ん~どうしようかな~!(テレビから「スズキは創立100周年!」)
よし、スズ菌!君に決めた!。
創立100周年なんだから早く「100th アニバーサリー1100カタナ」を1100台限定で出しなさいよ!、えっ?、現行型の1000ccのカタナ(の、ような物体)があるじゃないかだと?、あれはカタナではないの!
タナカさんなの!
(誰っ?誰なのっ!怖いよっ!)
さておき、今回はこちら。
【SUZUKI SV1000/S】
「スズキSV1000/S」です。
いわゆるドゥカティの対抗馬であったVツインスポーツである
TL1000Sと。
そのレーサー仕様である
TL1000Rがありました(両方紹介済)
Rに至っては馬力は上でも市街地用のSより車重が重かったというデヴでしたけどね・・・レーサーが何故太るんだよ(´Д`)。
そして、この2台が持っていた最大のウイークポイントは
ロータリーダンパー通称【ロリダン】!、つまりリヤのサスやショックの役目を内部の回転機構と油圧で行おうとした新機軸(V型エンジン搭載で長くなりやすい全長を短くするのが目的)でしたが・・・・
別名、スズ菌が造った・・・
「テム・レイの回路」(^_^;)
こんな・・・危険な物を・・・
(CV:古谷徹)
いや、実際危険でしてねコレ、TLのリヤはリジット(固定)か?とまで言われていた始末、まず硬すぎてサスが動かないというか仕事しないというかサボタージュ日本というか。とにかく動かない代物。
そんな走りに振りすぎたカリカリなTL達をもう少し優しくしようかと現れたのが
SV1000(画像はS)であります。2003年のデビュー。
スペックタイムイズマネー
水冷4サイクルV型2気筒DOHC8バルブ、排気量995cc、最高出力93馬力
(輸出仕様は116馬力)です。
まず、剛性バリバリのフロント倒立フォークを良く動く正立フォークへ、
ロリダン?危ないからリヤは普通のモノサスに変えたよっ!、フレームも強化したよっ!
TLよりエッジが効いたスタイルでサイドビューは(スズ菌にしては)カッコ良いよ!。
縦二連のLEDテールがKTMとかみたいで(スズ菌だとは思えないぐらいに)カッコ良いよ!バックシャンだよっ!
うん、(スズ菌らしからぬ)カッコ良さを持つバイクだというのは解ったから、さあ、そのお顔を見せておくれよ・・・
・・・・・・・・・んあああああああああ
なんか・・・こう・・・・GLAYだな・・・
あ、TE(ピー)Uさんいつもそんなに両手を広げていると
捕らえられてしまいますよ・・・グレイだけに。
いや、その綴り違いのGLAYでは無くて
こちらね、いわゆるリトルグレイ👽👈。
いや、これはきっとライトを点灯したらカッコ良くなるんだよ!・・・
👽✨
・・・・・・んんんああああああああああ
グレイだよ、ますます宇宙人だよ、目から怪光線だよ
これは蟹光線だよ。
小林多喜二でも無ければプロレタリア文学でも無いし札幌の清田へいらっしゃい!でも無いよと。
えっ?無印のSV1000はどうしたですと?。
こちらがSV1000です。グレイ感は消えましたが特徴と個性も消えてしまっているような?、スズ菌らしい野暮ったさが味ですかね。ビキニカウルが欲しいな。
しかし、これを外国のメーカーが手掛けると
えっ?、なんか急にカッコ良くなったぞ!。某社のモン(ピー)ターに似ていますけど。
あ、こちらはイタリアが火事だじゃねぇよイタリアのCAGIVAが、SV1000が出る少し前の1999年末に発表した「RAPTOR(ラプトール)」というモデルです。
TLのVツインエンジンを搭載しています。兄弟というか従兄弟(いとこ)のような関係、ロリダン?
アドリア海にサボイアS.21試作戦闘飛行艇から投げ捨てたそうです。
「動かねぇサスはただのゴミだ」🐷💢
火事場さん錆び弾よこされた時よりお怒りです。
そもそも、フレームがTLとは別物(いわゆるクロモリトラスフレーム)ですから取り付ける事ができませんが。
このSVのエンジン、他のスズ菌バイクのエンジンには見られない機構がありまして。
実は・・・カムギアトレーンなんです。
ただし、それが普通じゃない。
普通カムギアトレーンってこうですよね?、カムを歯車で直接駆動させます、ホンダのお家芸ですね。
これがSVのエンジンなんですが、一応カムをギアで駆動なんですがなんか変なモノがあるぞ。
よく見ると一部はチェーンで動力伝達をしています、なんでこんなにややこしい事をするかな?、やはり【変態】なんだなw。
尚、名称は「セミカムギアトレーン」と申します。
セミってなんだよ!1週間しか生きられないのかよ
セミ人間(星人)かよ!
おまえらやっつけてくだちい
ハサミと角をつけたらバ(ピー)タン星人だよ!w
SVはTLよりかは売れたようです、特にご兄弟のSV650は欧州ではロングセラーで
実は650は日本でも現行車なんですけどね、2008年に一度消えましたがフレームなどをトラスフレームにしてモデルチェンジして復活、現行はネイキッドのみですが新車で買えますよ。しかもわりとリーズナブルな価格です。
画像はSV650カスタム、良いなこれ。ちょっとBMWのR nine Tみたいな感じですが。
えっ?、何コレ?、フランスで販売されているカウルキットで「SV650 Tantō」(短刀・・・タ(ピー)トじゃないよ)だそうです。
あら、スタイルが破綻していないな、カタナのカウルは鼻が長くなったりタンクとカウルのラインの繋がりがおかしくなったりで大概は似合わない事が多いのに
コレならアリですね(日本でも販売されています、キットの価格は11万円)
そう、650の方は今でも愛されているんです。
さて、SV1000(S)の中古市場ですが、流通しているのはほとんどが👽👈です、つまりカウル付きのSの方。
ネイキッドの無印はあまり売れなかったそうでまず見かけません。
相場は過走行(6万キロ)で30万円あたりから、上は逆輸入フルパワーで60~70万円行かないあたり、まあ、妥当かなと以前よりかは少し値上がりしてはいますけど。
TL時代のネガティブを徹底的に叩いて砕き、スーパースポーツからツーリングにも優しいオールラウンダーへ変化しましたが、それがむしろ成功して欧州では(650が)ロングセラー、日本でも(650は)復活したバイク、それがスズキSV1000(S)です。
とりあえずヨシムラマフラーかな、というかカタナカウルを1000用にも出して欲しいな。フレームが太すぎて破綻しそうですがそこを上手くやっていただきたい。
1000なら名前は「小太刀」(こだち)でどうでしょうか。