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イイね!
2020年10月10日

好きな車( ´∀`)


はい、私生活では四輪どころか遂に二輪もスズ菌になりましたとさ。

そんな私は・・・

えっと・・・スー(ピー)ーマンですか?。いえ、胸の(┣゙)Sマークはスズ菌のSですから。

そうです、そんな私は「それいけ!スズ菌マン」です(はい?)。

♪そうだ 嬉しいんだ乗れる喜び
オサムちゃん(会長)と POP(ヨシムラ)だけが友達さ~

ああ・・・油冷エンジンが熱ダレして力が出ない・・・
ああっ!

(SUZUKI)薔薇子さん!

スズ菌マーン!新しい菌よ~!

元気1000倍返しだ!スズ菌マン!


と、いうわけでスズ菌ですよ。

【SUZUKI ALTO WORKS】
「スズキ アルトワークス」です。

今回ご紹介するのは初代(550cc)です、ある意味アルトワークス生誕の物語を。
1985年9月、550ccSOHCターボのF5Aエンジンを搭載した



アルトターボを販売。この時は馬力は44馬力とやや控えめでした(ほぼ同時期のミラターボTR-XXは50馬力を越えていたはず)。スズ菌としては初ターボなので、最初は抑え気味で耐久性(変態スズ菌の大事な所・・・それは私のお稲荷さんだ)を探っていたなんてお話も。

そして、1986年7月のマイナーチェンジを機に軽自動車初となる4バルブDOHCに改良されたF5A(NAエンジン)を搭載した


アルト ツインカム12RSを追加。
コイツは楽しいそうですよ、レッドゾーンは8000rpmからとまさにバイクのように天井知らずで回る高回転ツインカムNAエンジン、軽自動車界のアルファロメオなどと呼ばれて・・・いませんw。
またいつか詳しく紹介したいです。

更に1987年、つまりこのターボのタービンと、12RSのツインカム高回転エンジンとがまさにフュージョン全部載せしたのが


このアルトワークス(初代)なのです。

それではスペック。
水冷直列3気筒DOHC12バルブインタークーラー付きターボ、排気量543cc、最高出力64馬力です。

今現在の軽自動車から見れば平凡なスペックだと?、いやいやそんな事はありません。
まず、当時の上弦の鬼いや上限値である「排気量550cc」でこのスペックですからね。つまり、排気量あたり100馬力ってやつを余裕で飛び越えています。
排気量が小さいって事は、当然車重も軽いわけですから・・・乾燥重量650kg(FFグレードだと610kg)ですよコイツ。
そこに天井知らずで回るツインカム12バルブエンジン、更にターボとインタークーラーとEPI化をぶちこんでいるんですから遅いわけがありませんわな、しかもエンジンは10000rpmまできっちり回るそうです。
ちなみに、アルトワークスのターボの過給圧は0.9kg・・・って、いや、待てや、それって一つどころか当時の二つぐらい上のクラスの車の過給圧なんですけど・・・。
はい、小さなバケモノです、まさに


連載はいつ終わるんでしょうか・・・?


これが心臓部、F5Aインタークーラーターボ550ccエンジン、64馬力ですが実は開発の段階では軽~く78馬力を達成していたとか、そのまま運輸省(当時)に申請しようとしたらお役人様にチョ!マテヨ!されて64馬力に「抑えて」あるのです、その気になれば80馬力オーバーも軽~く可能なエンジンですよ。
そしてご存知のとおりこの馬力が、軽自動車の馬力の上限(自主規制値)となりました。

グレード構成はFF2WD駆動の


RS-Xと

4輪駆動(AWD)である


RS-Rの二本立てでした。
後にエアロなどを簡素化した競技車両ベースであるRS-Sも追加されましたが。


これが内装なんですが・・・


へあぁぁぁぁぁぁぁ~!目がっ!目があああぁぁぁぁぁ~!
なんという【変態】チックな配色、流石【変態】スズ菌、こんな配色スズ菌しかやんねぇよ!www、いや~目がおかしくなりそうだ。

価格は最上級のRS-Rでも109万円か・・・いい時代だなぁ(しみじみ)。
つまり、これによりディャーハツのミラターボTR-XXを一気に14馬力ほどパワーで引き離したのです。
3000rpmからターボが効き始めるまさに昔のターボ車、6000rpmから2段目のロケット点火!、脳ミソが後方へズレるような加速でそのまま10000rpmまできっちりと回転するという・・・なんというじゃじゃ馬。

エンジン以外も走り装備がてんこ盛りでして。
RS-R(AWDグレード)にはセンターデフやビスカス式LSDを標準装備で採用しています・・・って、最早ランエボかなこれ?。


こんな車ですから当然、モータースポーツ界でもひっぱりダコ、まずはスズ菌が1987年にこのアルトワークスによるワンメイクレースを開催。
そして一番活躍したフィールドは全日本ラリー選手権やジムカーナ選手権、同じクラスでは敵無し!こちらも最早ワンメイク状態だったそうです。ホモロゲーションの期限が切れる2002年まで活躍しています。

1988年、ベースであるアルトが三代目に移行、合わせてアルトワークスも二代目にバトンを渡して(丸目の初代ですね)生産終了、そう、何気に初代アルトワークスは実質の生産期間は1年7ヵ月ぐらいしか無くて希少車種だったりするんです。
そして大事な事があります。初代550と二代目550(初期は550ccエンジン)はエンジンは同じかと思われがちですが、実は結構違うのです。
初代はF5A、二代目(初期)はF5B、形式名から違いまして細部では二代目初期はショートストローク型(φ65.0×55.0mm/547cc)に切り替わるのです。つまり二代目はより高回転型になったわけですが、中低速域でのトルク感ではF5Aの方が微妙に優れているわけですね、まあ、この辺は好みの問題でもありますが。

さて、中古市場
・・・・・なかなか見つかりません、上記のとおり競技車両化された個体が多く、また、生産期間が短いこともあり現在どれぐらいの個体が生き残っているのやら?。
1台だけRS-Xがありました、走行距離は不明でお値段は58万円でした、しかし、恐らくフルレストアレベルで手をかけないとダメかもです、つまりあとプラス100万円は必要かと。最早・・・魔墓呂死違っ!幻のアルトワークスであります。


軽自動車のハイパワー化への口火を切った先駆者であり、またベンチマークでもありました。そしてその最高速度は163kmをマークしモータースポーツの入門者を育て上げたまさに小さなモンスター、それがスズキ アルトワークス(初代)です。

所有するなら?、そりゃ勿論ラリー仕様ですね。
RS-Rを80馬力まで引き上げて、リヤシートは撤去、ロールゲージを張り巡らせて脚はクスコあたりのラリーサス、マフラーは直管にしてダートやターマックをブイブイと走ってみたい。

まあ、今となっては希少車ですからフルノーマルでレストアして乗るのも良いかもですけどね。
というかとにかく乗りたいブン回したい。
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Posted at 2020/10/10 13:41:48

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