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今回はDUCATIに喧嘩を売ったビッグツイン、その②で。
某｢変態菌｣メーカーが余すことなく本領発揮したバイクですｗ。
【SUZUKI TL1000S(R)】
｢スズキ TL1000S(R)｣
スズキも実はDUCATIに喧嘩を売ったのです。1997年にデビューしました。
前回省きましたが、何故、スーパーバイクで各社がツイン化したかというと、レギュレーションで4気筒は750ccまで、2気筒は1000ccまでOKだったのです。じゃあウチも大排気量ツインでとスズキが出したのがこのTLシリーズ。
とりあえずスペック(1000Sで)
水冷DOHC4バルブV型2気筒995cc、馬力はなんと125馬力!!、出しきっています。だから…ご想像通り前回と同じく下はスッカスカ、高回転型ですね。
このバイク、変態スズ菌ハジけたの？と言いたくなる変態(ネタ？)装備にあふれています。
画像で見ると一見ツアラー風な大人しい感じですが、フロントは倒立、ライティングポジションはキツい、上記の通り低速トルク無し、アルミ材を(わざわざ)溶接したトラスフレーム、まだキャブレター主流の時代にインジェクション、そして問題児がリヤサスの｢ロータリーダンパー｣、通称ロリコン…いや、ロリダン。つまり、バネとダンパーを別体にして、Vツインでは長くなりがちなホイールベースを少しでも短くと装備したのですが、カセット式というか、密封された容器の中に油圧で回転するダンパー…上手く言えないなぁ。これが異常に動きが渋いと、リヤサスはリジット(固定)か？と言われていたぐらいですｗ。
だからよく社外品のリヤサスに交換されたとか、危ないのでｗ。
また、ハンドルがブレるとクレーム殺到、リコールでステダンを後付けしたり…。
翌98年、｢TL1000R｣もデビュー。こちらは10psアップの135馬力、ただし、乾燥重量が10kg重い…レース前提なのになんでだよ!?ｗ。画像を検索していただけるとわかりますが、太い、要｢ラ○ザップ｣ですね。
外観はGSX-R風ですが、｢空力を突き詰めろ!!→なんかデブったぞ!!ｗ｣が真相の模様。
で、肝心のレースでは…スズキはVツインから早々に手を引いてしまいました。
中古市場ではSで30～60万あたり、Rはやたら過走行な個体が多く(5万キロとか)25～50万いかないぐらいでした。
変態装備満載なスズ菌らしい一台かと、こんな個性的なバイク、いかがでしょうか。

そういえば、去年は行きました…今年は無いのかな～なんて思っていたらやるんじゃないですか!!。
｢2015 札幌Super car fes｣
今年は10/3～4の開催で、会場は前回と同じくケーズデンキドーム(旧名、月寒グリーンドーム)ですね。
今年も行こうかな(画像は昨年のフォードGT40)。

それと小耳なお話。
札幌のスーパーバックスに｢アールズ｣(RRP)が9/26～27に来るそうですよ。私もパーツを使っていますが、スイスポとコルトラリーアートを得意としているショップさんです。
その場でロムの書き換えが出来るそうですぜ(要予約？)。
ステッカー売ってくれないかな…。

前回は、DUCATIからでしたが、今回はそれに｢宣戦布告｣をした国産バイクをご紹介。
久々のヤマハ モトーレン ヴェルケより。
【YAMAHA TRX850】
｢ヤマハ TRX850｣です。
1994年に、スーパーバイク選手権でDUCATI 916が、日本の4気筒マルチ勢を抑えチャンピオンに輝きました。レーシングツイン時代の幕を開いたのです。
そして、そのDUCATIに対し決闘を申し込む!!と手袋を投げつけた、YAMAHAからの使者がTRX850だったのです。
とりあえずビール!!じゃなくてスペックタイム。
水冷4サイクル並列2気筒、DOHC5バルブ849cc、馬力は83馬力です。
ほぼ…排気量と同等の馬力を絞り出していますね。
そしてヤマハのお家芸｢ジェネシス｣の証明たる5バルブもしっかりと採用されています。
850ccという排気量で並列ツイン、さぞトルクフルなエンジンなのかなぁ～と、個人的には思っていたのですが。色々な所でインプレッションを見て回った所…低回転でのトルク感は薄い、つまり下のトルクはスッカスカということのようです。
そのかわり高回転域は元気で、それなりにパワー感もあると。回転に応じてスピードも乗っていくタイプだそうで。つまり、高回転型のパラツインということですかね。
個人的に思っていたのとだいぶ違うんだなと感じました。
軽量＆高剛性の鋼管トラスフレーム、フロントはイニシャル調整15段階と、減衰調整機構4段階を持つ41mm正立フォーク、リヤサスはサブタンク別体式のリンク式モノクロスサスは減衰20段階、イニシャル7段階の調整付き、かなり良い足回りですね。
ブレーキはフロントはブレンボ製(そこ、｢ヤマンボ｣と言っちゃダメｗ)4ポッド、キャブレターは38mmダウンドラフト、マップ制御式イグナイターユニットなど最新技術も盛り込まれていて、ヤマハが本気と書いてマジでDUCATIに喧嘩を売ろうとしたのが伺えますね。
1995年～1999年で生産販売されましたが販売面では成功とは…。値段は82万円と比較的に安価だったのですが。でも、この後、各社から(カワサキはイズムを通しましたが)大排気量ツインスポーツが出ましたね。
中古は高くて50万手前、安いもので30万あたりです。
ちなみに、カウルレス＆丸目ライト＆セパハンにして、リヤは古風なシングルシート、マフラーも古風なタイプにしてやると…シブい感じになりますよ。

ニュースより
【犯人ブチギレ、1万人目の万引きを記念して店側が万引き犯を盛大に祝福パレード】
【海外のショップ『HEMA』で1万回の万引きが行われた。しかしお店が取った行動はとても普通ではなかった。この1万人目の万引き犯を｢盛大に祝う｣ことにしたのだ。客が商品を盗ったのをカメラで確認した後に、店員は集まって万引き犯の所に集合。パーティー用のとんがり帽子やケーキやシャンパンを持って店内でパレードを行い、万引き犯は晒し者状態になった。尚、万引き犯は防犯タグを外す間もなくそのまま防犯ゲートへ誘導され、警報が鳴った所で御用となり、無慈悲に警察に突き出された。】

うわ…ブラックすぎるな…さすが海外ｗ。
なんとなくモンティ パイソンのような感じもしますが。
でも、日本もコレぐらいやっても良いかも。
ただし、そこは日本らしく、まずは万引き犯を縛りあげ、馬の上に乗せて店内引き回しの刑からでどうかなと。で、そのまま店外→警察へ連行と。
窃盗犯に対して情け容赦なんぞ無用。だいたい｢万引き｣なんて言葉すら生ぬるい。窃盗犯でいいんですよ窃盗犯でね。

先日、社長に指摘されたのは何か。それはフロントタイヤの片減りです。
イン側が両方最早抉れているような状態、うっすらカーカスも…。
ちゃんと点検しろよ私、針の筵の上で土下座なエクストリーム謝罪モノですね…反省。
フロントは、ノーマルのアライメントのまま車高を下げてありまして、若干…いや結構ネガティブキャンバー状態です。フロントはハの字をかいています。リヤは問題なし、普通に摩耗していますから。
ですから、盆明けの本日早速タイヤを発注しました、物は｢ダンロップ ディレッツァDZ102｣です。
とりあえず前後を入れ替えて現在は対処していますが、｢タイヤが来たら、四輪アライメント調整な!!、ネガティブ修正して立てるよ、速攻でタイヤ換えたいぐらいだわ!!｣と社長に五寸釘を刺されていますｗ。
さっさとやるべきでした…でも軽～い(あくまで軽～くね、やり過ぎ鬼キャンは嫌いですよ)ネガティブって…格好良くて(昭和オヤヂ的思考ｗ)。
いつものぁゃιぃ様の人脈で、見積が来ましたけどかなり安価で入手できそうです。
マランゴーニ再びも考えたのですが、やはり減りが早いのと、減りが進むとノイズがかなり大きくなる欠点が発覚したので。
DZ102も興味がありますし、以前は101を使っていたので。
しかし…クラッチから色々と続くなぁ(^^;)。