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イイね!
2024年06月14日

好きなバイク(*゚∀゚*)

今回はヤマハさん。
日本での知名度は低めですが海外では評価されたミドルクラスバイクを。

【YAMAHA YZF600R Thunder Cat】
「ヤマハ YZF600R サンダーキャット」です。

サンダーがつくのでわかるかもですが。


YZF1000R サンダーエース(紹介済)の弟分になります。
北米や欧州で


FZR600(R)を販売していたヤマハさん。


ちなみにFZR600は鉄のデルタボックスフレームでした。アルミっぽいけど素材は鉄なんです。同時期のFZR1000(R)はアルミでしたけどね。まあ、悪く言えば廉価版かなと。それでも北米や欧州では好評でした。これもまたそのうちに。
これの後継として1996年に


YZF600Rサンダーキャットが販売開始となりました。
スペック
水冷並列4気筒DOHC16バルブ、排気量599cc、最高出力100馬力です。


まずエンジン、いわゆる35度前傾シリンダーのジェネシスエンジン・・・なんですが、他の一部のFZR系のように5バルブは採用されていません。さらに排気デバイスで今の車種にもついているチョコザップじゃねぇよEXUP(エクザップ)もついていません。しかし、ピストン自体は鍛造ピストンが与えられていたり・・・。最早手を抜いているのか気合いが入っているのかわからない状態ですw。まあ、あくまで弟分ですから




いや、そこのお労しい兄上!納得するな!w。
兄(サンダーエース)を越えないようにと配慮もあったのかなと。実際のところは価格の高騰を抑えるためだったとか。しかし、10500rpmまで刻まれたタコメーター、100馬力を出力する回転数は10000rpm、最大トルクを9500rpmで出力・・・5バルブじゃないけどバリバリの高回転型エンジンですよ。


フロント側足回り、一見倒立フォーク?と思わせますが41Φの正立フォークです。ブレーキは298Φのダブルディスク、ブレーキキャリパーは今の高性能バイクと同じくモノブロックタイプで対向4ポットです。必要にして充分な制動力を発揮。


リヤ側足回り、サスペンションはモノクロスタイプの1本サス。リヤブレーキは245mmシングルディスクに片押しの1ポットキャリパーを採用。タイヤサイズはフロント120/60ZR17、リヤタイヤは160/60ZR17と現行のミドルに比べれば細めですが、ミドルならリヤは160ぐらいで良いと思う、SVもリヤ160幅ですが不足なし。近年ミドルクラスで主流のリヤ180幅は見た目はカッコ良いけど、タイヤ代がね・・・跳ね上がるのよ。


フレームはFZR600と同じく素材はスチール製のデルタボックス。あちらの600~800ccクラスは日本の400クラスに相当するので、いたずらに贅をつくして高額にすると売れないというのもあります。


スイングアームもフレームと同じくスチール製、理由は・・・フレームと同じくコストをかけすぎないためですね。


ヘッドライト回り、湾曲した1灯式のマルチリフレクターレンズで、他のヤマハの車種とかぶらないサンダーキャット独特のデザインですね。


ちょっと初期のカワサ菌のユメタマ(ZX-9R)っぽさもあるかなと。


そしてサンダーキャットの秘密兵器、ヘッドライト下にダクトが見えますが、これはラムエアシステムの吸入口です。80kmぐらいから効きはじめて速度を上げて行くと5馬力ほど馬力が上乗せになるそうです。実はこれヤマハ初のラムエアシステムだったりします。


メーター回り、アナログのタコメーターとスピードメーター、右は水温計で燃料計はありません、残量が減ると警告灯が点灯するタイプです。


ハンドル回り、セパハンですがトップブリッジの上でクランプするタイプですね。ですから極端な前傾を強いられることなく、軽い前傾で長距離にも向いているタイプのポジションです。


さて、その走りは?、全長2060mm、ホイールベース1415mmと現行のミドルクラスよりかは大柄な車体、しかし乾燥重量で185kgとスチールフレーム車にしては軽量なほうです。よって直進安定性もよく尚且つバンクもこなせる、峠でも充分楽しめるバイクです。つまり、かなりの万能タイプ。
そしてツアラーとしての属性も兼ね備えていて、長距離ツーリングも楽々だとか。


見ての通り適度な前傾、シートも長めで厚みもあるほうです。後方左右にパニアケースをつけても違和感は無いと思われます。
日本では正規での販売はなく、逆輸入車としての販売はありましたが、ネイキッド全盛期で売れず。正直いって私はその時期存在すら知りませんでした。しかし、北米や欧州では販売好調で、欧州では2003年あたりまで、北米では2008年まで販売されていたそうです。わりと長めのモデルスパンでした。後継のYZF-R6が販売されても併売されていたそうです。まあ、R6はバリバリのスポーツ車ですから、海外では長距離ツーリング向けとしての受けが良かったとか。
さて、中古市場
日本では知名度も低めで国内での流通も少なかったので、タマ数はかなり少ないです。発見した1台は65万円ほど、走行は3万キロ台で極端に高額では無いかなと。ちなみにR6はかなり高騰していて90万円あたりからです。それを考えたらお買い得な4気筒ミドルかなと思われます。現在部品はなかなか無いそうですが。






















ヤマハが海外でFZRの次に放った600ccミドルクラス、エンジンはFZRを受け継ぎバリバリの高回転型でスポーツとしても優秀、しかしポジションは比較的に楽でシートもユーザーに優しく長距離も得意、部分的にコストダウンが見え隠れしていますが、価格高騰を抑えユーザーへの優しさにも溢れている。必要にして充分を知ることができる万能なバイク、それがヤマハYZF600Rサンダーキャットです。
所有するなら?、画像を見ての通り長年造られていたからカラーが豊富なんですよね。シルバーオレンジは良いな、最近すっかりヤマハのカラーになった青に白のストロボもいいかな、ヤマハには少なめな赤系統もアリ。とりあえずスリップオンマフラーでカーボン風は行きたいところ、外観はそのままで良いかな。徹底的にやるならFCRなどのキャブ交換とハイスロでレスポンスアップを狙いたいです。カスタム画像探してみましたが、外観ノーマルスリップオンマフラーがほとんどでした、一番無難ですから。欲をいえばアルミ鍛造の軽量ホイールが欲しいかな、バネ下の1kgマイナスはバネ上のマイナス10kgといいますし、幅はそのままでね。忍者の時やりましたが本当に切り返しが軽くなります。
ヤマハ車はまだ所有したことが無いので、もし増車するなら候補ですね。ちなみに車名のサンダーキャットって?、山猫という意味合いだとか。


猫ちゃんをお迎えしてみても良いかもと思わせてくれるバイク、まずは実物をじっくりと観察してみたいです。まだ実物は見たことがありませんので。
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Posted at 2024/06/14 17:36:33

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