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イイね!
2023年04月28日

好きなバイク(^ー^)


ホンダさん行きま~す。


XL750トランザルプ、今年5月末に国内でも販売されます。新型ホーネットと同じエンジンのアドベンチャーモデルですね。
さて、このトランザルプというバイクなんですが、実は復活した名前でして、過去に同じ名前のバイクがあったんです。

【HONDA TRANSALP 400V】
「ホンダ トランザルプ400V」です。

そもそもトランザルプとは何ぞや?。
TRANS-ALPS(トランス-アルプス)からの造語でして。意味合いとしてはアルプスを越えてやるぜ!などこまでも走って行けるよ的な意味です。
実はホンダさん、80年代レーサーレプリカの全盛期にも


XLV750Rとかを300台限定で販売したりしていました(1985年です)。
いわゆるパリダカ向けのラリーレイドバイクだったんですが。
その流れで1987年に


まずは海外販売だったトランザルプ600Vを日本でも300台限定で販売。
これが好評?だったのやら、またはレプリカブームに翳りが見え初めたからなのか、1991年に


中免で乗れるトランザルプ400Vを発表、そして販売しました。
スペックであります。
水冷V型2気筒OHC6バルブ、排気量398cc、最高出力37馬力です。
このスペック・・・どこかで?


はい、エンジン的にはこちらのブロス(プロダクト2、400cc)とほぼ同じなんです。
ちなみにトランザルプ600Vの方のスペックも
水冷V型2気筒OHC6バルブ、排気量 583cc、最高出力 52psです。排気量こそ低いですが、これのボアアップ版がブロス(プロダクト1、650のほう)にも搭載されています。


一応、元になったバイクは砂漠の女王とまで呼ばれたこちらのパリダカレーサーであるNXR750なんですが、まあ、似ても似つかないけどw。
フロント21インチと大径なホイール、一見軽量そうなスポークホイールですしサスペションストロークも前200ミリ、後ろ190ミリとロングでオフもそこそこ行けんじゃね?といった感じですが・・・実は、400Vにはある怪異現象がありまして・・・。
その車体重量(乾燥)なんですが

トランザルプ600V:乾燥174kg
トランザルプ400V:乾燥183kg



 
はい、見ての通り400Vの方が重くなっているんですわ・・・w。


わかりません、マジでw。
いや、排気量ダウンでシリンダーブロックが厚くなって重くなることはたまにあるそうですよ、でもせいぜい1~2kgぐらいだそうですが。
それがなんで10kg近くも重くなるんだよ!w、それで37馬力当時の250cc以下の馬力って・・・それは最早┣゙Mレベルの苦行では?w。


ちなみに、シート高は純粋なオフ車レベルの850mmとかなりチビ殺し、街角バレリーナ養成ギプスです。それで装備重量は200kg越え・・・はい、辛いそうですよ取り回しは、立ちゴケ養成マシーンとも・・・。
しかもそれで37馬力って・・・正直走らんそうですw、ブロスは同じ馬力でも乾燥で160kg台でしたからね。
まあ、正直ネガティブな部分も多いバイクなんですが、突出した加速はしないけどV型のトルク感は強くて粘りがあり扱いやすい、ストロークの長い前後サスで乗り心地は良い(ただし、シートはかなり硬いそうですがw)、燃費もリッター20kmは楽々越えるそうでタンク容量も大きい(18リットル)、旅をするなら良き相棒だそうです。

ちなみに


こちらが前期型


こちらが1994年にマイナーチェンジした後期型になります。
1996年まで生産販売されたそうですが、90年代のバイクはネイキッドだのビクスクだの邪メリカンだのティーダバーだの混沌の時代で、正直売れていません。今現在のようにアドベンチャーモデルが流行りではありませんでしたし、むしろ日陰の存在でしたので。
総生産数は4000台ほどと、結構レアなバイクだったりします。今なら売れていた(かもしれない)バイクですけどね。
ちなみに海外で600のほうは

600から650ccへ、最終的には700ccにまで排気量がアップされて(画像が海外生産の700ccです)、25年以上生産販売されたそうなので成功モデルなんですけどね、あちらの人は平均身長が高いし、一度の旅で走る走行距離が日本国内より遥かに長いから、こういうアドベンチャータイプは元々需要がありましたからね。英語圏のオーナーたちは、愛情を込めて「ALP (アルプ)」と短く呼ぶぐらいですから。近年日本でも根付いたジャンルですが。今400クラスで出したら・・・って


ホンダには400Xが現行でありますからねw、これかなり良いそうですよ。水冷並列2気筒で馬力は46馬力ですがとても扱いやすいそうです。燃費もリッター40km近く走るとか、600ccも出せばいいのに。
と、いうわけでトランザルプ400Vは時代が早すぎたのか、販売面では限りなく爆死したのです。
さて、中古市場
タマが無え・・・上記の通りで4000台ほどの販売数ですからね、そのかわりわりと程度のよい物が多いみたいですが。後期型を1台発見、その価格は77万円とかなり強気、走行500km台の極上でしたしまだナラシも終わっていないレベルというね、レンタルか試乗車上がりかな?。後はオクとかで探すしか無いようですね。新車時の販売価格は69万円とわりと高めでしたからまあ少しプラスのプレミア価格です。今はアドベンチャー系はバイクの主流モデルですから売れるでしょうし。









海外ではウケているし、日本でも限定販売してみるか(600ね)・・・わりと早く売り切った?、よろしい、レプリカブームも下火になったし一丁中免で乗れるようにしたら売れるんじゃね?→ダメでしたwwなバイクですが、正直シート高は高いわ600より重いわ馬力も低いわで結構初心者殺しなバイクなんですが、走り出せばトコトコと長旅ができるオトモ的なバイク、それがホンダ トランザルプ400Vです。
所有するなら?


迷わず現行の400Xを買います!
冗談さておきw、左右と後ろにパニアケース、ETC装着やヘッドライトのLED化、後はキャブ調整で馬力を上げるとかかなと。ブロスの手法が使えるらしいので。
マフラーはスリップオンで・・・ってパーツあるんかいな?。比較的に整地された林道とかをトコトコ行くのが吉かなと。
なんかホンダのバイクにしてはわりとダメな子でしょ?、でもそういう子もわりと好きだったりします。
トランス-アルプスなんて言っていますが、日本アルプスはおろか近所の峠越えすらも苦労しそうなところが・・・Σd(゚∀゚)イイ!。
基本的に┣゙Mなんだろうな私はw。
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Posted at 2023/04/28 13:40:06

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