今回はダイハツさんから、一応現時点ではまだ現行車です。しかし来年2026年8月での生産販売終了が確定しましたので取り上げます。
【DAIHATSU Copen】
「ダイハツ コペン(二代目)」です。
2014年

画像の初代コペン(紹介済)の後継として

二代目のコペンがデビューしました。
スペック
水冷並列3気筒DOHC12バルブインタークーラーターボ、排気量658cc、最高出力64馬力です。

エンジンは初代は4気筒16バルブでしたが二代目からは3気筒12バルブに、初代に比べると回転のスムーズさはスポイルされましたが、その分ロングストローク化されていて初代よりトルクや燃費が向上しております。

フロント側足回り、マクファーソン・ストラットを採用、ブレーキはディスクブレーキです。

リヤ足回り、サスは一般的なトーションバー方式でブレーキはドラムブレーキです・・・意外ですけどリーディングドラムなんですよ、ディスクでは無いのです。

フロント側~サイドビュー(基本型のローブ)、異形角型のヘッドライトから下へ伸びるライン、この辺はトヨタ感が強くなった感じがしますね、実際発表時もそういう意見もありました。初代の丸い可愛らしさはありませんね。

リヤ側~サイドビュー、こちらもテールランプから下へ伸びるラインがあります。先代のプリウスみたいな感じですね。スポーティークーペといった感じになりました。

インパネ回り、3本スポークに革巻き風のハンドル、タコとスピードのシンプルだけど主張もあるメーター類です。トランスミッションは5MTとCVTを選択出来ます。

シート類、軽くサポートがありますが柔らかめとのこと、本格的なスポーツ走行にはキツいとか。

ルーフの開閉については、車内のスイッチ一つで可能です。開き方や格納方法は初代とほぼ同じです。
さて、この二代目コペンの最大の特長は

このようにフレームだけでも走れること、Dフレーム構造と申します。車体のフレーム部分とボディーアウターパネルを完全に独立させることで、ボディーパネルを自由に設計できるんです。

そのDフレームに装着されている外装は樹脂性で付け替える事が可能です。

こちらが基本形の「ローブ」

少し後に出たSUV風味の「エクスプレイ」、私はこれは2回ぐらいしか見たことが無いんですけど皆様はどうですか?。

翌年2015年に追加された、初代の雰囲気を纏ったヘッドライトやテールランプが丸目の「セロ」です。私は個人的にはコレが好きですね、ローブとセロについては外装の着せかえが可能だったそうです。
走りのほうは?、一応スポーツカー然としていますが案外マイルドに振ってあるそうで、足回りもガチガチではなく柔らかめ、なので攻めるとちょっと不安があるそうですが、目を三角にして攻める感じよりゆったりと流す方が楽しいタイプだとか、時折ルーフを開放して非日常を味わう、そんな感じの車だと思っていただければ。
しかし、後年に走りを意識したモデルも追加されました。

コペン GRスポーツです。
2019年に追加された4台目のコペンです、トヨタのGR部門と共同開発したコペン、エンジンスペックは変化無し。

特徴的なフロントデザイン、トヨタのGR系統の意匠が施されていて精悍な顔つきに変化。各部の冷却効率も向上しております。

リヤ側、あの下へ伸びる線が無くなりスッキリ、リヤバンパーもGR専用設計です。
足回りはGR専用品で赤いスプリングが目印、バネレートなどが変更になっております。

ホイールは純正で16インチのBBS製を装備、軽量化に貢献していて見た目も良い感じです。ブレーキは前ディスク後ろドラムは変化無し。

専用シート、シート左右のサポートが大型化していてホールド性が向上しています。

フロント側の下にはサスペンションの下部周辺からボディー中央のクロスブレースに至るくの字型のフロントブレースが取り付けられています。これによりボディー前部のねじれや歪みを是正します。

燃料タンク前をセンターブレースで補強することでボディーの横方向のたわみを是正、標準車のコペンでもボディー中央にあるクロス状のブレース等の剛性パーツでボディー剛性を高めていますが、そこにフロントとセンターの専用ブレースを追加してより一層の強固なボディーを作り上げています。更にセンターブレースにスパッツを取り付けることで、フロントバンパー形状による整流効果と相まってダウンフォースを生み出しています。このように足回りの強化、ボディ剛性の向上がはかられたモデルなのです。
その走りは、通常のコペン各車にも足回りや剛性の強化をしたSグレードが存在していて、そちらも確かに剛性などが上がっているんですが、硬すぎて落ち着きが無いという意見もありました。GRは押さえるべき所はしっかりと押さえつつ、尚且つしなやかさも狙った造りだそうで、峠のワインディングを走ると違いが顕著、通常型はオプションですが標準でLSDも装備、回頭性が素早くて足回りはSグレードよりしなやか、コーナーで破綻することなく狙ったラインをトレースできるそうです。基本的にはボディや足回りの補強による剛性強化がメインで尚且つSタイプほどガチガチにはしていない、走りの気持ち良さを狙ったコペンそれがGRスポーツだそうです。GRなのでトヨタでの購入も可能でした。
上記の通り2026年8月の生産販売終了がダイハツからアナウンスされました。現在受注している台数が上限に達したら受注をストップするとか、なので新車を狙うなら特にMT車は発注はお早めにとのことです。
さて、中古市場
初期でローブやセロは130万円あたりからありますね、Sタイプだと160万円あたりから、基本的に二代目はCVTが多いとかでMTはやや割高になります。上は200万円オーバーの低走行な車もあります。20thアニバーサリーなどの限定車もありこちらは装備は充実していますが割高です。GRスポーツは元々車両本体価格245万円の高めな新車価格なので最低ラインは200万円から、物によっては新車とそんなに変わらない価格のものも、GRはこれはもうダッシュでトヨタかダイハツに駆け込んで新車を購入することをオススメします、今ならまだ間に合うかと。

初代の可愛らしさから精悍な感じにチェンジ、最初はトヨタ色が強くなった外観に賛否が別れましたが、それを見越してか初代の外観を踏襲したセロも追加、エクスプレイは遊び心満載の外観です。外装のつけかえで変える事もできる、走りを追求したいならトヨタが手を加えたGRスポーツもあり、まさに至れり尽くせりな2シーターオープンカーそれがダイハツ コペン(二代目)です。
所有するならそりゃGRスポーツですがなとなりますが、結構割高なんですよねぇ。通常型ならセロが良いかな、足回りを固めて補強の追加、D-Sportsから様々なパーツが出ていますし吸排気系やロムの書き換えもやりたい所、冷却系の強化も忘れずに。

ローブならこんな感じで、フロントやリヤバンパーの交換、軽くローダウンはやりたいな。これはちょっとR34GT-Rなイメージですね。

セロならこうかな、フロントにチンスポ追加などのエアロメイキング、可愛さにカッコ良さをプラスした感じが良いですね。

いや、あるんか~い!なエクスプレイのハイリフト仕様w、これはちょっとやりすぎでは?ちゃんと走れるんかなコレかなり車高が上がっていますけど。

GRスポーツ、オーバーフェンダーで武装した迫力のスタイル、当然構造変更が必用でしょうけどやる価値はありますね、コレはカッコ良い。
初代より長い約12年間の生産販売がいよいよ終了となります。新車購入はお早めに恐らくMTの中古の価格高騰が始まると思われますので、特にもうGRはその傾向が出ていますから新車で買えるなら超ダッシュでお早くです、GRに乗ってみたいなぁ。
余談、次期モデルはどうなるの?

ジャパンモビリティショー2025にて発表された新型コペン、これまではリッターカーで開発されていましたが今回発表されたのは軽規格となりました。全体的に初代を踏襲したスタイル、特筆はなんとFR駆動であること!これには驚きました。なんでも動力伝達には自社のハイゼット(軽トラ)の部品を流用しているとか、それでFR駆動を達成したそうです。開発にはトヨタもかなり口を出している模様

昔、トヨタが試作したS-FR、これは札幌で実車を見ましたがかなり小柄なリッターFRスポーツでした、結局諸般の都合でその後の開発はお蔵入りになっています。

これの思想はコペンGRスポーツに引き継がれたとのことですが、FR駆動ではなかったわけです。なので今回発表された新型コペンプロトタイプはまさにFR駆動、このS-FRの正常進化型が新型のコペンだと思われます、トヨタとダイハツは夢を捨てていなかったのですね。ちなみに新型コペンの予想販売価格は270万円あたりではとのこと、かなり高額になるみたいです。いや、これかなり乗ってみたいな絶対楽しいヤツだ。ダイハツさんトヨタさん妥協せずに開発を進めていただきたい。そして、この開発の恩恵を得れそうな会社がもう1社ありまして、それは一応トヨタと提携しているスズ菌です。そう、コレをベースにした新型カプチーノの可能性も見えて来たのです。価格がどうなるかという問題もありそうですがスズ菌さんもなんとか頼みます!、カプチーノはリッターで開発しているらしいのですが軽のほうがまだ売れるだろうと思いますし。