☆　札幌のクルーズ CR-Z 300psOverへ其の４ 　☆

ＢＯＮＤさんのＣＲ－Ｚのエンジン分解の様ですが
前回はトシちゃんがシリンダーヘッドを持ち上げた
ところで終わってましたが、今回はその続きです。








はい！ヘッドを取り外してヘッドガスケットとピストンが見える状況がこちら。




ヘッドガスケットを剥がしたのがこちらの画像です。
ピストンの周りのシリンダーの外側がお堀の様になっているのがオープンデッキと
言われる由縁で、この構造が高出力に向かない部分なので、ここに補強を入れて
シリンダーが高回転、高出力時に倒れない様にしていくことがマストとなります。




どのピストンにもノッキングの痕跡は見られません、しかしこのピストンＴＯＰのカーボンの
量は僕のセッティングがダサい証拠です。
空燃比は結構攻めているのにも関わらず、こんなに真っ黒な状態のカーボンがピストン
ＴＯＰに付着するのはＭＢＴに持ってイケていないからに他なりません。
ＢＯＮＤさんのＣＲ－Ｚが僕にとっては初めてのＬＥＡエンジン、幾らＢＯＮＤさんが人柱を
了解してくれているとはいえ沢山の対価をお支払して頂いて、セッティングして絶対に
ブローさせるわけには行きませんからね、そうなった際はキレられること間違い無しだし（笑）



このピストンの多量のカーボンは僕のビビリから点火事をＭＢＴに持ってイケず、空燃比計に
表示される偽の理想的な空燃比に騙されたのが原因です。

まだまだ勉強、毎日が経験と言う事で、ＢＯＮＤさんの人柱は続きます！（笑）

次ではシリンダーヘッド周りを御紹介します。

Ｄａｉ