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マヨイガのブログ一覧

2023年07月28日 イイね!

好きな車(*^ー゚)


今回は国産、その会社の初の本格的市販四輪乗用車は、小さくても流麗なクーペでした・・・というわけでマツダさんです。

【MAZDA R360 Coupe】
「マツダ R360クーペ」です。

1950年代後半のマツダ(東洋工業)は


三輪トラック専門の会社でしたが


四輪車も一応少数造っていました。名前はCA型、見てのとおり小型の四輪トラックみたいなヤツでした。しかし生産台数は年に二桁台で本格的な乗用車生産に乗り出すにはまだ時期尚早と本格的な量産はしていません。
そこへ日本の国民車構想が立ち上がり1958年にスバル360が誕生(紹介済)、マツダとしてもこれはチャンスと長年構想をあたためていた乗用車を1960年に発表。

マツダ R360 クーペの誕生です。
スペック
4サイクル強制空冷V型OHV2気筒、排気量356cc、最高出力16馬力です。


まずはエンジンから。
2サイクルが主流だった当時の軽自動車の中では珍しく4サイクルV型2気筒OHVを採用


それまでに軽三輪車のK360があったんですが、これ用のエンジンブロックは鋳鉄メインでした。しかしこのエンジンを流用したR360ではオイルパン、クラッチハウジングにマグネシウム合金を採用、クランクケースやタイミングカバーにはアルミ合金を使い、徹底した軽量化が図られた。おかげで車両重量は乾燥380kg!エンジン出力は16馬力ですが超軽量です。
さらにオイル循環系にドライサンプ方式を採用しておりオイルの掻き上げ抵抗も低減、OHVの2気筒エンジンながら許容回転数は最大5,000rpmを超える、当時としては異例の高回転エンジンでした。



駆動はこの時代の定番とも言えるRR(リヤエンジンリヤドライブ)方式、足回りは前後ともトレーリングアーム独立懸架、トーションラバースプリング式、このサスペンションはナイトハルト式というトーションラバーによる独立懸架で、茶筒ぐらいの外筒をボディに固定し、中央のシャフトにスイングアームを取り付け、ゴムのねじれをバネとする構造です。ただ、この中のゴムが外れてしまって傾いてしまうトラブルもあったとか。ブレーキは前後ともドラム式、しかし、この時代に冷却のためのアルミフィン付きドラムブレーキが標準とはなかなか贅沢な造りです。


スピードメーターしかないシンプルな運転席、トランスミッションは4速MTかトルコン式の2速ATも選択できました、この時代の軽自動車としては贅沢ですね。


リヤシート、ボディサイズは全長×全幅×全高が2980×1290×1290mmで非常にコンパクトですから、後席はあくまで2by2な補助的なもの、マツダ的には軽自動車ら基本大人1人か2人の移動が多いだろうと判断、リヤシートは子供が座れれば充分としたそうです。各ウインドウは前だけがガラスでサイドやリヤはプレキシガラス(樹脂製)でした。


側面図、上記のボディサイズですが意外とロングノーズ風、ショートデッキなスタイル、乗車定員は4名ですがやはり1~2人の移動に特化しているのがわかります、ホイールベースも長めですね。


リヤ回り、リヤウインドウは案外大きめで、後席は狭いですがヘッドスペースは広めだったそうです。
当時の販売価格は30万円で、同時期のライバルのスバル360が36万円でしたからかなり安価な価格設定、このことから発表直後から多数の受注を受けたとか。しかし、大卒初任給が1万3千円の時代ですから、現在の感覚だとだいたい450万円といったところでしょうか、初期のスバル360で500万円ぐらいの感覚だったそうですから。それでも大量発注となりマツダ的にはしてやったりだったそうです。
しかし、やはり家族4人が乗るには狭くてキツイとなり1962年あたりにはスバル360が価格を下げたのもあり売上が低迷


よってマツダは4人でも余裕がある初代キャロルを1962年に発表、それでも比較的に安価な値段なのもあり1966年までは生産販売されたそうです、そして2速ATモデルについては身体にハンディキャップを持つ方々のために1969年までは生産販売を継続しています。

実はこの小さなクーペは、レースにも参戦していまして。


1963年の鈴鹿サーキットで開催された、第一回日本グランプリツーリングカーレース、R360が参戦したのは、C-1クラス。


これはミニカーですが、こんな姿でレースに参戦。
ツーリングカー400cc以下の1番最初に行われたレースで、参戦したのはR360の他にスズ(菌)ライトとスバル360の3車種、ほぼノーマルのままで参戦して最高リザルトは9位だったとか。
翌年の第ニ回大会にも参戦、その時はキャロルと参戦したそうです。
非力なエンジンパワーで苦戦したようですが、完走は果たしています。

さて、中古市場
スバル360ほどではありませんが、それなりに生産台数はあるほうなのでたまに出てくるそうです。
中古販売では2台発見、価格はどちらもASK(応談)、ちなみに某オクで不動のレストアベースがありましたが、現時点で130万円ほどまで上がっていました。応談の車両は200~250万円あたりが相場じゃないかなとのこと、部品なんて出て来ないでしょうから、高価でも素直にレストア済を購入したほうが良いかと思われます。














マツダ初の市販四輪乗用車は、とても小さな車でしたが、出来る限り軽く、出来る限りシンプルに、尚且つ革新的な機能でなるべく価格も安くと様々な新機軸を与えられました、その甲斐あって発表当初は大量受注を受け、一時期は当時の日本の街中を埋めつくしたんですが、やはり車内の狭さはいかんともしがたく、ライバルに逆襲される憂き目に合いましたが、実は日本で初めて車名で「クーペ」を名乗った車、それがマツダ R360クーペです。

所有するなら?、これはノーマルのまま乗るべき車でしょうね。


だけど、こんな感じで軽くヤンチャしても可愛くてカッコ良いんですよね、これ良いなぁ。
実際に現在も所有している方々によると、構造がシンプルなので案外修理はしやすいそうで、燃費もリッター12kmぐらいで走れるとか、ただ、強制空冷のドライサンプ潤滑ですから、エンジンオイルの予備は積んでおいたほうが良いそうで、出先でもこまめなオイル量のチェックが必要とのこと、なんか、空冷VWみたいだな。
私自身は過去にとある博物館で展示されていた車両しか見たことがありません、とても小さくて可愛いという言葉が思わず口をついてしまいました。
久しぶりにまた見たい車です、できれば運転してみたいなぁ。

実は調べていてこんな画像が。


どう見てもフルオープンなんですけど、R360クーペにオープンモデルがあったとは出て来なかったんですよ。オープンもあったんでしょうか?それとも自作?。
Posted at 2023/07/28 18:14:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 好きな車 | クルマ
2023年07月14日 イイね!

好きなバイク(*^-^*)


小さなレジャーバイク(ホンダ以外、モンゴリダックスは紹介済)シリーズの続き(part2)になります。


前回、カワサ菌のAV(エッチなのではない!w)50をご紹介しました。
さて今回は・・・




聖 地 発 見!!www

スズ菌の真の聖地は岐阜県にあったのですね・・・w

ここ、本当の名前は「鈴蘭高原」なんだそうですが、石碑のあまりにも流暢な草書体のせいで「蘭」が「菌」に見えてしまい「鈴菌高原」とも呼ばれているそうですw・・・今では二輪四輪問わずでスズ菌罹患者の聖地となってしまった模様、いや、もうね・・・これは・・・


スズ菌クラスターとしては本当に行ってみたくなりましたw、というわけでスズ菌です。

【SUZUKI VanVan50】
「スズキ バンバン50」です。
ちなみに形式名だと「RV50」になります。
車名については「道を選ばずバンバン走ろう!」からで・・・はい、なんの捻りもありませんねw。まあ、コレラ・・・じゃねーよコレダ号とかあると便利なスズ菌アルトとか・・・なんともスズ菌らしいネーミングですけど。

ホンダからマイキーくんいやモンキーくんやダックスやゴリラが販売されたわけですが、【変態】がただ黙っているわけもなく。
1972年に

バンバン50は誕生しました。
でも、実は1971年にバンバン90が先に出たんですけどね。
スペック
空冷クランクケースリードバルブ2サイクル単気筒、排気量49cc、最高出力4.3馬力です。


フロント、リヤ共に10インチで5.40幅の極太レクタングルタイヤ、ちなみに純正で空気入れが装備されていて、フレーム左側に沿う形で装着されています。


これが純正空気入れ、荒れ地や砂地で空気を抜いて走って遊んだら、これで空気圧を戻してねという【変態的】な配慮w。
同じ1972年に125が、1973年にはバンバン75も販売されています。


純正オプションも豊富で、画像がほぼフルオプション、バイザーやフロントのカゴ、振り分けバッグ等もあったそうです。





1973年に、フロントフォークに油圧ダンパー式のテレスコピック、フレームにダウンチューブ型のエンジンガード、更にロータリー式4速ミッションを採用した「バンバン50スポーツ(RV50S)」と、自動遠心クラッチ・ロータリー式3速ミッションの「バンバン50オートクラッチ(RV50A)」が追加、花柄シートなんかもこの時に追加されています。
1974年にグレード整理でスポーツとデラックスの2種類に統合


1975年には、市街地走行の多いユーザー向けに、前後のタイヤを一回り細い3.50幅にサイズダウン、セリアーニ式テレスコピックフロントフォークを採用し、アライメントの調整で直進安定性を向上させた「バンバン50T」を追加、5.40幅のレクタングルタイヤは、不整地では威力を発揮しますが、市街地では直安性に欠けると言われていたからです。




1978年にマイナーチェンジで、カラーリング変更とメーターやスイッチのレイアウトを変更、



1982年にバンバン50スポーツのみとなり、最終的には1987年あたりまではラインナップにはあったとか・・・はい、なんだかんだで15年ぐらいの長いモデルスパンだったのです。






やっぱり【変態】、いつの間にか結果を出してる、一発を狙うとなぜかハズすんですけどねw。

一応、ご兄弟の画像も。


こちらがバンバン75


これはバンバン90


わりとレアなバンバン125になります。
バンバンの走りは?、4.3馬力ほどですがそこは2サイクル、モンゴリよりかは活発に走れるそうで、不整地でも2サイクルらしい粘りがあり、また空気圧調整でなかなかの走破性も持っているそうです。ただ、舗装路では前後5.40のタイヤは直安性に欠けている欠点もあるそうですが、上記の通り前後タイヤを3.50にしてアライメント調整をされてからは大丈夫になったとのこと。まあ、速いとかはありませんが普通に舗装路も走れるようになりました。

さて、中古市場
当時の新車販売価格は10万ちょいぐらいだったので、その頃よりかは上がってはいますが、そんなには暴騰していない感じですね。
下は13万円あたりから、上は24万円あたりと今の原付~125あたりを新車で購入するなら買えなくは無い、わりと良心的な価格帯です。2サイクルエンジンがお好きなら狙ってみても良いかなと、見た目もアップマフラーである意味今流行りのスクランブラー感もありますし中古価格が絶賛暴騰中のモンゴリダックスよりかは狙い目かと。
整備に自信があるなら・・・はい、いつもの地元の掲示板あたりを探索するのもアリ、下手をしたらあげますされているのも発見できますよ。ただし、部品はほぼ欠品していると思ってください。特に5.40幅のタイヤはなかなか出てこないらしい、新品はほぼ皆無で、中古のほぼ新品をオクとかで手に入れている状態だとか、しかもその相場は1本15000円あたり、少なくともタイヤは前後3.50にしちゃったほうが良いかもです。
尚、エンジンについては


長く生産されていたビジネスモデルのスズキK50の部品流用が可能とのことです、ほぼ同じエンジンだとか、エンジンだけでもドナーとして入手しておくのもアリかも。
ご兄弟については、75ccが30万円台、90ccはレア気味なので40万円台、さらにレアな125ccは強気な価格帯で50~60万円あたりです。125は確かにレアですからね。



 





ホンダのモンゴリアンチョップ・・・いや、モンゴリダックス達に対抗するために、特に路外での走破性を重視、まさにレジャーバイクとしての性能に特化したバイク。ただ、それにより逆に舗装路が走りにくくなった部分もありますがそれも年次改良で解決、最終的には15年ほど造り続けられ日常の足としても愛されたバイク、それがスズキ バンバン50です。

所有するなら?、75か125が良いかな?、やはり30km制限とか二段階右折はウザいので。
50のスタイルを貫くならばボアアップで80~90ccあたりにして小型登録に変更で、チャンバーなどは他社の2スト50cc用を流用改造して自作している方々が多いです。モンゴリダックス達ほどは社外パーツはありませんから流用や自作派が頑張っています。


いや、これはスゲぇ!ローアンドロングを極めたバンバン、恐らくフレームからイジっているのかなと。


一見爽やかカラーへ変更系に見えますが、実はこれかなりの力作でして、なんとエンジンが4サイクル単気筒になっているそうです。いわゆる中華製125ccの4サイクルエンジンに載せ換えした模様、昨今この中華製125ccエンジンはよくミニバイクなどに流用されていますけど、価格も新品箱入りが尼などで3万円台だそうで安いし。それでもかなり面倒臭かったんじゃないかな~と。これは凄すぎるぞ。
と、いうわけで流用等で4サイクル化もアリなカスタムだそうです。
近年古いバイクは排気量関係なく価格が暴騰していますが、まだ比較的に安価で今が買いなミニバイクですね。

さて、次は・・・ってもうあの会社しか残って無いですけどねw。
Posted at 2023/07/14 18:20:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | クルマ
2023年07月08日 イイね!

タナカさんと(Samurai drive篇)

久しぶりになりました。

まあ~、あちらこちら行っておりますよ。


支笏湖~


8年ぶりに支笏湖のポロピナイへ。本当はいつものきのこ王国へ行くつもりでしたが、そちら方向が雨だったので。




美瑛町で牧草ロールをバックに、牧草ロールって1つ500kgぐらいあるそうですね。


美瑛の青い池フロート、この日は暑かった。

旭川を抜けて名寄市方面へ。




士別(しべつ)町の道の駅、ちなみに北海道には標津(しべつ)町と士別(しべつ)町がありまして、士別のほうは士(サムライ)士別と主張しております。


うお~っ!ドゥカティの初代900SS!、いわゆるべべルと呼ばれているやつですね。カムシャフトをべべルギアで駆動していたからこう呼ばれています、始動はキックのみでグズるとプラグがカブってエンジンがかからなくなるから、プラグを持ち歩かなければならないそうで。


道の駅剣淵(けんぶち)


アスパラベーコン巻きかまぼこ。アスパラが1本まるごと入っていて、さらにそのアスパラにベーコンが巻いてあって、かまぼこで包まれている状態。かなり食べごたえがありました。


名寄の道の駅


ぶっかけ天ぷら蕎麦、野菜天が甘くて美味しい。


名寄の市街、実はあと100km無いぐらいで稚内まで行けるんですけどね。


Samurai drive(CUNE)
この曲はhitomiのバージョンが有名ですが、CUNEのこちらが原曲ですよ。
サムライ士別へのドライブということでw。
さあ、まだまだ走るよ~!
Posted at 2023/07/08 21:30:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | SV650X | 日記

プロフィール

「スズキS-MALLで購入した刀ステッカー、わりと小さめだったのでカウルのサイドに貼りました。左右ともに悪くないかな~と。」
何シテル?   04/27 15:53
マヨイガです。現在北海道在住、出身(実家)は福岡だったりします。 怖がる事はない。恥ずかしがる事はない。オヂサンと一緒にアブナい世界に行こうね…(嘘です嘘) 追...
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