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マヨイガのブログ一覧

2020年12月31日 イイね!

好きなバイクm(._.)m


2020年、皆様今年もお付き合いいただきありがとうございました。

では今年最後の好きなバイク、私の車とバイクは両方ともスズ菌になったことですし。




はい、スズ菌(変態)ですよ。

【SUZUKI DR-Z400SM】
「スズキ DR-Z400【🎭SM🕯️】」です・・・・・

えっ?、いや、本当に「SM」ですからね!、ふざけて無いですよ!、名前は「SM」で正しいんですよこのバイクは、まあ、実際にライダーに苦行(責め?)を強いるところもありますし・・・(後述)。

まずは、ベースになった


DR-Z400S、2サイクルがほぼ絶滅しかけた2000年のデビュー、オフロードバイクも2サイクル車は消え始めた時代に水冷単気筒DOHC、40馬力の高出力で人気でした。


その400Sから保安部品やセルモーターを外したDR-Z400、こちらは純粋な競技用車両でエンデューロレースで人気でした(公道走行不可)。大口径バルブや鍛造ピストン、メッキシリンダーにマグエンジンカバーを装備、保安部品やセルモーター撤去で軽量化などが実施されています、馬力も48馬力に引き上げです。

そして、時は流れて2004年、この頃にバイクの世界でいわゆる「モタード」が流行り始めてレースなども開催(半分舗装路、半分ダートのコースでレースをしていました)、そのためのモデルとして


DR-Z400「🎭SM🕯️」(やめろやw)が販売されたのです。

まずはスペック
水冷4サイクルDOHC4バルブ単気筒、排気量398cc、最高出力40馬力です。
エンジンスペックは400Sと変わらないのですが、前後に17インチホイール(Sはフロント21インチ、リヤ19インチ)、純粋な2サイクルオフロードレーサーである


RMの足周り流用、フロントは倒立フォークに変更されています。
更にフロントブレーキは310mmの大径ディスクを採用(当時の大型クラスと変わらないですよコレ)、リヤブレーキは上記のRMの240mm大径サイズを採用しています。
タイヤはダンロップのD208でしかもこのバイク専用に開発したD208「🎭SM🕯️」(しつこいw)を装着しています。
オフロードバイクベースの40馬力の単気筒?たいしたこと無いんじゃないの?と思っている方も居るかもですが。
想像してごらん(♪イマジ~ン)・・・・自由度の高いオフロードバイクのポジションで、大型バイク並みの制動力とオフロードレーサー譲りのハードな足周り、そしてなんといっても車重が軽い!乾燥重量で133kg、装備重量でも145kgの車重ですよ?、400ccで当時の250レプリカ並みの軽さ、現行の250スポーツよりも20kgは軽いのです。
はっきり申し上げますと、峠の下りなら4サイクルレプリカ250~400なら置いてけぼり(現行スポーツならば相手にならないくらい速い)、2サイクル250レプリカ並みで、その気になれば大型スポーツも突っつけるモンスターですよコイツ。
以前紹介したヤマハのTDR250の4サイクルバージョンと思っていただければ。


この頃、ホンダやヤマハやカワサ菌もこういうオンロード向けのモタードモデル(250が多かったですが)を販売していましたが、エンデューロレーサー譲りの400cc高回転シングルエンジンで国内最高出力を誇り、他社より頭ひとつ飛び越えた高性能、国内のモタードレースを席巻しました。

こんなSMですが、迂闊に手を出すと・・・普段使い?、通勤ぐらいの距離ならまあ通勤快速間違い無しですが、何?、これで旅をしたいだと?。


まず、燃料タンク、10リットルしか入りません、本来クローズドのコースを走るためのバイクですから、燃費とか航続距離なんかは二の次ですね。


つまり昔で言うところの局地戦闘機ですね。


このシートに注目!、激しく薄いですよね、これでも「日本向けのローシート」なんですぜこれ。
しかもシートの高さは850mm・・・身長170cmの方だと街角のバレリーナになれますな(爪先がようやく着くぐらい)。
また、このシートの薄さがあなたの股間を激しく責めたてるそうで


別名「黄色い三角木馬」の通り名を持っていましてね・・・(本当)、はい、激しくスズ菌です「S」です「┣゙S」なんです。


よって、ライダーの活動限界は30分、┣゙Mだから耐えられるという長男なあなたならば1時間とも・・・(はい?)。
そもそも、オフロードのレースではまず座りませんからね(常に中腰姿勢ですし)。
こんな┣゙Sなバイクですが、一度走り出せばその開放感は最高で、100kmまでの加速は恐ろしいほどだそうですがゆくゆくは脳汁ドパドパで、やがて恐怖が快感へと変わるという┣゙M垂涎の一品とのこと。

更なる快感を得たいですと?。


限定300台のDR-Z400「SMZ」というのもありますよ。フロントサスに特殊なコーティングが施してあったりとスペシャルなSMです、SMに禁じられたZがつくんですからそりゃ┣゙Mの┣゙変態にはたまりませんなw。

何?、んもっとぉぉ~!もっと血を分け・・・じゃなくて刺激をください鬼(ピー)辻様!だと?


頭を垂れてつくばえ、平伏せよ・・・

あのヨシムラがチューニングコンプリートのSMを出していたのです。
名前は「ヨシムラM450R」と申します、はい、究極のSMです(違っ!)。
チューニング内容はクランク加工でストロークアップしたボアアップエンジン、ハイカムに専用チューンのTMR-MJN42改(ヨシムラ得意のミクニキャブ)、アルミを削り出した専用の三又とトップブリッジ、インナーメッキ加工を施したオーリンズ製のフロントフォークとリアショック、外装は一部カーボンで勿論ヨシムラマフラーを装着と・・・かなり贅沢な逸品です(ステージ1~3があった模様)。
そのお値段は198万円(当時、ステージ3)とこちらもゴージャス、最高出力は軽~く50馬力を越えていたとか、値段が高い?、確かに安くはないですがこの内容をショップに頼んだら軽~く200万円オーバーコースですよ?、これはイッちゃってます、下手をすれは乗り手が逝きますね。
国内では2008年の排気ガス規制に対応できず(対応させる気も無くw)、オフロードモデルのSと共に惜しまれながらも販売を終了しました。しかし、少なくとも2017年あたりまでは海外(北米やオセアニア)では販売していたそうです。オフロードのSは今もあるかも?。

さて、中古市場。
上記の通り走る三角木馬ですからw、走行距離が嵩んでるのは少ないです、数千キロ~1万キロあたりがほとんど。
しかし、そのお値段・・・下は50万円あたりから、上は100万円を越えていますね、TDRもそうでしたが最近この手のモタードモデルは人気だそうで価格高騰中ですよ。




ライダーにお尻責めという苦行を課して来る走る黄色い三角木馬、しかし、その走行性能は下手なレプリカやスポーツを越える物を持っていて、一度アクセルを開けて走れば脳汁が溢れ出す正にエンドルフィン マシーン、それがスズキDR-Z400SMです。
こんなある意味おバカなバイクを造って市販してしまうのがスズ菌、だから【変態】と呼ばれる所以であります(褒め言葉ですからね)。
こんなバイク、二度と出ませんね。
所有するなら純正流用でDR-Z400(競技用)の部品流用で目指せ48馬力、マフラーはヨシムラしかありますまいな、シートは・・・三角木馬はどうにもならないかな?w。

来年も、よろしくお願いします
m(_ _)m
Posted at 2020/12/31 11:55:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク | クルマ
2020年12月27日 イイね!

好きな車( ゚∀゚)


前回、好きなバイクで軍用スクーター(ベスパ150 TAP)という狂気なバイクをやったわけですが、今回の好きな車もミリタリーで行こうかなと。
はい、現役バリバリ羯徒毘璐薫'狼琉(かっとびロックンロール・・・懐かしいなw)な真の軍用車両でございます。

【AM General Humvee】
「AMゼネラル ハンヴィー」です。

あ、もう何それになっている方も居そうですが、こう言えばご理解いただけるかと。


「HUMMER(ハマー)H1」

こちらはいわゆるGM(ジェネラルモーターズ)が主に販売していた民生型ですね、これが造られた経緯は後程、これの元になった軍用車両がハンヴィーです。
では、ハンヴィーって何?
「High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle」
ハイ モビリティ マルチパーパス ホイールド ビハイクル、高機動多用途装輪車両という意味です。
これは開発プロジェクトの名称だったのですが、これらの各単語の頭文字を取って「HMMWV」とも表記されます、この頭文字を(半ば強引に)アメリカ陸軍ではハンヴィーと呼んだのが名前の始まりです。
スペックぅ~
水冷ディーゼルV型8気筒OHVターボ、排気量6489cc、最高出力170馬力です。
尚、この数値は民生型のH1のもので、初期のハンヴィー(軍用)はターボ無しの排気量は6.2リッター、最高出力は150馬力でした。


つまりこちらですね。この色が一番お馴染みかなと、湾岸戦争が実質実戦での初陣でしたし、画像のは後ろが荷台の標準的なピックアップタイプです。






米軍の小型軍用車両と言えば、やはりJeepだった訳ですが(異論は認めない認めない・・・)、ウイリスに始まりハンヴィーの前にはM151A(いわゆるケネディジープ)が主力でした。
しかし、現場では小さすぎる、3~4人ぐらいしか乗れないし乗員は実質露出しているようなものなので撃たれたらエラい事になる(というか下手したら戦死)、Cal50 M2(つまり12.7mmの重機関銃)ぐらいしか積めない(武装できない)などなど長年の不満が積み重なっていました。
そこで、車体を拡大しもっと人数を乗せることができて、尚且つ様々な武装を搭載可能で高速走行可能な装輪車両が欲しい!となりました。
アメリカ国内の自動車メーカーに声をかけて各社に試作車両を製作させ、最終的にはクライスラー社、テレダイン・コンチネンタル社、AMゼネラル社の3社に絞られました。


だいぶ前に紹介したコレ(ランボルギーニ チータ)も実はこのプロジェクトの産物でしてね、アメリカのMTIという会社がランボルギーニに依頼(頼む相手を既に間違えているような?)して製作・・・させたら軍用車両じゃなくて、何故かオフロードのスーパーカーになってしまいましたがw、誰が軍用車両を時速200kmオーバーのミッドシップのスピードキングにしろと言ったんだよw。

1982年5月までに各々11台ずつ試作車を陸軍に納入し、約1年に渡って比較試験を実施、最終的にAMゼネラル社のプランが採用され制式採用となりました。
尚、AMジェネラルはこの試作の段階でこの車両の愛称をHUMMER(ハマー)として商標登録したのですが、開発中からアメリカ陸軍内ではプロジェクトの略称であるHMMWVをハンヴィーと呼称していたため、こちらが一般的となったそうです。
それまでのジープに比べて車体も大きく、それにより拡張性も高くて機動力もジープと比べても遜色無い車両となり、ジープ以上に様々なタイプが製作されました。


アンビュランスタイプ、つまり戦場の救急車


カーゴタイプ、人員は勿論物資も運ぶ運び屋さんですね。ジープに比べたら防弾性も高いです。


映画などで出てくるのはこの銃塔を装備したタイプですかね。この画像のタイプは改良型で装甲強化が施され小型の地雷にも耐えます、車重が重くなったので、エンジンの排気量アップとターボ装着で馬力も上がっております。
何故こういう改良型が出来たのか?、それは映画「ブラックホークダウン」を見ていただければ解りますよ。
あれは実際に1993年にソマリアの首都モガティシュで発生した「モガティシュの戦闘」が元になっています。
狭い市街地戦では大きくなった車体が災いして持ち前の機動力も生かしにくく、実際に建物の上などから撃たれまくって被害が甚大になったからです。
よって防弾性の強化のために装甲を強化、それによる重量増大に対応するためにエンジンの強化も実施されました。
ハンヴィーは米軍以外でも世界各国で軍用車両として採用されていまして。


これは台湾陸軍のMPの(昔で言う所の憲兵隊)ハンヴィー、フルオープンとは珍しい。
他には一部東南アジアや欧州や中東などでも現役で活躍しています。

そして、我が日本国では


影響を受けて独自に「高機動車」を開発しました、開発生産はトヨタです。そこ、ジャンヴィー云わないw、エンジンは80ランクルのディーゼルですよ。
ここで令和コソコソ話!
高機動車のお値段は、1台約700万円!だそうですよ。
コイツ、実はハンヴィーには無い機能「4WS」がついております。大きな車体ですが小回りが効くそうで、なんとも日本らしい機能でありますな。


民生型のメガクルーザーもあるでよ!、販売された車両のほとんどは官公庁が購入したそうですが(お値段異常1010万円、諸経費込み価格)、私、これ、実は運転したことがありましてね、高機動車と同じく4WS付きで小回りが効き、大きい車体ですが四角い車体で見切り易く意外と乗りやすかったですね。
あ、私、1種免許は制覇しております。2種もなんか取ろうかな。
ですからハマーにも乗れますね。
(実は2007年以降に普通自動車免許を取得した方は、法改正の絡みで普通自動車免許でハマーH1には乗れませんよ、H1は準中型車扱いなので)

さて、このハンヴィーの民生型として一般にも販売された。


いわゆるハマーH1、これが販売されたいきさつには、あの超有名なあちらの映画俳優が関わっています。


やあ!、みんな!、Hasta la vista, baby

はい、サイバーダインT-800さんです(違っ!)シュワちゃんですね。
民生型ハマー(H1)が生まれたのは彼の要望だったのです。今でも愛車で数台所有していて、そのうちの1台はなんとEV(電気自動車)に改造されています、リッター5km(下手したら2km)のハマーがエコカーになっているそうです。
当初、ハンヴィーと平行してAMゼネラル社が製造、販売を1992年から開始、1994年モデルより搭載されているディーゼルエンジンの排気量が6.2Lから6.5Lに変更、1995年モデルから5.7Lガソリンエンジンモデルが追加、そして更に1996年


ハマーH1の新型です、どうぞ回してみてください。
いい音でしょう?、余裕の音だ、馬力が違いますよ。


一番気に入ってるのは・・・


何です?


ターボチャージャーだ。

1996年モデルから改良型ハンヴィーと同じくターボディーゼルエンジンが追加されました。
その後、1999年にゼネラルモーターズ(GM)がハマーのブランド名と販売権を獲得、生産は今まで通りゼネラルで、販売はGMがやるという状態になりました。


その後、2002年にシボレー タホをベースにして外装をハマー風にした高級SUV、ハマーH2が追加、これはハンヴィーとの繋がりは全く無くて足周りもウィッシュボーンだったりと上記した通り高級SUV路線です。生産もGMが行いました。


更にシボレー・コロラドのシャーシをベースに、H2をさらに小型化したモデルがハマーH3です。
ベースはコロラドですが部品共用率は9%ほどで実質別車種ですよ。こちらも生産販売はGMです。
2006年の最初のモデルは、3.5リッターの直列5気筒エンジンが搭載されていますが、これが非力だとして不評でした、どうぞ回してみてください、変な音でしょう?、余裕すらありませんw
2007年に排気量を3.7リッターに上げても焼け石に水の呼吸(はい?)、そもそも、エンジンが直5ではアメ車らしいフィールに欠けると不評だったのです。
よって、同年9月に5.3リッターV型8気筒295馬力エンジンを搭載したH3アルファが追加されました。


V8!V8!V8!V8!V8!V8!
アメリカにおけるV8エンジンとは、最早「信仰」のレベルですからね。

そりゃイモータン・ジョーに身も心も捧げますわなw(ヒュー・キース・バーン氏に再度合掌)
そして、ジェネラルモーターズは2009年に経営破綻してハマーブランドも消滅、その負債整理のためにあまつさえあの【中国】にブランドを売却しようとしやがりました、なんぼ民生型とはいえ、オリジナルは米軍でまだ使用しているのにですよ、さすがにそれはやらせねーよとアメリカ政府がGMグループを一時国営化して阻止しましたけどね。現在はどうにか再建しましたが。
現在も軍用のハンヴィーはAMジェネラルで生産しております。
何?、ハンヴィーの民生型がまた欲しい?、結構、考えておきましょうと含みのある発言はしたそうですが果たして?。

ハマーシリーズはそのうちまた詳しくやろうかなと。実は職場にH2が居るんですがデカい、デカすぎるぞ6リッターV8!。

さて、中古市場、H1に絞ります。
幌仕様で510万円から、上は800万円~応談(ASK)ですね、1000万円オーバーも珍しくないそうです。もう生産していませんからまだまだ価格は上がるでしょうね。


バリバリの軍用車両で現在も世界各地で活躍中、正に戦うために生まれた車
しかし、30年以上も現役で


現在L-ATVという新型小型装甲車に逐次更新されています、うん、不細工だなw。しかし更新するのはハンヴィーの装甲強化タイプだけでまだまだ当分は現役で活躍する事でしょう。

所有するなら?ハマーH1・・・いや、払い下げでハンヴィーも手に入るそうです(実際に国内で個人で所有している方も居ます)。だからハンヴィーがいいな。
上記のアンビュランスタイプを入手して、キャンピングカーに改造・・・できるかな?。
尚、ハンヴィーはタイヤ4本を新品に交換すると、いわゆる特殊なコンバットタイヤ(ランフラットタイヤの一種で、銃で撃たれてもしばらくは走れるタイヤ)なので、80万円ほどの金額がかかるそうですがw。
Posted at 2020/12/27 22:46:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 好きな車 | クルマ
2020年12月20日 イイね!

好きなバイク( =^ω^)


今回は、以前イタリアのベスパを紹介したときに少し触れたヤツなんですが、もう少し掘り下げてみようかなと。

ベスパと言えば


以前のベスパの紹介でも触れましたが、日本ではやはり工藤ちゃんですかね。よく劇中ではポンコツ扱いされていましたけどw。


それと、銀ちゃんかな。
あ、以前ひとことで書いた年明け公開の映画ファイナルで1週目に配られるという・・・
「(ピー)滅の刃の炭(ピー)郎&柱カード」(本当にやるんか~~~~い!ww)
完成したようです・・・。


・・・コラ!、なんで普通~に描いているんだよゴリラ原作者、もっとふざけろよやり直~し!w。
というかこれは・・・各方面に菓子折りがいくつあっても足りないヤツだろ・・・👓オイィィィ~ッ!💢。
尚、柱達のカードもあって配布はランダムなので、全10種類をコンプするには通わないといけないという地獄仕様です・・・これアカンやつやw。
鬼(ピー)の作者の吾峠センセが映画館へ通っちゃうでしょうが!w(銀(ピー)好きを公言していますし、(ピー)魂原作最終話ではお疲れ様でしたの寄稿をしていますよ)。

(無駄で痛すぎる)前置きが長いのがチャームポイントですw。

ホンダ・・・いや、ここから本題。
ベスパと言えば、イタリアのピアジオ(発音的にはピアッジオのほうが正しいのかな?)ですが、今回のベスパはフランスのACMAという会社のライセンス生産の物です。
ある意味「狂気のベスパ」、なんと「軍用ベスパ」です。
という訳で今回はミリタリー色が濃いのはご容赦願います(こちら方面もかなり好きでして)。過去にも欠点いやケッテンクラート(旧ドイツ軍の・・・バイクかなコレ?)や車では旧日本軍の「くろがね四起」とかも紹介していますけど。

【Vespa 150 TAP】
「ベスパ 150 TAP(タップ)」です。

ベスパ150のスペックは今回は割愛します。

製作されたのは1950年代半ば、この頃はまだ対戦車の携帯型ミサイルなどは発達していなかったので、歩兵が戦車や装甲車の相手をするには直射火器(バズーカとか対戦車砲とか無反動砲とか)を使っていたわけですが、まず持ち運びが大変、砲だと移動も大変で色々な正面に対処するために動き回るのが特に大変だよねという状態でした。
そこで、空挺(おっかさん部隊じゃなくて落下傘部隊ですね)部隊で空から落として、着地後の陣地転換も楽な小型の自走砲があれば良いよねとおフランスの軍人達は考えました。
いや、空挺降下兵にバズーカ持たせて降下させれば良くね?という意見もあったようですが、人の足ではやはり遅いし、バズーカは戦車や装甲車の相手はできますが対人には使えない(効果が薄い)という面もあるし、かといって対戦車砲はデカすぎて重すぎるし・・・ならば無反動砲があるじゃないか!となったそうで。


アメリカ製の(昔は日本の自衛隊も使っていました、画像は自衛隊での展示品)M20 75mm無反動砲に白羽の矢が立ちました。
無反動砲とは?、簡単に言えばその名前の通り後方に爆風と反動を抜けさせて、発射の反動を相殺するというもの。大砲と同じ口径でも砲の厚みを薄く造れて軽くできるという利点があり、また、弾種が豊富で対戦車徹甲弾はもちろん、対人対物用の榴弾(物に当たる前に弾けて、散弾をバラ撒く弾)や発煙弾、照明弾など多種多様な弾が使える利点もあります。
携帯ミサイルの発達で一時期消えかけましたが、上記の多目的に使えるところが見直されて、最近ではあの米軍も新たに装備していますよ。


陸上自衛隊でも装備しています、画像のが84mm無反動砲です。
元々はスウェーデン製のカールグスタフ無反動砲なんですが。アメリカは更に新型のを装備しています。
無反動砲の欠点は室内での発射はできないこと、発射するための地形を選ぶこと、爆風が後方に抜けるので壁や土手なんかが後ろにあったら・・・射手は前へふっ飛ばされますからねw。
また、爆風や発射音が大きいので、発射したら敵にこちらの位置が派手にバレてしまうのも欠点ですね。
勿論砲の真後ろなんかに立ったら・・・・


下手をすれば大怪我をしますな。

さて、ではこの砲を何に積む?となり、なるべく軽くて安価な車両でお願い・・・と。
じゃあもうスクーターにでも積めばぁ?


だから積んでみたw

コイツら本当にそれをやりやがったのですw。


斜め後ろから、見ての通り砲の上に直接座る姿勢になります、砲身もやや左側斜め前へ出る形ですね。
キャリアとしても使える増設フレームも確認できます。
尚TAPとはTroupes aéroportées(トゥルップス アエロポーティース、フランス語で空挺部隊という意味)の略ですよ。
左右についている黒い茶筒みたいなのは砲弾のケース、1台で6発積載できます。 


再びこの画像を、前輪のすぐ後ろの下側に脚があるのがわかりますか?、この二脚は走行時は折り畳まれていて、射撃する際に立てる物です。つまり一応この状態でも射撃は可能なんです。
走りながらの射撃はさすがに無理ですよ、そんな事ができるのは


チャック ノリスだけです、映画デルタフォースの戦闘バイクですね、ミサイルを撃てるんかいw。
では、実際にどう使っていたのかを解説。


隊員が空挺降下して、ベスパも落下傘で降下しているのでまずは乗って発進しましょう。
運用は基本的に2名(2台)でバディを組みます、一台が無反動砲つき、もう一台は無反動砲を外して弾薬を運搬します。


装備ひと揃いの図、なんと専用のトレーラーまであります。


前線へ急行せよ!


発射に適した場所で準備、実際にはベスパに乗せたまま射撃するのは結構困難だったそうで、車体から外して三脚をつけて射撃したそうです。
実戦では?あまり記録が無いんです。
時期的にアルジェリア戦争(元フランス領で、独立戦争が1954~1962年の間ありました)で使われたのではないか?と言われていますけど。
案外使えたようで、総生産台数約500台がそれを物語っています。

中古?欲しいですかコレw。
さすがに日本では・・・ねぇ、本国フランスではたま~にオークションに出品される事があって、結構な高値で取引されるとか。


実物の動画を、どうやら個人所有のようですが無反動砲は本物かなコレ。長尺物を積むのに使えそうではありますが、日本では道交法的にそれも無理ですからね。

戦場に・・・・・・・


(原)チャリで来た。
いや150ccだから原チャリとは言えませんが。

・・・・・・やめろやw


安い!早い!撃てる!とまるでどこぞの牛丼屋のような武装スクーター、戦場を駆け回ったかどうかは不明ですが、生産台数から結構使えた?と思われる簡易的な自走砲、それがベスパ 150 TAPです。
乗るなら・・・う~む、そのままが一番ですかね。


やはりベスパはフォグやらミラーやらを沢山付けて、細身のイタリアンスーツやラバーソール(靴)でキメて、軍用パーカーを羽織って乗るモッズスタイルが一番ですかね。

Love and peace!
Posted at 2020/12/20 00:27:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | クルマ
2020年12月12日 イイね!

冬靴交換!( ´∀`)


しかしまあ、鬼滅の売れっぷりは凄いですな。


最終巻は数日間は軒並み売り切れ完売、各社の新聞をぶっこぬきで一面広告だったし(全キャラコンプのため今はもうオークション状態だし)、よもやよもやここまでになるとは・・・・・・。
えっ?何か画像が違わないかですって?、「長男だけど耐えられないお労しい兄上」と「(色々な意味で頭が)無惨様」が?、気にしない気にしないw。

前置きさておき、冬用アルミホイール、これまではZC31の時から愛用していたマナレイのスパイダーでしたが、やはり冬もカッコええホイールにしたいなと、あと、16インチのまま6.5Jから7Jにホイールの幅を広げたい(これが一番の交換理由)と思っていたので、以前から欲しいなと思っていた


エンケイのRC-T5、16インチ7Jを購入することにしました、中古は見つかりませんでした・・・。
実は・・・年末年始は帰省しない事が決定しまして、秋ぐらいに母親からコロナ怖い!来るな!のお知らせが、そうしたら現在北海道がコロナ渦で俺!惨状!になりましたし。
結果的には良かったのかも?。
その浮いた帰省費用で購入を決意した次第でしてね。


beforeです。


afterであります。

やはり青に白ホイールは映えますね、最早映えですこれぞ蝿です。

実は、バックスさんある勘違いをしていたようで、私が夏タイヤ&ホイールを家から積んで来て、夏タイヤを付け替えしたRC-T5を積んでお家に帰ると思っていたとかw。
まさか冬タイヤにコレを使うとは思っていなかったそうで、いや、まさか夏タイヤをわざわざインチダウンしないですってw。


🔥うむっ!良いっ!わっしょいっ!🔥(自画自賛)
しかし、こうなると赤いマッドフラップ(泥除け)が欲しくなるな(やりませんけど)。
本来エンケイ的には「競技用」ホイールですからね、あ、ちゃんとJWL刻印が入っていますからそのまま車検も通りますからね。
走り出して真っ先に感じた事は「軽いっ!」口をついたのはこの一言、走り出しの加速が向上しています。
確かに夏のNT-03RR(17インチ)よりも1kgほど軽いみたいです(6.8kgぐらい?)、ハンドルも確実に軽くなりました、サスも良く動いています。
ちょっと値段は高かったけど、これは良いホイールです。


センターキャップがプリンタイプの黒か銀しか無かったのが残念ポイント、本音を言えばプリンタイプじゃなくて、まっ平らな白色が欲しかったな。まあ、悪くは無いので当分はこのまま行きますけど。
あ、ナットは純正がそのまま使えます、ゆくゆくは青色ナットにしようかな?。




ちょっと競技用感が入って良い感じになりました。ホイールの幅も若干広がったので以前よりかはツライチ感が、まだ少し内ですけどね(インセットは安全マージン高めで48にしましたので、45でギリギリだとか)。
冬用にコレですかぁ💧・・・とお店のお兄さんを驚かせてしまいましたが、激しく自己満足ですね。

ちなみに、RC-T5は17インチからは


画像のようにナットの穴の周りに軽量化と放熱のための肉抜き穴が入るデザインになります。
コレはコレで悪くないですけど個人的には無い方が好みかな。
思い切って購入して良かったです、いっそ、夏もこの17インチにしようかな?(やりませんっ!w)、これで冬も楽しくなります。
Posted at 2020/12/12 17:30:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2020年12月06日 イイね!

好きな車(* ´ ▽ ` *)


最近国産の小さな車が多かったので、今回はかなり高級&高額な車をイタリィから。
アルファロメオのSpeciale(スペチアーレ、特別、スペシャル)な車ですよ。

【ALFA ROMEO 8C Competizione(Spider)】
「アルファロメオ 8C コンペティツィオーネ(スパイダー)」です。

この車、2007年のデビューですが、まずは時を遡って1996年




源流を辿るとこちらのヌヴォラ(Nuvola)コンセプトに行きつきます。
排気量2.5リッターのV型6気筒ツインターボエンジンをフロントミッドで搭載し、最高出力296馬力とかなりの実力、そしてこのヌメヌメとした質感のボディ、材質はなんとポリエステルです(つまりポリ容器みたいな物)。しかし、そのおかげかバンパー周りに継ぎ目がほとんど無いという(ほとんど一体整形だそうで)。
ただ、残念ながら市販にはイタリアせんいや至りませんでしたが。
このコンセプトカーが言わば原点なんだそうです。

そして、2007年に


「世界限定500台」のスペチアーレな車として、8Cは生まれました。

スペチアーレ!いやスペック!
水冷V型8気筒DOHC32バルブ、排気量4691cc、最高出力450馬力です。


エンジンルーム、ご覧の通りV型エンジンの利点を生かして・・・V型の利点って何?。
V型エンジンはマルチシリンダーエンジンの全長を短くできるのがメリットです、それを生かした理想的なフロントミッドシップを実現しています。エンジン本体がかなり運転席側にあるのが見てとれるかと。
トランスアクスル(ギアボックスは後輪側にあります)の採用やオイル潤滑のドライサンプ化でエンジンの高さも低くなっており、フロントミッド配置に大きく貢献しています。
その音はまさに快音だそうで、エンジンを始動すると大排気量NAエンジンらしい弾けるような音に包まれる・・・これぞアルファロメオの真骨頂ですね、駆動形式はFRになります。
エンジンの形式的にはほぼ同時期の


マセラティ(発音的にはマゼラーティが正しいとか?) グラントゥーリズモと共通なんだそうですが、というかこの2台は兄弟車の関係になります、ただし、こちらのエンジンのオイル潤滑は通常のウェットサンプなのが違いです。
このドライサンプとトランスアクスルのおかげで、前後重量配分は大排気量NAであるにもかかわらず前49:後51と理想的な配分を達成、V8の4.7リッターをフロントに押し込んでいるのに前の方が軽いんかい!。


コックピット、センターコンソールにチェンジレバー類はなく、走行モード切り替え操作等のスイッチがあります、ギアチェンジはパドルシフトで切り替えです。
シフト自体をお任せすることも可能で、機構的にはクラッチを電子制御する2ペダルMTの分類になります。一応6速ATということになりますね。


2シータークーペのスタイルですから、運転席の後ろにはそこそこの容量のラゲッジルームがあり、オプションで画像の本革のスケドーニ製ラゲッジバッグ(カバーかな?)を選択できたそうです。ラゲッジが小さい?、えっ?、あなたはこれに無粋なゴルフバックなんかを積みたいのですか?、私なら拒否しますな!w。


後ろ側、上記のヌヴォラの質感が受け継がれているのがわかりますね、全体的には丸くて、それでいて流れるようなスタイルが今日も美しい・・・きっと明日も美しいぞ!(冗談ですっ!w)。
このスタイル自体は後に前後をぎゅっと縮められて、アルファロメオのエントリーモデルであったMiToが受け継いだわけですが(紹介済)。
尚、アンダーパネルはスチールですが、ボディパネルにはカーボンがふんだんに使用されています。

生産台数は上記の通り世界限定で500台、そのうち日本には70台(67台という話も)が割り当てられましたが、予約開始と同時にあっという間に完売したそうです。
いや、あのぅ・・・当時の販売価格は「2259万円」だったんですけど・・・ねw。
日本での正式発表会の時には既に「完売」していたという・・・なんだよそれw。


2009年に追加モデルとして8Cスパイダー(オープンモデル)も追加、こちらも日本への割り当ては70台ぐらいだったそうですが・・・こちらも予約開始と同時に即完売、いやはや、世の中にはお金持ちが沢山いるんですね、お願い少し分けてw。

と、いうわけで日本に存在する台数はスパイダーも合わせるとたったの140台ほど、恐らくはケンメリGT-Rよりも数が少ないと思われる希少なアルファロメオであります。
もしも見かけたら?、そんなあなたは一生分の運を使い果たして・・・(冗談ですっ!w)、私?、見たことすらありませんw!。

さて、中古市場なんですが。

通常の8Cが3台ほど売りに出されていましたが、一番安価な物でも3150万円、上は「応談」(ASK)でした、既にしっかりプラス1000万円程のプレミアがついていますね。
大排気量NAスポーツは今後全世界的にも絶滅危惧種ですから(上記のマセラティですら止めましたし)、今後まだまだ上がり続けるのかなと思われます。
むしろプレミアがプラス1000万円で済んでいる今が買いなのかも?ですよw。一連のGT-Rなどの国産スポーツ車の中古市場価格を見ていると、そうとも言えるのかも?。





アルファロメオはフェラーリ、マセラティを超えてはいけないという不文律を超えて(昔はフェラーリやマセラティも同じフィアットグループでしたからね)、高級かつ上質な2シータークーペとして生を受け、その走りやスタイルはまさに「本物」、今後生まれることはないであろう大排気量NAスポーツという走る宝石、それがアルファロメオ 8C コンペティツィオーネ(スパイダー)です。

所有・・・逆立ちしても無理だなww。
もしも、できたなら雨の日は乗らない、専用のガレージに格納が正しい姿ですかね。
いっそ「アルファ神」として神社を建立しますかね、京都の神社仏閣の如く拝観料を取るぞ!w。

まずは一度お目にかかりたい、出来れば助手席で良いので乗ってみたい車です、マセラティ グラントゥーリズモは札幌圏にて2回ほど遭遇しましたけど。
Posted at 2020/12/06 11:33:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 好きな車 | クルマ

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