今回はフォード…と、言ってもアメ車に非ず。エゲレス(英国)フォードの可愛い一台。
【Ford Anglia】
「フォード アングリア」です。
何それですと?、昨晩あたり空を飛んでいた車ですね、ある映画の中でねw。
1959年にテヴュー、この型のアングリアは…三代目ですか?(ちょっとわからず)。
ちなみに「アングリア」とは、ラテン語で「イギリス」という意味です。
いわゆる大衆小型車で、この姿勢は初代から一貫しています。初代はクラッシックなスタイルでしたが、この型(105型)は、50~60年代的アメ車テイストになりました。
リヤトランクの部分にテールフィンが入っています。メッキグリルやヘッドライト上に瞼(ライトカバー)が付いたりと…うーんアメリカ~ン。
そして、独特なクリフカットのリヤウィンドウが特徴です。
スペックペトローナーム!!(意味不)
水冷直列4気筒OHVで997cc、馬力は39馬力ほど。
はい、そこ、空は飛びませんってw。
この時代のこの構成の英国のフォードエンジン…と言えば?、そう、このアングリアもいわゆる「ケント エンジン」搭載なのです。
ケントエンジンと言えば、後にコスワースがチューンしたり、ツインカム化されたりと、数多くの英国ライトウエイトスポーツの心臓になった名機ですね。
だから一見地味~変どリックスなスタイルですが(可愛いけど)、結構あちらの草レースなどで活躍?していました。
画像を見ての通り、サーキットではガルフカラーが素敵だったり、ベタベタにローダウンされたのとかが、サーキット上空を飛び回ってクィディッチに興じたり…してねぇよ!!、走り回ったりしていました。
まあ、こういうサーキット激走用は、後のケントエンジンベースのロータス ツインカムエンジンなどに積み替えてあるのが殆どですけど。
こういう可愛いのがサーキットで勇ましく走っていると、ちょっと微笑ましいというか…良いですね。
ちなみにセダンの他に、エステート(つまりワゴン車)があります。
こんなエステートにフライフィシングの道具を積んで渓流釣り、なんてのも良いかも。
尚、「あの映画」のアングリアは、ロンパパの魔法というか魔改造で空を飛ぶようになり、最終的には「野生化」wしてあの蜘蛛の森に「生息」しているんだとか。
現在、中古市場では概ね200万前後で流通していますね。
まずは、車高を下げて、8スポークホイールあたりで決めたいかな。
Posted at 2015/05/30 13:11:06 | |
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