
鉈っ!、モスチキンっっ!、タナカぁぁ!(だから誰だよ?)
(#`皿´)ムキ―!
はい、進撃のケルンいやケルンの惨劇から目を背け続けて幾数日。

ああ、懐古な爺はやはり昔の1100刀が良いなと色々見ていたのですが、そういえばGSX1100S刀には「妖刀」が居るのを御存知ですか?。
知っている人は知っている、知らない人は知らないレベルの妖刀ですが。
と、いうわけで今回の好きなバイクは番外編で
「妖刀、S(ピー)Z篇」です。
まずは、GSX1100S刀の型式名を。
1982年 GSX1100SZ(最初期型)
1983年 (以下GSX1100略)SD(限定の1000です)とSE
1987年 SAEとSBE
1990年 SMとSLとSSL(いわゆるアニバーサリー)
1994年 SR
2000年 SY(ファイナルエディション)
以上がGSX1100S刀の型式なんですが、実はもう1個型式があるんです。
【GSX1100SXZ】
1100ですからAMA(アメリカの団体)ホモロゲーション取得のために限定車だった1000S刀とは違います。1000S刀の型式は上記の通りGSX1000「SD」ですよ。

これがGSX1100SXZです(画像のはマフラーとリヤサスが社外品に変わっていますが)。
目を引くのは前後ホイールがスポークホイールであること、一般的に刀と言えば星形のキャストホイールなんですが、SXZのみがスポークホイールを装備しています。
尚、通常の刀とは細部にも違いがありまして。
リヤホイール、通常のキャストの刀は17インチ、しかし、スポーク刀(と表記します)は18インチです(フロント19インチは同じ)。ホイールの幅も通常より少し広いそうで(3.50➡4.00)
メーターのレブリミットが通常より少し高い(通常は9000rpmから、スポークは9500rpmから)。
キャブレターがVM32SS(ミクニ製)で、通常の刀は同じミクニ製ですがBS34SSです。

エンジンはカムシャフトも違うそうです、キャブレターの径は小さくなっていますが、通常よりよく回るエンジンで気持ちが良いとのこと。
他にはリヤのスイングアームが丸パイプ製(通常のは角型スイングアーム)になっていたり、エアクリーナーボックスの形状が違ったりと細かい部分で通常の刀とは違うのです。
さて、このスポーク刀(SXZ)、何故作られたのか?。
スズ菌に聞いてみよう!
もしもしぃ( °∇^)]
過去にスズ菌の巣窟浜松の本社に電話した方がいたそうで、スズ菌の解答は。
「スポークホイールの刀は輸出仕様で資料が無く、理由や細部は解りません」という解答だったそうで。
わからんのか~い!
(ノ-_-)ノ~┻━┻
いや、これ、作ったんだよね?、なんで解らんの?、もう既にこの段階で謎なのです。
とりあえず、輸出先は欧州特にフランスがメインだった模様、これは判明しているそうで。
予測・・・では、1100刀で装備を簡略化し、レース参戦を視野に入れたモデルでは、という説。

つまり、CB1100Rのレース向け(というかレース出場のため、カウルを省いた廉価版)のRB(オーストラリア仕様)みたいな感じではないかと?、RBは1981年で年代も近いし(SXZは1982年)。
いや、でもスポークは兎も角、廉価版にしては他の部分がやたらと豪華になっていないか?、特にキャブレターが。
他には欧州、特にフランスでカッタ~ナ~のスタイルにキャストホイールは不粋ザ~マス、スっポ~クホイ~ルの方がおフラ~ンスのエスプリを刺激するザ~マスので作ってシルブプレと、いう説(訳がわからないよ!)。
つまり要約すると刀にキャストは似合わないからスポーク作ってシルブプレ(仏語、お願いします)ということ。

そして販売されましたと、その当時のSXZの販促ポスターだそうです。
ん~、サムラ~イ!サムラ~イ!ブ・シ・ド~!

チャック ノリスかな?
しかし、この説も穴が、だってそれならば前後ホイールをスポークにするだけでいいのに、わざわざキャブレターやらエアクリーナーやらやらなくても良いわけですから。
謎は謎のまま、核心に迫る説やら情報は解らずでした。

画像がハンス ムート氏、刀は彼がデザインしたと言われていますが、最後に驚愕の情報を、真偽の程はわからない、あくまで情報ですからね。
ハンスムート氏が所属していた「ターゲット デザイン社」(当時)の中で、ムート氏は対外的な交渉がメイン、刀を実際にデザインしたのは、同じターゲットデザイン社に居たフェルストローム氏という方なんだよ!。

信じるか信じないかは、タナカ次第(だから誰なんだよ?)
ブログ一覧 |
バイク | クルマ
Posted at
2018/10/13 21:25:10