さて、今回も変態ス・・・いや、なんでもありません(^_^;)。
違いますよ。国産車ですが「大阪発動機」です。え?、何それですと?。

ダイハツですよ。昔はこんなエンブレムでした。
【DAIHATSU Charade 】
「ダイハツ シャレード(デトマソ)」です。
以前紹介したダイハツ ストーリアのご先祖様ですよ。
1977年に初代がデビュー。その姿はこんなのでした。

え~・・・これは初代ゴルフかな?(^_^;)。かなり似ていますね。
ただし、そのボディサイズはかなり小型でした。

「5㎡カー」これが売りの小柄なハッチバックです。
エンジンスペックを。
水冷4サイクル直列3気筒OHC、総排気量993cc、最高出力55馬力です。
初代は1983年までの生産でしたが、3ドアと5ドア両方このエンジンのみでした。
5㎡カーを実現するために、最初は4気筒エンジンを横置きで搭載する予定でしたが幅が広すぎると、ならば1気筒無くしてしまえと3気筒に。この頃は1000ccクラスは4気筒が主流で、3気筒となると廉価版では?と思われてしまうと反対意見もあったそうです。今では外車でも(あの現行ミニも)、小型車は3気筒エンジンが主流ですけどね。だからかな?、新型スイフトも3気筒ですよ。
そして、タイヤは10インチを装着してみたのですが、なんか軽自動車と変わらないなと、そこでタイヤ屋さんに「11インチのタイヤを作ってちょ」と頼んだのですが、タイヤ屋さんから「11インチなんて、全世界的に見回してもそんなサイズは無いからw」と却下、結局10インチを装着したそうです。
実は初代にもデトマソを作ろうとしていて、1981年に発表はされました。
そのスペックは
水冷直列3気筒OHC、IHI(石川島播磨)B5型ターボチャージャー付、排気量993cc、最高出力75馬力でした。しかし、発表のみで販売はされませんでした。

走りのクーペ、Cピラーに丸い船のような窓があるのが特徴。
さて、ここから真打ちの二代目シャレードを。

これが1番有名かと、実際販売面でも売れています、初期型はフェンダーミラーでした。
そして、ホットモデルである

シャレード デトマソターボ、今見てもカッコ良い。あのデトマソが絡んだホットモデルです。実質これがデトマソとしては初代になります、そのスペックはこれです。
水冷4サイクル直列3気筒OHC、IHIターボ付き、排気量993cc、最高出力80馬力です。
こちらは初代デトマソ後期、ビアンカという特別仕様がこれ。
そして、ラリーのホモロゲーションモデルである

シャレード926ターボ、926とは排気量のことで、ターボ係数をかけると1600クラスになるようにわざわざ排気量を下げたのです。200台だけ作られた競技用車両です。
それを更にパワーアップしたのが

シャレード926R
926ccターボエンジンをDOHC化、その最高出力は80馬力から120馬力にアップ、しかもそのエンジンをリヤミッドシップ(リヤシートはありません)で搭載という化け物です。まさにラリーウエポン。しかし、発表のみで販売は無しでした、つまり和製ルノーサンクターボですね、ださなかったのは勿体無いなぁ。
二代目は1983年~1987年まで生産されました。
三代目(某ブラザースでは無い)。
実は、この時にはデトマソでは無くなります。変わりにスポーツグレードとして

GT-XXがあります。
水冷4サイクル直列3気筒DOHC水冷インタークーラーターボ、排気量993cc、最高出力105馬力です。
シャレードとしては4代目までありますが、スポーツグレードはこの三代目GT-XXが最後になります。
さて、中古市場ですが。
デトマソ初代後期(走行6万キロ)で120万円、GT-XXも1台発見、なんと走行4万ほどで138万円でした。案外強気ですね、売約済みでしたけど。

ラリーにも積極的に参戦したラリーカーでもあるシャレード、デトマソがなんか復活なんて噂がありますがダイハツに苦言!!。
現行の小型ミニバンベースの「ガワだけデトマソ」(これを出すらしい)とか、「軽じゃない軽の色だけデトマソ」とか、そんなのならいらない、そんな物なら出すな!!( ̄^ ̄#)。
本当に止めてよね、「走りのデトマソ」を出してよ、せめて国内ラリーで使えるレベルのをさ。
ダイハツさん、いつまでも盗用多から軽自動車&小型ミニバン屋にされて、牙を抜かれたままじゃダメですよ。今WRCに参戦している盗用多のヴィッツラリーカーを越えるのをダイハツで作ってよ。
下克上だ!!中指を盗用多に突き立てろ!!ダイハツ!!凸( ̄^ ̄)。
Posted at 2017/02/13 00:08:53 | |
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