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イイね!
2018年11月03日

好きな車(^w^)


アドリア海に紅の豚が飛んだので、今回もイタリます。
久しぶりに黒い牡牛から悪魔のZ・・・じゃなくて車を一台。

【LAMBORGHINI DIABLO】
「ランボルギーニ ディアブロ」です。

1990年、長らくランボルギーニのフラッグシップを勤めた(20年以上)、カウンタックの後継としてデビルいやデビュー。
名前のディアブロはイタリア語で「悪魔」という意味で、ランボルギーニの伝統に則り伝説となっている闘牛の名前からです。まあ、カウンタック(イタリア語だとクンタッシだそうですが)は単純に「スゲェ!(つまり驚きを表す言葉)」からなんですが。

ディアブロは大別すると、初期と後期(最終)型に別れます。


初期モデル、ヘッドライトがリトラクタブルです。


後期(最終)型、一部の国や地域で施行された昼間ライトオンに対応するために、埋め込みの固定式ライトになりました。実はこの固定式ライト、とある秘密が(というほどでもないですけと)・・・後程。

はい!、スペック。
水冷V型12気筒DOHC48バルブ、排気量5,709cc、最高出力492馬力。
後期型(最終型)では、排気量が5,992cc、550馬力のエンジンも搭載されています(6.0)。


屋根が無いロードスターもありますよ(VTロードスター)。

V12エンジンをカウンタックと同じく縦方向にミッドシップで搭載、ただ、その出力伝達方式はちとややこしく、エンジンから直接は前方へ出力、その出力をエンジンの前のトランスミッションで受け止め、ドライブシャフトで後軸のデフへと伝達・・・ん~?ややこしいな。
つまり、エンジンからは前!、トランスミッションでさば折りいや折り返してドライブシャフトで後ろのデフへ伝えるというやり方、しかしこれ、エンジン位置が高くなりがちなミッドシップ搭載をなるべく低くするための有効な方法なんです。
この、出力が一度前に行くというのを利用したのか、ディアブロにはSVなどのモデルにはAWD(4WD)の物もあります。

デザインは、カウンタックも手掛けたマルチェロ・ガンディーニ氏の手によるものですが、当時のクライスラー(この当時のランボルギーニはクライスラー傘下でした)のデザイナーの手も入っており、ガンディーニのデザイン通りならもっとカウンタックのように角ばった型になっていたそうですが、クライスラー側のデザイナーが角を削ぎ落とすように修正してこの形になったそうで、それを知ったガンディーニは「このディアブロのデザイナーに私の名を出してくれるな」と不快感を露に、しかし、クライスラー傘下であることから渋々了承したというお話があります。

カウンタックの後継であるので 

当然ドアの開きかたもしっかりと継承されていますが。
さて、ここで何度か書いていますが、このドアの開きかた、あなたはなんと呼びますか?。
「ガルウィングドア」
こうでは?、悪魔でいやあくまで厳密に言うとですけどそれは❌なんですよ。


これが、正しい「ガルウィングドア」です。ガルウィングとは「カモメの翼」という意味ですから、正しくはこの画像のメルセデスのように開くドアのことを指すんです。
だからカウンタックやディアブロのような開きかたのドアは「シザーズドア」(シザーズ➡ハサミのような)と呼ぶのが正しいのです。しかし、今ではまとめてガルウィングと呼ばれるようになってしまいましたけどね。
このディアブロ、レース専用のイオタなど限定車もいくつか存在しますが、一番有名なのは


こちらのディアブロGTRでは?、後期型ベースで生産台数はたったの30台という希少な車です。ワンメイクレースのために製作されました。
外観では大きなリアウィングが目立ちますが、冷却のためのダクト類の新設や見直し、エンジンの出力向上(最高出力は590馬力)など手が入っています。ただ、ホワイトボディ(つまり車体だけのドンガラ)を30台よりも多く生産してしまったそうで、実は「ボディだけは一応本物のGTR仕様」も存在するとか・・・ランボルギーニ・・・適当すぎるなw。

さて、上記した後期型(最終型)「固定式ヘッドライト」の件ですが。


このヘッドライト・・・どこかで見覚えがありませんか?。

答えは

実はフェアレディZ32の(後期型、HID化したタイプ)ヘッドライトを「そのまんま」流用しているのです。
また、これが採用された経緯が面白くて、上記した通り、一部の国や地域で車も昼間ライトオンが施行されるようになり、それが施行された国のあるディアブロオーナーが、リトラクタブルライトを常に開いたままって、カッコ悪いしメンドクセぇ~と自分のディアブロを改造してZ32フェアレディ後期のヘッドライトを埋め込んだんだそうです。
それを見たランボルギーニのスタッフが「ライトオン対策にもなるし、スタイルも損なっていなくて、これいいじゃん!」となり純正採用したんだとかw。
尚、ライトはよく見ると「NISSAN」の文字が残ったままで、文字をカバーで隠してあるんだそうです。
最終的には2001年まで、約10年間生産されました。

さて、中古市場ですが、かなり価格の幅が広いですよ。
上は応談~8000万円(ディアブロGTなどの役物)、下は1100万円台(初期モデルの距離が嵩んでいる車両、といっても2万キロぐらいですが)からとあなたの懐具合に合わせて・・・といっても1000万円オーバーの価格ですけど(^_^;)。





偉大なカウンタックの後釜として生を受け、10年に渡りランボルギーニの屋台骨を支え続けた(まあ、クライスラーだったりアウディだったり親会社はコロコロ変わりましたが)、それが、ランボルギーニ ディアブロです。
何せこの頃のランボルギーニはこの車しか作っていなかったので、正に支え続けたといっても過言ではないかと。
GTR(仕様)や、かなりイジったのは見たことがあります。

余談


この画像のVTロードスター、実はある有名人物の持ち物だったディアブロですが、さて、誰のディアブロ?、それはドナルド・・・・

いや、お前じゃない。


ヅラではない!プレジデントだ!

そう、米国大統領ドナルド トランプのディアブロなんです。
最低落札価格は4700万円からのオークションだったそうで、最終落札価格は・・・おいくら万円だったんでしょうか?。
ブログ一覧 | 好きな車 | クルマ
Posted at 2018/11/03 22:14:34

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