前回、ホンダのアレをやりました。ならば次はヤマンボのコレでしょ!!と、ミニバイクレース(12インチクラス)の火付け役。
【YAMAHA YSR 50(80)】
「ヤマハ YSR 50(80)」です。
1986年デビュー、少し先にデビューした某菌の「一発ギャグ」(しつこい?)の後に販売されました。
先ずはスペックをば。
空冷2サイクル単気筒、排気量49cc(79cc)、最高出力7.0ps(8.8馬力)です(()内はYSR 80)。
このエンジン、1980年に販売された、ヤマハの「スペシャル」シリーズの末弟である「RX50スペシャル」と共通のエンジンです。

こちらがそのRX78ガ・・・じゃねーよ、RX50スペシャルです。ん~ジャメリカ~ン!!w。
ほぼ、そのままです。たしか・・・ギア比が違うぐらいだったかと?。
つまり、エンジン的には一世代以上前の物になります。この頃にはDTやRZ50などで水冷エンジンはすでにありましたからね。
YSRは、キャラクター的には目を三角にして乗るというよりは、なるべく安価(価格は189000円でした)で楽しむためのバイク、そんな性格付けがなされていました。
しかし、翌年には「ガチ勢」のホンダNSR50がデビュー、YSRやスズ菌のアレが火を付けた12インチクラスレースを鉄拳いや席巻、YSRは国内では1992年に最終型となり、トドメを刺された形になってしまいました。
確かに空冷で古いエンジン、水冷のNSRに比べると不利な点が多かったのですが、乾燥重量は75kgと軽量、空冷エンジン故の整備性の良さがメリットですね。
さて、前回と同じく各形式をご紹介。

1986年1型最初のカラー、いわゆるストロボワークスカラー。

同時に販売の♪ゴロワーズを吸ったことがあるかい?(byムッシュかまやつ)。

ふぐすま(福島・・・失礼)の星、平忠彦TECH21カラー。

ヤマハと言えばマールボロカラー!!、タバコネタはラッキーストライクカラーもありましたが画像が見つからず(´Д`)。

後期2型の限定、UCCカラー、あったんですよこれが。
飲み物繋がりで、同じく限定でポカリスエットカラーもあったんだそうです。ポカリカラーはかなりの珍車です。
実はYSRはアメリカ仕様がありました。こちらは94年ぐらい?まであった模様。車体はYSR80で、エンジンは50のを積んでいて前期後期の区別はありません。

1993?、USカラー。いい色ですね。

色の濃いゴロワーズ風、これもUSです。

US最終?カナダ仕様もあるのでどちらやら。
このように、NSRより短期間ではありましたが、限定はYSRの方が多かった模様です。
さて、中古市場ですが、NSRよりかは安価ですが、幅が広い。
下は5万円のレストアベース、上は40万円近くで走行距離2000km程の後期極上車、どんだけ倉庫とかに塩漬けになっていたのやら?(^_^;)。
これはノーマルかチャンバー改程度で乗りたいです。
しかし、過去にYSR50改で、50ccの排気量のまま最高速190km/hをマークしたものもありました。
排気量は50なんですが2気筒化(V型だったような?)、9速ミッションというほとんどワンオフの超変態バイクでしたけどねw。
さて、ここまで来たら全ての元ネタである「一発ギャグ」もやらねば!!(使命感w)
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Posted at
2016/06/09 22:33:00