• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

マヨイガのブログ一覧

2022年03月26日 イイね!

好きな車( =^ω^)


今回は国産、トヨタ行きます。
自社の「あの車」に近づきたい近づけたいと「開発段階では」頑張ったんですが結果は・・・そんな車です。

【TOYOTA ALTEZZA】
「トヨタ アルテッツア」です。

はい・・・・


「てっさ」です!(違っ!)

九州にいた頃はたま~に食べていたんですが、北海道に来てからは全く食べていません。ちなみに正しいお作法は真ん中から食べることだそうですよ、端から行きがちですけど。
まあ、カワハギでお造りにしても美味なんですが、こちらの人・・・釣れても捨てちゃうんですよねカワハギ、小さいしな。
カワハギも薄造りにして肝を醤油で溶いて食べると・・・あ~ヒンナヒンナ!、てっさかカワハギを久しぶりに食べたいなぁ・・・話がそれました。

当初は、小型軽量なFRスポーツとして開発されていたんです。この噂が流れ車の雑誌などでは


AE86の再来か?と色めきたっていたんですが・・・。
開発途中から海外販売も見据えて、ライバルとして設定されたのは当時のBMW3シリーズやメルツェデス(徳大寺風表記)のCクラスなどの欧州Dセグメント車に変更、結局ボディは3ナンバー枠へ拡大され


1998年、てっさ・・・いやアルテッツアはデビューしました。

スペック(4気筒のRS200で)
水冷直列4気筒DOHC16バルブ、排気量1998cc、最高出力210馬力です。
RS200は


3S-GEエンジンの4気筒、グレードは他にはAS200もありますが、こちらは2リッター直列6気筒の


1G-FEエンジンで160馬力となります、何故か6気筒のほうが下のグレード扱いなのです。両方ともMTの設定がありましたが、RSは6速MT、ASは5速MTでした(後にASも6速MTに変更されましたが)。
ちなみに4気筒であるRS200は、エンジン搭載位置がかなり運転席側寄りになっていて、いわゆるフロントミッドシップに近い配置になっています。


基本的にボディはプログレと共用していますが、RSの6MT車にはトルセンLSDを装備してあったり、NAの4気筒ながらも210馬力とリッター100馬力越えを達成していたりとかなりスポーツ指向な味付け、足回りは前後ダブルウィッシュボーンが奢られております。
はい、装備だけならそこら辺のガワだけスポーティーカーよりスポーツカーなのです。




内装、クロノグラフ風のメーターがお洒落、一部ではオモチャっぽいとも言われていましたが、私は嫌いじゃないけどなこれ、案外見やすいそうですよ。


セミバケ風味のシートやアルミ風ペダル類がまたスポーティーです。


リヤビュー、クリアカバーに包まれた丸型4灯テールランプ、欧州車を意識した感じのデザインです。
ちなみに海外でのお名前は・・・

【レクサス IS200】

はい、実は初代レクサスIS200とはアルテッツアだったのです。
これが開発途中での路線変更の最大の理由でした、当初の予定では「平成のAE86」を造るはずだったのがレクサスに・・・だから開発途中で仮想敵がBMWやメルツェデス(by徳大寺)になったのです。

2001年にマイナーチェンジ


グリルデザインなどが変更になり、AS200のMTも6MTになりました。

そして、同年7月 に


ステーションワゴン風味の「アルテッツァ ジータ」(レクサス ISスポーツクロス)が追加されました。
なんでこれを・・・と、当時は思いましたけどね。まあ、考えてみると欧州車にはシューティングブレークなどのワゴンも設定されていましたし、それへの対抗だったようですが。ジータは約10cmほど車体が延長されています。そしてジータには2JZ-GE直列6気筒エンジン、排気量2997cc、最高出力220馬力のAS300が追加されました。
そう、実はアルテッツアはその気になれば3リッター直6を搭載できるのです。エンジンマウントの流用が可能ですからね。
ちなみにジータのAS300にだけ、AWDモデルもありました。

その後、全グレードのHIDヘッドライト化、特別仕様車の追加が行われて2005年に生産終了、全体的な販売推移で面白い現象が起こっていまして、最初は若年層を中心としてRS200の方が売れていたそうですが、モデル末期にはチェイサーやマークⅡから乗り換える40~50歳代が中心となり、AS200のAT車が売れ筋になって行ったそうです。若者のスポーツ車離れがこのあたりから始まったんでしょうかね?。

モータースポーツの世界では?




改造範囲の狭いN1耐久や、ネッツトヨタ主催のワンメイクレースなどが開催されていました。
ワンメイク車両はRS200をベースにした専用のカップカーが販売され、ナンバーをつけたままのレースは出来ませんでしたが、ヴィッツのワンメイクレースからステップアップをした人々が熱戦を繰り広げていたそうです、一部では国内のラリーにも参加していたとか。
全体的な販売台数は11万台とまずまず、しかし、てっさ(しつこい)は結構酷評も受けやすい車、何が悪かったのか?。
まず、車重が重い!、RS200は乾燥で1300kgを越え、ジータにいたっては1400kg台とかなり重い部類、剛性感を出すための補強やら強化が裏目に出たパターンですかね。ボディ自体はしっかりしているのですが。ちなみに一番車重が軽いのは、何故か6気筒を搭載していたAS200(MT車)だったそうですなんでだよ!w。
そして2~3速のギア比が離れすぎで加速感の谷が出来てしまっているのも残念ポイント、Zエディションでは最終減速比を下げて対処しようとしたのですが、肝心の2~3速はそのままという体たらく、これは欧州などでの騒音測定(2~3速のフル加速でやるらしい)に対応したらこうなったそうですが。
また、3S-GEエンジンは静粛性に難アリ状態でした。だからレクサスISでは2リッター直6と3リッター直6の設定です、4気筒の3Sは国内のみの設定だったのです。
そう、一見走りそうな車ですが、何かと走りをスポイルしてしまうウィークポイントも多めな車だったりします。普通に乗るなら熟成された6気筒のAS200の方が静かで良いとも言われていますよ。

さて、中古市場
以前よりかは若干の値上がり傾向はありますが、正直底値です。
RS200のZエディションで下は70万円あたりから上は130万円あたり、AS200のAT車なら50万円あたりから見つかります。ショップのチューンドでやっと200万円あたりと、案外お求め易い価格帯です。しかし、MT車を中心に若干値上がり傾向が見られるとのことなので、買うなら今が旬だと思われます。正直、ATで良いならお買い得ですよ、ATで速さを求めないのならばAS200の後期型は底値なのでオススメです。




トヨタから久しぶりに小型FRのMT車が出る!との噂で、当時はAE86の再来か!と話題騒然、いざ蓋を開けたら・・・実はレクサスブランドでの販売も含めた世界戦略車で、なんだよ3ナンバーの4ドアセダンかよ、車重が重すぎるぞ、こんなの86じゃないわと酷評も受けてしまいましたが、欧州での販売も睨んだ車体は同じクラスの外車に引けをとらない剛性感があり、足回りは2リッタークラスとしては高級な物が与えられ、4気筒ならフロントミッドシップ気味で前後重量配分も良く、その走りは侮れない。
この車がそれなりの実績を上げたからこそ、今のトヨタ86やBRZが生まれることになったと言っても過言ではない車、それがトヨタ アルテッツアかと。

所有するなら、迷うなぁ~、RS200のZエディションを選べば走りは間違いないでしょうが、静粛性の大人なASも捨てがたい。個人的には海外向けのISのようにセダンボディで3リッターNAエンジンがあればなぁと個人的には思います。まあ、その載せかえは部品の流用が効くそうなので簡単らしいのですが。やはり世代的に直6エンジンに惹かれる物がありますし。
2リッターの1Gをチューンして200馬力を目指しても良さげ、タコ足とかハイカムとか入れたりしてみたいかも、ターボはいらないかな。
後はしっかりした車高調を入れて・・・あればビルシュタインが良さげ、車高は2cmほどで軽~く落とす程度で良いかな。
外装はおとなしめで、スポコン風な派手なのが主流ですが。


外装はこれが個人的な理想、リヤウイングもこういうタイプが良いな、派手な足付きN1風ウイングは私は好きではないので、車高はもう少し上げて大人な感じで・・・時には遊ぶ感じが良いかな。買うなら今が旬なんでしょうけどね、パーツもわりと豊富ですし。

ジータについて個人的な考えですが、欧州車のシューティングブレークやスポーツバックへの対抗だったのでしょうけど、恐らく国内ではレガシィやインプレッサの対抗としてもトヨタは考えていたのかも。


つまり、インプレッサワゴンも仮想敵だったのかなと。
このクラスの小型なスポーツワゴンが欲しくなり開発したのかもしれませんね。

安価に入手出来て走りを楽しめる車が欲しいなら、今、アルテッツアはオススメな車だと思いますよ。
Posted at 2022/03/26 08:21:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年03月19日 イイね!

好きなバイク(*´ω`*)


部署異動(60m)の引き継ぎなどで少し間が開きましたが、お久しぶりです。






はい、【変態】じゃなくてスズ菌!w
黎明期のスズ菌2サイクルバイクを世界的に有名にした大事な一台を。

【SUZUKI T500】
「スズキ T500」です。

かなり古いバイクなのでわからないかも・・・60年代末期~70年代ですから。

まずは1965年に


市販車初のDOHCを搭載した、4サイクル2気筒43馬力のCB450をホンダが販売
いわゆるクジラタンクの初代CB450ですね。

そして1967年のこと。


スズ菌はこの2サイクル2気筒のT200と

こちらの拡大版であるT250で2サイクルの変態じゃなくて2サイクルのスズキとして世間を席巻(これはギャグなのか?)しておりました。


つまりTT兄弟で市場を攻めていたわけですね。


ちなみに、この初代サイクロン号のベースもT250だったそうですよ。同時期のTS250ハスラーも使っていたようですが。


しかし、ほぼ同時期に4サイクルDOHC、45馬力のドリームCB450の2型で国内外にカチコミをかけて来やがりました。


そんなことをしたら・・・【変態】の血が黙っていなかったわけで・・・同じ浜松のメーカーだし(ホンダも昔は浜松にありました)。

1967年の東京モーターショーに「ファイブ」という名前で対抗馬を出展


当時としては最大排気量の2サイクルエンジンを搭載した、2気筒500ccのT500が1968年に爆誕したのです。
つまり、初代のCB450(クジラのほう)が出た頃には開発は始まっていたようですね。
スペック
空冷2サイクル2気筒、排気量492cc、最高出力47馬力です。

海外でも販売されて、海外(特に欧州)では「タイタン500」という通り名で呼ばれていました。


しかし、輸出用にスズ菌がT500につけていたペットネームは「コブラ」だったり「T5」だったりと・・・この辺が少しややこしいのですがw。
当時、250cc以上の排気量の2サイクルエンジンは、冷却は空冷が主流だったせいもあり、熱対策的に難しいと言われていた時代にあえて500ccの排気量でチャレンジ。
しかし、開発段階ではやはり熱対策に悩まされたそうで、特にシリンダー内の冷却が大問題となり、エンジンの異常振動やシリンダースリーブの引っ掻き傷など、温度の上昇にともなう様々なトラブルが発生して技術陣を悩ませたそうです。2サイクル空冷に500ccという排気量はやはり大きな壁だったのです。
そこでクランクケース右後方にオイルポンプを設置、クランクシャフトの両端部へオイルを圧送して熱対策、このあたりからスズ菌は油冷というものをつかみ始めたのかもしれません。この強制給油潤滑システムによって、T500の信頼性は、はじめて確保されることになりました。
翌年、1969年には早速2型へ、キャスター角の見直しなどを行い、直進安定性を向上させました。
しかし、今度は関西(厳密に言えばアメリカ)から刺客が・・・


はい、北米からカワサ菌が500SSマッハⅢでやって来たのです、2サイクル500ccの3気筒エンジンで参上、ちなみに初期の北米モデルは「ウインカーがオプション」でしたがw(紹介済)。
こうなると・・・T500の売れ行きに陰りが・・・。


スズ菌がマッハⅢに対抗するために出した解答は、1971年に発売した水冷2サイクル3気筒のGT750、いわゆるウォーターバッファロー(水牛)だったわけですが。


T500も同年にGT500と名を変えてスタイルをリファイン、スズ菌GTシリーズの一員として生まれ変わりました。
そう、この頃は市販2サイクルバイクの世界では、ヤマハやカワサ菌とガチの抗争を繰り広げていたのです。「2サイクルのスズ菌」のナニかけて・・・いや、名にかけて。

レースの世界でも活躍していて


こちらがレーサーである「TR500タイタン」、アメリカのカリフォルニア州で開催された12時間耐久レースで1-2-3フィニッシュを為し遂げる快挙を達成しています。
このレーサーから、T500はタイタンとも呼ばれるようになったのです。
日本では、絞りアップハンドルにシッシーバー装着や、セパハンを装着した姿で街角を直管マフラーで駆け抜ける、つまり暴走族の前身である「カミナリ族」や、新聞社の社旗を旗棒になびかせた走り命(がけ)の「プレスライダー」達にも愛されました。
最大排気量2サイクルの名をGT750に譲り、T500(GT500)は1974年末に生産を終了しました。2サイクルのスズ菌の魂は3気筒のGTシリーズに受け継がれて行ったのです。


まあ、結局1972年にはGT380の拡大版であるGT550を出したんですけどね。2サイクル3気筒でサンパチと同じくラムエアクーリングシステム装備のを出しちゃっています。こいつは海外では何故かインディと呼ばれていましたが。

さて、中古市場
流石に年代物の下手をすればクラシカルの部類に入るバイクですのでタマ数が・・・2台発見。
1台はGT500で83万円、もう1台はT500初期の完全ノーマルで110万円でした。
あら?、思っていたよりかは暴騰はしていない感じです。ちなみに上記のGT550は300万円以上なんて物も・・・わりと最近ある番組内で、ヒロミがレストアベースのGT550をある有名バイク屋で80万円で購入していましたが(治すそうで)。
同じ500cc2サイクルのカワサ菌マッパは500万円越えも珍しくないのにな。





スズ菌が「2サイクルのスズ菌」であり続けるために、持てる全ての力で当時世界最大排気量の2サイクルバイクの開発にチャレンジ、熱問題に悩まされながらもそれらを克服し、レースの世界でも大活躍、タイタンの名と共に「2サイクルのスズ菌」の名を再び世界に轟かせたバイク、それがスズキT500です。

所有するなら・・・というかここからは私からの提言。
そりゃ確かにカワサ菌マッパはカッコ良いですよ。
しかし、500万円?、600万円?、そこまでの金額を支払うバイクなんですかねぇ?、正直、暴騰しすぎだと思いませんか?。
そこでT500のススメ!
そりゃ100万円あたりですからこれもけっして安い部類では無いのですが、それでも!、暴騰マッパよりかはまだお求め易い価格かなと。
何?古くさいスタイル?、ジジ臭いだと?






これどーよ!


こんな感じはどーよ! 


こんなのはどーよ!


カウル付きもいいぞ!

T500は英国風クラシカル カフェスタイルにすると渋くなるんですよ!。
排気音もマッパに負けず劣らずでパンパンと弾けるような2サイクルサウンドです。チャンバーを装着すれば尚良くなります。
カワサキマッパにバカみたいにお金を払うぐらいなら、まだそれよりかは安く入手出来る、こういう渋いバイクも世の中にはあるんだよという私からの提言であります。
整備面?古いからパーツは流石に厳しいですがそれはマッパも同じだし、T500はツインだからエンジン分解も楽だそうですし、そもそもエンジンの造りがシンプルですから、整備もしやすく他車部品の流用もかなり効くそうです。 
カワサキのアレより安くて渋くて整備性も良いのがスズキT500!、いかがでしょうか!。
Posted at 2022/03/19 07:12:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | クルマ

プロフィール

「スズキS-MALLで購入した刀ステッカー、わりと小さめだったのでカウルのサイドに貼りました。左右ともに悪くないかな~と。」
何シテル?   04/27 15:53
マヨイガです。現在北海道在住、出身(実家)は福岡だったりします。 怖がる事はない。恥ずかしがる事はない。オヂサンと一緒にアブナい世界に行こうね…(嘘です嘘) 追...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/3 >>

  12345
6789101112
131415161718 19
202122232425 26
2728293031  

リンク・クリップ

好きな車(゚ー゚*) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/12/01 19:34:14
ENKEI ENKEI SPORT RC-T5 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/12/27 06:18:38
好きな車( ´ー`) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/12/03 00:27:18

愛車一覧

スズキ スイフトスポーツ アオタMk-Ⅱ (スズキ スイフトスポーツ)
夏ホイール ENKEI:NT-03RR(17インチ7J) 夏タイヤ NITTO:NT55 ...
スズキ SV650X ABS タナカさん (スズキ SV650X ABS)
2021年モデルの最後の生産分です。遂にパーツ類の取り付け完了しました、いわゆる「短刀」 ...
スズキ ジクサーSF250 ジクさん (スズキ ジクサーSF250)
納車に2カ月以上(去年の9月末納車)、よって去年は1カ月ぐらいしか乗れませんでしたから、 ...
スズキ カタナ400 スズキ カタナ400
ゼファーが車検を迎える前にスズキからGSX400Sカタナが出ると知り即行で予約、販売開始 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation