
毎度馬鹿馬鹿しい…
「風の谷の噺家」が個人的趣味でバイクを語るだけ…すみません。
今回もイっタリアーノ!!行きます!!。
厳密に言えば「日、伊合作」ですが。
【GILERA(ジレラ) サトゥルノ 500(350)】
改めて調べてみましたが、細かいスペックが意外と出てきませんでした。
このシングルスポーツバイクの開発には、ある日本人が関わっています、萩原直起さんという方です。
この御方、ヤマハSRのエンジンを使って作ったレーサーで、筑波サーキットを1分4秒台で走ったそうで、このサトゥルノの設計にも携わってます。他にはスズキの同じくシングルスポーツの「グース」も携わっていたそうです、スズキグースはまた近日やります。これも好きで250は購入候補でしたし。
サトゥルノの正しい?名称は「ヌォーバ(新しい) サトゥルノ」だそうです、ジレラのバイクで過去にもサトゥルノというバイクがあったので。
そしてこのバイク、何気にあの「フェラーリ」も関わっているんですよ。エンジンはよく日本製か?と思われがちですが、実際はジレラ社とフェラーリ社との共同開発で、このサトゥルノ専用設計のエンジンとのことです。
排気量は500ccと350ccがあります。
あと、限定車で「IOM」(アイル オブ マン)というグレードも存在します、これはかなり珍車です。内容的には足回りなどをスペシャルな物に変えてあったりなどですね。
これ、実は、私はクラブマンを買う前に結構探してました。こちらのあるバイク屋さんに30万円ほどで走行1万数千キロの中古車があったので実際見にも行きました。
しかし…やはり250ccの維持の楽さに負けました。
正直、言い訳です。
実はジレラって以前一度「倒産」した会社でして、サトゥルノの部品供給は「絶望的」とのこと。
今もジレラはありますが、スクーターをメインで造る会社になりました。
実質、ピアジオ(ベスパの会社)の傘下に入って、昔のジレラとはほぼ別会社です。
「今は、機関好調ですが整備面は、かなり覚悟してください。個体差もありますが、いくら増し締めをしても振動でボルトが緩んで部品が外れたりもしますよ。」と念を押されて…断念しました。それを乗り越えたら黒の500を買ってたかも。この形、かなり好きです。
面白い話。一台だけ?荻原氏がエンジンのバランス&ポート研磨を施した個体が、市販された中に紛れ込んでいるそうですよ。
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Posted at
2012/09/10 21:09:15