さて、スズ菌プロデュースによるあの「鉈」(タナカ・・・しつこい)が巻き起こした「ケルンの惨劇」(喜劇?、いや悲劇か?)から立ち直れない今日この頃ですが・・・気を取り直して。
久々のカワサ菌【イズム】から。
【Kawasaki GPz250】
「カワサキ GPz250」です。
え?前にやりませんでしたか?ですと?。
それはこちらの「鳩サブレ」のほうですね。こちらは「GPZ250R」であります。
今回のはいわゆる「小文字Z」の250、GP(z)250のほうです。
こちらの「GPz」です。
1983年にデビュー、早速スペックを
空冷直列2気筒OHC4バルブ、排気量248cc、最高出力33馬力です。
意外とこのバイクをDOHCだと思っている方が散見されますがOHCの2バルブです。
Z250FTの後継として、エンジンはそのまま引き継ぎ、若干のパワーアップ(27馬力➡33馬力へ)、そして当時から主流になり始めたユニトラックサス(1本サス)をリヤに装備。
このバイクの最大の特徴、それは。
チェーン駆動ではなくベルトドライブなのです。
画像が部品、前側(エンジン側)とリヤ側が見ての通りスプロケット(歯車)ではありません、チェーンではなくベルト駆動です。
サイドカバーにも「ベルトドライブ」の文字が。
今、ベルトドライブのバイクと言えばハーレーぐらいしか思い浮かびませんね。
ベルトドライブのメリットは、ベルト自体に若干伸縮性があり、チェーンのように駆動がギクシャクしない、チェーンのようにオイルをさす必要が無い(むしろベルトドライブでそれやっちゃダメ!)、耐久性は実はチェーンより強い(ハーレーはだいたい3万キロは持つとか)。
それと、静粛性(音が静かである)もあげられますね。
勿論デメリットもありますよ。
駆動の伝達効率がチェーンより劣ります(やはりチェーンよりかは伸びて滑るということ)。だからレーサー系バイクにはベルトドライブがありませんよね。
あと、チェーンなら切れたらコマ足しして繋げる事ができますが、ベルトは切れたら交換するしかありません。
じゃあ、シャフトドライブにすれば?、あれは駆動効率が逆に良すぎて加速やエンブレでギクシャクしやすいし、何より重たいというデメリットがあります、ホ(ピー)ダ地平線、キミの事だよw。
閑話
何故ハーレー ディビットスンはベルトドライブなのか?。
ハーレーにはエンジンからリアタイヤまでの間に、ダンパーと言うエンジンの駆動ショックを吸収する機構が無いんです。
だからダンパーの代わりにベルトドライブを採用している(ショックが加わるとベルトが伸びて衝撃を吸収する)のです。一時期チェーンドライブのハーレーもありましたが、そもそもOHVの大排気量なバイク、トルクが太く柔軟性に欠けるチェーンでは駆動の衝撃を受け止めきれず500kmほどでチェーンが伸びるとか。
閑話休題
リヤはユニトラックサスとベルトドライブ、更にフロントにはダブルディスクブレーキとGPz250って何気に装備が豪華なんですよ。
鳩サブレになると何故かフロントはシングルディスクになってしまいますけど。
ポジションも軽い前傾でわりと自然、バイクの長距離走行で一番疲れないのはこういう軽い前傾姿勢ですよ、身をもって体験しています、最高で1日600km以上走った事がありますから言い切ります。大柄で250としては重たいですが(乾燥重量143kg)、その重さが安定感に繋がっている部分も。
そして、カワサ菌の【イズム】たるリヤのグラブバーも装備、これ無くしてカワサ菌は語れません!w、ツーリングバイクとしてもオススメできます。
OHCツインですが、なかなか軽く吹け上がりスポーツ走行もこなせます。
まあ、裏を返せば「器用貧乏」な子でもあるんですが、大概の事はこなせますが、突出した部分も無いというね。
白系もあります、白系は青ラインのタイプもあるんですがライムグリーンは無いのかな?。
ビキニカウル付が標準ですが
カウルを外すとGPz400FⅡ(400のカウルレスバージョン)風になります、これはこれでカッコ良いなぁ。
1985年までの生産、案外短命でした。
そして、その年に
オサレな鳩サブレにバトンタッチしています(紹介済)(^_^;)。
なんか噂ではGPzは装備を豪華にしすぎて生産コストが嵩んだなんて話も?。
さて、中古市場ですが。
まず、短命でしたからタマ数か非常に少ないので探すのにひと苦労します。
出てきた1台のお値段、なんと50万円!、意外と高値ですね、当時の新車価格より高いな。
空冷小文字Zは軒並み値段がつり上がっていますから(1100なんか200万円に達していますよ)、つられて上がっているのかも?。
普段から友達のように付き合えて、長距離も楽々こなせる、エンジンを回せば(そこそこ)速いというマルチに使えるバイク、それがGPz250というバイクです。
所有するならマフラーを集合にして、ビキニカウルは外して拳ひとつ分ぐらいハンドルを下げて、ライムグリーンに塗装して乗りたいな。それか400Fのカウル付かないかな。
そういえば、このバイク。
鷹ノ羽学園2年B組麻宮サキ。
またの名はスケバン刑事
スケバンまで張ったこの麻宮サキが、なんの因果が落ちぶれて、今じゃマッポの手先、笑いたければ笑えばいいさ・・・・
へめぇらっ!許せでぇ!
(初代の彼女のは、どうしてもこう聞こえてしまうw)
そう、初代「スケバン刑事」で劇中で斉藤由貴が乗っていましたね。
今見直すとGPzのカラーは青白だったんですね、赤系だったようなうろ覚えの記憶が。
♪わ~た~しぃ~ 悲しい お~ん~な~の~こでぇ~す~かぁ~
懐かしいなぁ~(老眼で遠い目w)
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Posted at
2018/11/17 09:33:52