
春分の声を聞くと「味噌を仕込まなくちゃ」と思います。とはいえ、うっかりしたり、フライングしたりもあったのですが、今年はぴったり一昨日の春分の日に仕込みは完了しました。

今年も昨年同様仕上がりで10kgになる分量を、いつもの百川味噌さんに発注しました。前日の夜のうちに大きなアルミ寸胴で水に漬けておいて、春分の日の朝一から煮込み始めます。

煮込みは2時間半ほどなので、その間に朝ごはん(兼昼ごはん)を頂きます。妻のお得意料理のにゅーめんです♪少し出汁が薄いかも?ということで、梅干し入りになりました。この梅干しも自家製ってなんだかいいね、と自画自賛・・・自梅自賛かな?

茹で上がりの確認のために試食します。あくまで確認のためです。ほくほくとしてうま味もたっぷりの大豆。「今年の大豆は出来がいいですな」とか分からないくせに言ってみたり。丼一杯がっつきたい!という妻をなだめつつ、火を落としてしばしさまします。

2時間ほど熱を冷ました大豆をミンサーで潰して、塩と米麹と合わせていきます。アルコールたっぷりで入念に消毒をして素手で混ぜたりこねたりします。この仕込みが終わると、心なしか手肌がしっとり、肌理も細やかになったように感じるのは、きっと気のせいでしょうね(笑)

最後の樽詰め。昨年産膜酵母をはびこらせてしまった失敗はここをおろそかにした事も原因なので、今回は少し慎重にしました。
豆をミンサーにかけ初めてから、2時間ほどで仕込みは完了しました。以前は仕込み終わるとぐったりするくらいだったのですが、慣れてきたせいかサクサクと余裕をもって作業出来ました。
・・・と書き終わって、種味噌を入れるのを忘れていたことに、今気がつきました。慣れって怖いですね(笑)
でも、種味噌は入れなくても問題はないし、産膜酵母どもが潜む昨年の味噌なら入れない方がリスクは低いので、このまま熟成させることにします。
ブログ一覧 |
◎グルメとグルマン | グルメ/料理
Posted at
2020/03/22 12:38:26