ンネェ~・・・・・・・・
開国シテクダサ~~イ・・・・・
ンネェ~・・・モウ・・・・ホント・・・
イイジャナイッ!開国ウゥゥ~!
じゃねーよ。
あのさぁ・・・ジクサーSF250はまだですか?、んねぇ~?、もう、まだ?まだなの?
印度のみんなぁ~!オラにジクサーをわけてくれぇ~!
いや、だから踊ってんじゃねーよ!w、だいたいU・S・AじゃなくてI・N・Dでしょうが!w。
いい加減にしないと中印国境線に「人(ピー)解(ピー)軍」を送りこむよ本当。
♪オモチャの兵隊だ ~
「ソ連!突撃~!」に聞こえてしょうがないけどなγαρααααααααααα~!(ウラ~!)w
と、いうわけで
・・・・・スズ菌ですよ。
【SUZUKI GSX-R 250】
「スズキ GSX-R250」です。
今だと現行車のコレが思い浮かぶかもですが、これは「GSX250R」ですから、2気筒で中国生産だし違いますよ・・・こっちは在庫車が有り余っているんだけどなぁ~。
今回のは4気筒のこちらですからね。
1型、2型両方紹介します。
1987年、250cc直4レプリカ系(レースは走っていませんが)としては実は遅めのデビューでした。
いや、スズ菌はこれまでにも直4の250は出してはいたんですけどね。
世界初の水冷250cc4気筒のコイツ・・・如何せんデカすぎ&重すぎた(当時の400cc4気筒とたいして変わらない重さ)、だから「音ばかりが先に行く遅い250」とか言われていたりw、価格も当時としては高めでしたし。GS250FWですね(紹介済)、先月久しぶりにこれの黒が走っているのを見ましたよ、ヨシムラ管から(音だけは)良い音を奏でておりました。
FWよりかは軽くてコンパクトになったんですが、如何せん「地味すぎた」GF((仮)・・・はい?)250(画像はカウル付きのS)Fとかね(紹介済)。
まあ、両車共にスズ菌らしく華々しく「爆死」したわけですがw。
流石に他社の状況に【変態】の血が騒いだのか。
もっと「らしく」て、もっと「売れそう」なのをと、GSX-R250は誕生したわけですね。
スペックの時間だコラァァ~!💢
水冷4気筒DOHC16バルブ、排気量 248cc、最高出力 45馬力です。
GSX-R一族の名に恥じぬカリカリのレプリカ系・・・と思われがちですが、比較的にポジションもアップライトで楽、出力特性も4気筒ですがエキマニ同士を一部連結させて(純正マフラーは開発にヨシムラが関わっています)中低速も極力犠牲にしない配慮がなされていたりと意外とユーザーフレンドリーなバイクだそうです、フレームも角形断面のスチールなんですよ、アルミと思われがちですが。
しかし、そこはGSX-R一族の血で乾燥重量は138kgと当時のクラス最軽量、ムチを入れればFWやGFとは違う新規開発のDOHC16バルブエンジンで45馬力の出力、17000回転からのレッドゾーンです。
存在を忘れられがちですが、ハーフカウル仕様もありました、調べるまで私は知りませんでしたよ。
フルカウルが53万円、ハーフカウルは51万円だったそうです、直4の250ccがこのお値段で新車で買える時代だったんですねぇ・・・(遠い目)。
88年には細部の小変更
1~3速をクロスレシオ化した(つまりクロスミッション装備)SP(スポーツプロダクション)モデルも追加となりました。こちらは55万円・・・やはり良い時代だなぁ( T∀T)。
最終的には1989年まで1型は造られまして画像が最終型。
カラーの変更、ウインカーの小型化や荷掛けフックの追加、また、消費税に対応するために52万円に本体価格を値下げ(税抜き)したりと、ひたすらにユーザーに優しい250レプリカだったのです、【変態】の良心(下心?)が炸裂ですね。
そして、1989年には
Rが1つ増えてGSX-R250Rへと進化しました。
スペック的には変更はありませんが、バルブの大型化やコンロッドの軽量化、フレームがスチールからアルミフレームへ変更、エンジンの搭載方式もクレードルからダイヤモンド式(つまり吊り下げ式)に変更、キャブレターがこれまでの2連2バレル式から4連のダウンドラフトタイプへと変更、エアクリーナーボックスの拡大やエンジンヘッドに効率良く冷却風をあてるためのSCAIシステムの取り付け、湾曲大型ラジエーターなどなど大幅に変更されました。
ハンドル位置を見ての通りでかなりキツイ前傾姿勢になりこれまでのユーザーに優しい路線をかなぐり捨てています。
丁度この頃にホンダがCBRのダボアール(RR)を出したりしていますからね。
正にこれかと・・・・すみません、このTシャツが欲しいんですけどww。
更にこちらのRにも
SPが出ています。
最初からシートはシングルシート、クロスミッションの装着が変更点です。
ユーザーへの優しさは損なわれたわけですが、その分速さは他社の4サイクル250レプリカに対してひけをとらない物になっています。
では、その優しさの部分はどうなったのか?。
カウルもフロントディスクも1枚かなぐり捨てたこちらが担当したわけです、はい、希少なスズ菌の「蛇柱」です(紹介済)。
だからギア比を変更して加速重視にしているのにどうしてシングルディスクにするんだい?、あの2サイクル狼さんもそうだけどスズ菌のこの当時の悪い癖ですな。
尚、この蛇柱(違っ!)・・・コブラなんですが、形式名は「GSX250S」だったいうのをご存知でしたか?。
って・・・・あれっ?
コイツの立場は?、お名前は「GSX250Sカタナ」ですが。
実は250カタナの形式名は「GSX250SS」なんですよ。
つまり、まさか250ccでカタナを出すわけねーしコブラの形式名はGSX250Sでいいよね?(翌年1990年)→カタナの250出すんかーい!となったのが原因だそうです。
GSX-R250シリーズはその後マイナーチェンジも無くフェードアウトしていきました。
さて、中古市場。
1型が流通のメインですね、こちらの方がタマ数は多いので、下は25万円あたりで上は40行かないぐらい、走行は2万キロ以内がほとんどです。SPは発見できず。1台70万円の価格でしたが走行が4000kmちょいの美車でした。
2型は1台だけで33万円あたり、こちらは実はタマ数が1型より少なくて見つけるのは大変です。
丁度89年あたりはレプリカブームの終焉が始まった年ですから、実は2型って1型ほどは売れていないんですよ。
他社に刺激され出しましたが、ユーザーへの優しさも持ち合わせた1型、そして本気を出してみたけれど、レプリカブームが終わり始めてわりと不遇な立場だった2型と出した時期が少し遅きに失した感はありますが、その完成度は決して他社の250cc4気筒レプリカ系に劣る事は無かったバイク、それがスズキGSX-R250(R)です。
尚、このGSX-R250のエンジンはその後(M)ACROSSとか山賊とかにも使われて最終的にはVC化(つまりVT(ピー)Cだね)されたりと長く使われる事になるんですがそれはまた別の話。
個人的には1型のSP、もしくは1型の赤黒カラーで、勿論マフラーはヨシムラで乗りたいですね。
赤黒カラーならヨシムラトルネード風にカウルを改造して乗るのも面白いかも。
ああ、なんだよ結構1型の程度の良い個体って思っていたより安価で、タマもそこそこあるんだな。
探しておけば良かったかな、そうしたら今頃乗り回してブイブイと・・・いやいや、油冷【スズ菌(変態)の魂】に乗りたいから待ちますよw。