ブラックバード 十勝での悪夢が脳裏を過る！

もう本当に数えきれないくらいの戦歴とエピソードが有るブラックバード先生のＢＮＲ３４。
ハッキリってこのレベルのチューニングカーを長年走らせるには並大抵の費用と労力ではありません。
そんなブラックバード号ですが数年前の十勝夏祭りで、タービンのオイルシール故障によるマフラーからの微妙な白煙で本戦に参加出来なかったという苦い思い出がございます。
十勝スピードウェイ夏祭りは真夏なので車両にも非常に負荷が大きく尚且つ秋の様なスーパータイムが出るわけでも無いのに、北海道のサーキット好きには欠かせない名物イベント。
ユーザーによってはこのイベントの為にクルマを作り込む方も多数居られブラックバード先生もその一人と言っては過言ではありません。

昨日、ブラックバード史上過去最高の８８０ｐｓと言う最高出力叩き出しエンジンのセッティングは完了し後は十勝スピードウェイで最終チェックをするのみの状況です。
がしかし上記の悪夢が僕の中にはいまだに存在し、神経質になり過ぎているだけなのかもしれないのですが、エンジンルーム側のターボチャージャー付近から微かに気になる音がする為、セッティングは完了したのですがトシちゃんとホクティーに無理を言って、全開中のブラックバード号の前でコンプレッサーホイールの状態と回転中のターボの音を３人がかりで考察チューでございます。
十勝スピードウェイＣＭと同じ状況を再現するべく５速/８０００ｒｐｍ/２８０ｋｍまでシャシダイ上で全開を繰り返す為、万が一車両を固定しているタイダウンが切れたら二人とも大けがするので、色々な意味で本当にドキドキさせられる検証です。


Ｄａｉ