![雄大積雲の接近と天候の急変 雄大積雲の接近と天候の急変](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/041/125/613/41125613/p1m.jpg?ct=921fe50148e5)
先週土曜日は、午前中は暖かな春の日差しだったのに、昼過ぎに天候が急変して午後には真冬の天気になりましたね。もっと気温が上がっていたら、春雷になっていたかもしれません。私はたまたま北側の市に自転車に乗ってラーメンを食べに行ったのですが、その行き帰りに天候の急変ぶりを撮影することができました。
これから4月半ばにかけて、春雷や突風、竜巻なども起こるかもしれません。気温の上昇に伴い、お子さんが外に遊びに行ったり、家族で散歩に出かけたり、屋外スポーツ行事などが行われると思います。毎年のように、「ゴールポストが倒れた」「テントが飛んだ」などの事故が起こりますが、ぜひどなたか一人は天候を気にかけていただきたいと感じ、この記事をあげました。雲は一定の速度で流されてくるはずなのですが、感覚の上ではやはり「急に来た」印象です。
午前11時37分、市の境界から北方を望みます。遠くの空が白く濁っており、雄大積雲の列があることがわかります。なお、日の角度が高かったり西寄りだったり、空気中の水蒸気が多い場合には見えないことがあります。
午後0時ちょうど。ワンタン麺に舌鼓を打ちます。永福町大勝軒系の魚の旨みを仄かに感じさせるスープと、ごま油の香り漂うワンタンが素晴らしいです。
午後0時35分 同じ市の境界に戻ってきました。雲が壁のようになって迫ってきます。
午後0時55分 先ほどの場所から南南東方向へと帰宅の進路を取っていますが、雲に追いつかれてしまいました。この直後、風向きが北寄りに急変し、気温が下がってきました。前方が先ほどの雲列ですが、黒くなっているところが雲底です。「黒い雲が近づいたら危険のサイン」では遅いことがわかります。雷雲であったなら、既に落雷の恐れがある距離です。
午後1時2分 先ほどの場所から、さらに1kmほど南へ下りました。写真は東方を向いており、雲列を横から見る形です。雲は、画面の右へと進んでいました。壁のようにそびえ立っており、雲の高さは2-3km程度でしょうか。雷雲ではなくて、ほっとしました。家まで約8分程度かかりましたが、帰宅してすぐに北寄りの突風が吹き荒れ始めました。
後で風のレーダーを見てみたら、南関東に風光が急変する線(図の赤線、私が引いたもの)が見られ、局地的に寒冷前線となっていました。
地域によって雲の流れ方は違いますが、積乱雲(雷雲)接近のヒントにしてください。
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気象 | 日記
Posted at
2018/02/20 22:08:35