自動に頼っていたら

最近は何でも機械が自動でやってくれるので、人間の能力が落ちていく一方ではないかと気になっている。

今日の画像は、先日の失敗作のひとつで、本来手前のバイクに合っているべきピントが、奥の背景にすっ飛んでしまっている。ピントを合わせる物体をカメラ任せにしていたら、時々とんでもない所にピントが飛んで行く。それで、中央合わせを基本にしているのだが、どうやら裏目に出たらしい。

カメラのファインダー(マット面)やモニタ画面でピントの山をつかむのは案外難しいので、AF任せになるのはある程度仕方ないと思う。ただ、ピントを持って行きたい物体の所のセンサを手動で選んで、ちゃんと合焦させるのが本来の手順だろう。

小さな三脚を使った撮影だったので、ピンボケに気付かなかったというのが実態。まあ、少なくとも撮影画像をちゃんと確認しましょう、という事か。