え~~、仙石官房長官が自衛隊のことを「暴力装置」と読んで物議を醸しておりますが、いわゆるマックス・ウェーバーの社会学では、暴力に対抗するには同等以上の暴力が必要であり、これを組織的に統制する国家そのものが「暴力装置」である、という見解が学者さんの間では普通であり、仙石氏の発言は社会学の「常識」としてなんら問題がない、という意見もありますが、私はやはり違うと思ってますし、一般的な「暴力」という語感と、社会学でいうところの「暴力」のニュアンスの違いが話しをややこしくさせてるような気がします。
このあたりは私のアホ頭ではうまく表現出来ないので、下記ブログの意見が私の考えに近く、うまく纏めておられるのでご紹介します♪w
「自衛隊は暴力装置ではない。タコ焼きがタコ焼き器ではないのと同じ。」
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/11/post-7cd1.html
私のような素人感覚からすれば、最初から「武力装置」とでも訳しておけば、日本語の語感とも合ってて、混乱せずに済んだのでは?とも思いますし、「暴力装置」を手にしコントロールする立場の人が、自らの部下(直接ではないにしても)に対してあのような場で「暴力装置」と口にするのは、思っていてもしてはいけない事だったと思います。
で、前置きが長くなりましたが・・・、以下のニュース・・・。
「暴力装置」という表現が適切かどうかはともかく、支配下に置く自衛隊に対して、ここまで冷たく当たる政権は過去に例がないのでは???
これでは自衛隊員の方は怒りますよ!!
国民も、もっと怒りましょう!!
-----------------------------------------
自衛隊に冷たい民主党政権 手当なしでアフガン派遣
2010.11.20 01:02
仙谷由人官房長官が自衛隊を「暴力装置」と呼んで批判されたが、民主党政権の自衛隊への“冷たい対応”が19日、明らかになった。
菅政権は、自衛隊の防衛医官らをアフガニスタンに派遣する方針だが、防衛省設置法上の「教育訓練」の名目での派遣を検討している。防衛省は19日の自民党外交・国防合同部会で、アフガン派遣の防衛医官らについて「教育訓練として派遣する場合、出張扱いとなるため手当などでの特別待遇はできない。国連平和維持活動(PKO)やイラクに派遣した際と同じような処遇はできない」と説明した。
自民党議員からは「危険な場所に派遣される隊員の気持ちを考えていない」との批判が相次いだ。
ニュース元URL↓
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101120/plc1011200103002-n1.htm
ブログ一覧 |
政治関連ニュースねた | 日記
Posted at
2010/11/20 10:09:38