞ♪
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□近場で発見の旅 | 旅行/地域
Posted at
2017/05/05 10:52:43