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マヨイガのブログ一覧

2021年10月24日 イイね!

ジクさんと(9)冬のセーター篇

10月、高い山は白銀になりました。
現在気温、4度。






いろんな所へ行きました。

そして・・・・。

同志諸君!2021年バイクシーズンの終了をここに宣言するものとする!、撃鉄を下ろせ!。


と、いうわけで昨日、バイク屋さんで冬籠もりとなりました。
先日、車で走っていたら峠の路肩に雪があったのを見て決意です。

冬のセーター(BJC)


では、来春まで✋。











で、バイク屋さんに預けに行ったら2018年モデルのGSX-R600(珍しいなオイ)の中古が置いてあったんですよ!。
北米モデルフルパワーで走行5000kmほどの完全ノーマル、乗りだし82万円!、いや、これ、かなり珍しいバイクだしわりと安くね?、オヤッサンの前でうーん・・・と思わず唸ってしまったw。
調べたら、600ccだけど125馬力ですと。すげぇな!










オイイイイイイイイイ~!、何だよこれw。
何のカタログかなあ~?、V型2気筒の650cc?、ふーん、そうか、で、乗りだしおいくら万円?、ほ~う、あらま、結構値引きは可能なんですな。
ふーん、ほーう、へぇぇ~・・・・・。


ジクさんの、明日はどっちだw?


(まだ思案中ですよ。YZ(ピ~)7も一応・・・ねw、そのまま続投かも知れないしw)


追伸

アオタMk-2も冬仕様へチェンジ完了。
Posted at 2021/10/24 10:36:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジクサーSF250 | クルマ
2021年10月23日 イイね!

好きなバイク(*´∀`)♪




ホンダが1987年にRC30(VFR750R)を出し。


ヤマハが1989年にOW-01(FZR750R)で追従


浜松の【変態】(スズ菌)も同じく1989年にGSX-R750R(RK)で後追い(ストーキングw)。

1980年代後半~末は正にTT-F1(後のSS)ホモロゲーション取得のためにスペシャルな750レプリカ花盛りでした。
今回も続々々・・・スペシャルな750レプリカのお話です。はい、鳥です。いいえ、トリです。

ホンダ、ヤマハ、スズ菌ときたらもうあの会社しか残っていないわけで。
そう・・・【イズム】です。

【Kawasaki ZXR750R】
「カワサキ ZXR750R」であります。

まあ・・・なんだ。
カワサ菌という会社はこと「市販車世界最速」(イズム!)が大好きな会社でありまして。

昔、250の2サイクルレプリカが花盛りになる直前である1984年に


エンジン形式(タンデムツイン)こそレーサーからなんだけど、こんなストリートスポーツなスタイルで出してみたり(紹介済)。
低速がスッカスカでぶん回さないと発進できないケロケロ250ですな。しかし、売れ行きは芳しくなくこれではいかんと。


より「らしい形」の2サイクル並列2気筒のコイツも出したわけですが(紹介済)。

出してから気づいたんだわ・・・肝心の2サイクル250のレースに出てねぇ!・・・とw


だからX-09という250レーサーも(わざわざ)造ってレースにも参加したよ!、市販車(KR-1)の売れ行きを伸ばすためにな!・・・いや、それ順序がおかしくね?w。
いざ、レースに出場してみたら危うく予選落ちしそうになったりw、最後にはV型2気筒にエンジンを変更したり(市販車には無いけどな)しましたが。しかし、レース資金が経営を圧迫してカワサ菌としてはこれ以上お金出せませ~んと1993年を最後に撤退。
正直、特に1980年代は「市販車世界最速」(イズム)以外には余り興味がないというか「レースは我関せず」(イズム)というか・・・そんな会社でした。

しかし、1989年に


ZXR750(初代H型)を発表、やはり他社がTT-F1クラス(後のスーパーバイククラス)で跳梁跋扈しているのをただ黙って見ている訳には行かなくなったのです。750クラスで販売面で負けまくりでしたし。

それまでのGPX750Rのエンジンをレーサー的なアルミフレームのシャシーに載せた感じでしたけど。
ちなみに、タンクの上にある掃除機のようなパイプ、ラムエアシステムと思われがちですが違います。これはエンジンのヘッド周りを冷却するシステムが正解、K-CAS(Kawasaki Cool Air System)と申します。
案外誤解されている方が散見されますが(私も含めてw)、キャブに強制的にエアを送りこむわけではなく、まして「吸引力の変わらないただひとつのバイク」でもありません・・・ダイ(ピー)ンか?。
よし、これでRC30に勝つる・・・いや、最新だし最早ZXRしか勝たん!とか思っていたら・・・デビューしたあたりで上記のOWやRKが出現・・・


オイイイイイイイイイ~!💢
(いや、ツッコミと言えばね、ダメガネ👓・・・いや、彼ですからw)
そんなカワサ菌が、スペシャルな750レプリカを出すのは1991年まで待たねばなりませんでした。

そして、満を持して・・・


ZXR750Rが1991年に爆誕!・・・難産でしたなw。
ほぼ同時に通常型も2代目(J型)にモデルチェンジしたわけですが。
スペック
水冷並列4気筒DOHC16バルブ、排気量749㏄、最高出力77馬力です。
まず、通常型91年モデルはエンジンにサイドカムチェーンを採用、旧型よりショートストローク化されて軽量コンパクト化されました。そして再設計したアルミ製ツインスパーフレームにそれを搭載しています。フロントフォークも倒立型へ変更。
さて、Rは更に何が違うのか?。


別体式のフルアジャスタブルのリヤサスペンション。色合い的にカヤバかな?(すみません解らず)。
フロント側もアジャスタブルなフォークが奢られております。


シートカウルをシングルシート化、ここだけ材質は他社と同じくFRPだそうです。「R」の文字が誇らしげに入ります。
前側のカウルは通常型と同じく樹脂製ですがね、まあ、FRPは確かに強度が上がり軽くはなりますが、振動で割れやすいし修正が必要という欠点もありますから、市販車ではあまり使いたくないというのもカワサ菌的にはあったのかなと。カワサ菌は昔からストリートが戦場ですから。
更に純正でケイヒンのFCRキャブレターを装備、ギアはクロスミッション、燃料タンクは他社に追従してアルミ製だったりと、通常型より各部パーツを抜かりなくグレードアップ、エンジンも748ccとされ若干圧縮比を変更。


ここに、本格的にレースで戦えるZXR750Rが遂に誕生したのです。
勿論限定車で、生産台数は250台と他社よりかなり控えめ・・・みんな貧乏が悪いんや・・・(他社ほど売れないと考えてたフシもありますが)。
そして、そのお値段ですが・・・。

本体価格¥1,100,000(・・;)

って・・・他社よりかはお求め易い価格、諸経費いれて120万ぐらいですからね。考えてみたら今は400ccでこれに近い新車価格のもありますから(お前のことだよホンダ)、高くなったよな国産バイクも。
ちなみに、この250台の限定数量、国内だけでは無く海外もあわせた数量で、日本国内での割り当て数は50台ほどだったそうです。
そう、4社中で一番激レアだったりします。

さて、レースではどうだったのか?。




こちらは初代をベースにした耐久仕様のZXR-7、このマシンで1989年のル・マン24時間に参戦、宗和・多田・塚本の3選手体制で3位でお立ち台となりました。
わりとオーソドックスなマシンでしたが、戦闘力は高かった表れですね。他のレースでの仕様では何故か丸みを帯びた形から「カブトガニ」というありがた迷惑な愛称もあったようですがw。
カワサ菌はそのライムグリーンのワークスカラーから虫に例えられやすいんですけどね。

そして、時は流れて1993年







カワサ菌は伊藤ハム(なんで伊藤ハムだったのやら?)のスポンサードを受け、チームカワサキ・伊藤ハムとしてZXR750RベースのZXR-7で参戦、TT-F1マシンレギュレーションの最終年となる1993年の鈴鹿8時間耐久レースにおいて、スコット・ラッセル、アーロン・スライト体制でカワサ菌初の鈴鹿8耐優勝を獲得しました。
とにかく、トップスピードで他社のマシンに負けるなと開発されたそうて・・・さすが「世界最速」(イズム)大好きメーカーw。
ただし、そのスポンサーカラーから「紛らわしい」だの「中身V型エンジンじゃね?」だの「どこかにHRCのステッカーが貼ってあるんじゃね?」とか陰で言われてしまったり・・・いや、ホ(ピー)ダ(白々しい伏せ字w)じゃねーから紛らわしいけどなw。

ZXR750Rは確かに限定車でしたが、通常型の改良モデルチェンジの度にRも設定され、その後バトンを渡すことになるZX-7RやRRの礎となりました。

さて、中古・・・が出てこねぇ~!w。

通常のZXR750でやっと1台という状態、しかもそれカウルレスで丸目単灯ライトでパイプハンドル&カラーはフレアパターンという、一歩間違うと「ゾッキー」な「不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまいそう」な仕様、三段シートが足りないなw。それで64万円でした。
元々、通常型でも流通台数が少ないそうで、長く大事に乗っている方が多いようですね。まして割り当て50台のRなら尚更かもしれません。相場すらわからずでした。





レースなんてどこ吹く風、市販車世界最速こそカワサ菌の【イズム】とばかりに静観をきめこんで市場に胡座をかいていたら。1980年代末には二輪事業の危機にすら追い込まれて、最初は慌ててありもので組み上げてみました。
そうしたら思ったより良くて、結果も出たので改良、そしてその後鈴鹿で初優勝とカワサ菌のレースシーンを牽引したバイク、それがZXR750Rです。
購入・・・ってまずタマがありませんが、とりあえずはマフラー交換ぐらいですかね。フルエキじゃなくてスリップオンで充分かなと思われます。後はハイグリップなタイヤへ交換で。
注意点は・・・カワサ菌のこの年式のバイクですから、当然の如く滲みますよ。何が?、エンジンのヘッド周りからエンジンオイルがね。
いや、これはもうカワサ菌の宿命というか「仕様」(ある意味これもイズム)ですからw。
これがいわゆる「カワサキ病」・・・ってヤツ・・・それネタ的にアカンヤツだから止めろや!w。
まあ、現実的にまず通常型すら探すのが困難・・・というか、その通常型のZXR750自体をほぼ見かけたことが私はありません。
正にレッドリスト入りレベルの珍獣、街で見かけたらラッキーと感謝して拝みましょう。
そもそも、他の3社のよりかは販売台数が少ないですから、ちょっとやそっとでは見かけられないと思います。

さて、4回に渡ってご紹介したホモロゲーション取得のためのスーパーな750レプリカ達、いかがでしたか?。
今は1000ccオーバーの国産バイクも新車で軽く200万円を越えるようになりましたが、このあたりが国産バイク価格高騰のハシリだったんじゃないかな?と思う次第です。
それではまた・・・





ん?、各社のスーパーな750レプリカは、これまでの4台だけじゃないんだな~これがw、またいつか、続編をやりますね。






俺たちの戦いはこれからだ!
(マヨイガ先生の次回作にご期待ください!)・・・えっ?打ち切り?、マジっすか?w

Posted at 2021/10/23 14:25:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | クルマ
2021年10月16日 イイね!

好きな車( ´∀` )b


今回は久しぶりに世界のホンダさんから行きます。

ホンダのFF、ライトウエイトスポーツの嚆矢となったこの車をご紹介。

【HONDA BALLADE SPORTS CR-X】
「ホンダ バラードスポーツ CR-X」です。
俗に言う「バラスポCR-X」ですね。

まず、ベースになったホンダ バラードとは?


初代バラード

二代目バラード

シビックをベースにした4ドアセダンで、部品はほぼ共用されており、当時のトヨタのカローラや日産のサニーあたりの対抗馬でした・・・が、日本では不人気で初代と二代目で生産販売を終了してしまいました。海外ではわりと長く生産されていたんですけどね。現在も一部アジアでは生き残っている車名です。個人的には二代目は結構好きなんですが(そのうちに)。

この二代目バラードをベースにして、2ドアハッチバックの切り詰めたボディを与えられ、基本的には2シータークーペとして生産されたのが。


バラードスポーツ CR-Xです。

まず、スペック
水冷直列4気筒SOHC12バルブエンジン、排気量1488cc、最高出力110馬力です。
あれ?、DOHCの16バルブじゃないの?と言われそうですが、1983年のデビュー時は1300ccと1500ccのSOHCで二本立てのグレード構成でした。
そしてお気づきですか?「4気筒で12バルブ」だということに。そう、1気筒あたり吸気側が2バルブ、排気側1バルブの3バルブなんです。
1.3はキャブレター式で80馬力ほど、1.5iの燃調にはあの「PGM-FI」(プログラムド フューエル インジェクション)が採用されていました。
実は、このバラスポCR-Xこそがホンダ四輪初の電子制御燃料噴射装置であるPGM-FI搭載車なのです。でも、燃料電子制御噴射装置の搭載はバイクの方が先だったんですけどね(CX-500ターボはインジェクションでした)。


このリヤをストンと切り落としたようなスタイル、イタリアのカロッツェリア的表現で言えばコーダ トロンカ(イタリア語で「尻尾を切り落とす」という意味合い)なスタイル、このスタイルはアルファロメオやザガートなんかが好んで使っていましたが。ちなみに英語では「カムテール」と申します。
利点は短い車体で空力を稼ぐ事ができます。1980年代としてはかなり攻めたデザインだと思われますが。


一応、リヤシートもありますが、あくまでエマージェンシー的な物でホンダ自身が「1マイルシート」と表現するレベルなので居住性はお察し。車検証での乗車定員は4人ですが、基本的に2シーターとわりきる必要があります。
ヘッドライトはセミリトラクタブルで点灯時は上側が少し開きますよ。
110馬力は非力に感じるかもですが、800kg(1.5iで、1.3は730kg)というかなり軽量な乾燥重量で走りはキビキビで、更にホイールベースの長さは2200mmと現在の軽自動車よりも短く、非常にクイックな回頭性を与えられていて、当時のジムカーナ競技でこの排気量クラスでは敵無しだったとか。
試作車の段階ではあまりにもハンドリングがクイックになりすぎたので、これは危険だと市販の段階では若干ハンドルの遊びを増やしたという実話があるぐらいです。
この車体の軽さは、フロントフェンダー、ノーズコーン、サイドプロテクター、ヘッドランプカバーにH・P・アロイを採用することで軽量化と耐チッピング性、防錆を実現しています。ポリカーボネイトを素材にした、つまりプラスチック部品を多用しているのです。それにより軽い車体を実現しています。そしてバンパー類も樹脂製を採用しています。
また、このバラスポCR-Xにはフロント側のサスペンションに面白い機構が採用されていまして。



こちらはごく一般的なフロントサスペンションであるストラット式、アブソーバーがあってスプリングがあってというよく見るタイプ。


これが、バラスポCR-Xのフロントサスペンションの図解ですが、あれ?、何かが無いぞ?、サスペンションなのにバネ(スプリング)が見当たりません。
アブソーバー(いわゆる油気圧の黒い筒)はあるんですがスプリング(つまりバネだね)はどこへ行った?。
実は後方へ伸びているアーム(トーションバー)のような物がスプリングの代わりなのです。
これは「トーションバーストラット式フロントサスペンション」という物で、ストラット高を低くするためにスプリングの代わりにトーションバーを採用しています
これによりダンパーからコイルスプリングが除去されていて、大幅に下げたダンパーマウント位置が可能で低いボンネット周りを実現、また、ダンパーハウジングを小型化することにより小型の車体でも広いエンジンルームを確保することができるというメリットがあるそうです。
このサスペンションにより、回頭性の高いハンドリングが実現したそうです、それこそカミソリのようなレスポンスだとか。ある意味リジットサスみたいですよねこれは。

そして、翌年1984年に真打ちが登場します。


排気量1600ccのDOHC 16バルブエンジンを搭載したグレードである「CR-X Si」の登場です。
外観の違いはリヤトランクエンド上に配置された


ウレタン製のリヤウイング(黒い部分ですね)


そしてボンネット左側上にあるこの膨らみ、いわゆるパワーバルジがあります。
これはDOHC化によるカムプーリーのスペースを確保するための物、更にエンジンの冷却のためにオイルクーラーも装着されています。
尚、このSiではアルミホイールは標準ですが、ステアリングのパワーアシストは無し!、つまりパワー!(力が必要な)ステアリングですねw。いわゆるノンパワステというヤツです。更にエアコンやオーディオも「オプション」だったそうで・・・はい、とても硬派なグレードだったんですよ。
尚、変態オプションとして


ルーフ上からフレッシュエアを取り入れて。


車内に導入する開閉式ダクトがオプションで用意されていたり・・・ラリーカーかな?w。
乾燥重量は860kgに増加してはいますが、馬力は25馬力アップの135馬力になっていて、また、こういう小型リッタークラスのエンジンとしては珍しく、比較的にロングストロークのツインカムでして。中低速のトルクもあり軽量な車体と相まって加速は非常に良い車に仕上がっています。

って・・・あの・・・ホンダさん?、当初この車のキャッチフレーズは「デュエット・クルーザー」でしたよね?w。つまりコンセプト的には「若いお二人様の為のデートカー」でしたよね?w。

それが・・・・・・



それは無駄口叩くな牟田口叩け。


我々はこれで戦争に勝つ(byレ(ピー)ル将軍)


脚なんて飾りです!、偉い人にはそれがわからんのです!。

それが・・・どうしてこんなカリっカリかつバリバリの「コンパクトロケット」になっちゃったんですか!、また開発が暴走してやらかしただろこれ!ww。
おかげで欧州やアメリカなどの海外でも販売されましたが、「ローラースケートGT」と呼ばれ安価な価格と相まって、走り好きな若者達に大歓迎される始末・・・w。
尚、海外では「シビックCR-X」の名前で販売されていましたけどね。

だいたいSiグレードは当時の国産スポーツ車の中で、フェアレディZ(Z31)やシルビアに次いで0~100kmの加速時間が第三位っておかしいだろ!、完全に上のクラスのスポーツ車を峠の下りなら喰える上級イーターですやん!「某豆腐屋のアレ」かよ!w。
まあ、この初代であるバラスポから既にCR-Xという車は「峠の下りで後ろに着かれたくない車」になっていったわけですが。
そして、各地の峠や某大都市の環状とかで「よく壁に刺さっている車」だとも・・・ww。
モータースポーツでは、上記の通りジムカーナのウエポンとして引く手あまたとなり


また、ラリーカーとしても使用されています。LMディッシュホイールが渋いな!。

セダンであるバラード(二代目)は1986年に生産終了しましたが、バラスポCR-Xは生産が継続されて翌年の1987年まで販売されて、次のサイバーCR-Xへとバトンを渡しました。

さて、中古市場ですが。
実は・・・二代目で人気も高いサイバーCR-Xより高額だったりします。
サイバーが150万円あたりからあるのに(それでも人気はあるから高めですけど)、走行18万キロ越えのバリバリ過走行なバラスポが200万円から!となっております。
尚、乗り続けているオーナー様曰く、軒並み純正部品は欠品で、維持の為には主治医と部品取りにもう一台必要、細かい部分ではワイパー部にマメなグリスアップが必要だったりと結構手がかかる子なんだそうです。
どうしても無い部品は・・・3Dプリンターで複製してそれをベースに手作りで作成しているとか・・・強者だ!。








ホンダは2人にはXがいるとか、デュエット・クルーザーなんて軟派なイメージで押し通す(言い訳?w)つもりでしたが、蓋を開けたら峠やジムカーナや某環状線で上級スポーツをカモれる2シーターロケットと化してしまい。海外でも理想的なライトウエイトFF2シータースポーツと評価され人気だった車、それがこのホンダ バラードスポーツCR-Xです。

所有するなら?、やはりSiですね。


プラモデルの箱絵ですがw、この無限のCR-X PRO仕様にしたい所。
前後のブリスターフェンダーが素敵過ぎます。顔も精悍さが増していて良いエアロキットです。
尚、CR-X PROはSOHCの1.5iがベースなのでボンネットにパワーバルジは着いていません、これをSiでやりたいですね。


こんな感じで・・・やはりLMディッシュホイールは似合うな。


それか、ある意味お宝ホイールである「無限CF-48」も捨てがたいですけど。
めっきり見かけなくなりましたが、80年代のホンダ旧車には良く似合うホイールです。冷却フィンの馬糞雲丹感が素敵ですw。
そして、峠のダウンヒルで溝落としを!・・・しませんからw。

まあ、ある意味FFのハチロク(AEね)的な車になりつつあるんじゃないかな~と思われます。
Posted at 2021/10/16 17:43:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 好きな車 | クルマ
2021年10月09日 イイね!

好きなバイク( ゚Д゚)


今回は続々、スーパーな750ccレプリカのお話になります。


HなところのRC30(VFR750R)が148万円の価格で1987年に爆誕して。


YaらしいところのOW01がその後を追って200万円の価格を引っ提げて1989年に生誕。

100万円オーバーのレースホモロゲーション取得のためのスーパーな国産750ccバイク達、そりゃ~「あのメーカー」も黙っているわけがないわけで。

あのメーカー・・・だとぉ?




・・・・スズ菌っ!

【SUZUKI GSX-R750R(RK)】
「スズキ GSX-R750R(RK)」です。

まず、この話から書かなければなりますまい。


実は100万円オーバーの国産750ccバイクを出したのは、スズ菌が最初なんです。
ヨシムラと手を取り合って製作した、1986年の初代GSX-R750がベースであるGSX-R750R、乾式クラッチ、シングルシート、タンク別体式リアショックなどなど豪華装備てんこ盛りで500台限定、そのお値段は105万円、そう、スズ菌が既に先鞭をつけていたのです(紹介済)。
つまり、RC30の仮想敵はこいつだったんですね。
そして、ホンダがRC30を出したもんですから【変態】の魂に再び火がついた。

まず、1988年に


通常型であるGSX-R750が油冷第二世代と言えるJ型にフルモデルチェンジ。
エンジンは初代よりショートストローク化され、前後17インチ化、ANDF(アンチノーズダイブ機構)の廃止、角形断面のアルミフレームに変更などなど・・・実はこのフレーム、ほぼそのままその当時のTT-F1マシン(つまり純ワークスレーサー)から形状や強度を持って来ています。
理由は「新規にイチから開発するのがメンディーいやメンドイから」というね・・・ホイールベースも旋回性向上のために初代よりかなり短くなっております。
通常型であるこいつでも充分に【変態】なんですがね、しかし、一度火がついた【変態】はもう止められない・・・。


翌1989年、更に各部が強化された500台限定の「RK型」が爆誕いたしました。実際J型やK型と区別するためにRK型と呼ばれていますので、ここでも以降はRKと呼びます。

では、RKのスペック
【油冷】(変態の魂!)並列4気筒DOHC16バルブ、排気量749cc、最高出力77馬力です。尚、フルパワー仕様だと120馬力に達するそうです・・・。
では、RKに奢られたスペツィアルなパーツの数々を。

タンクは形状こそ通常型と同じですが、素材はアルミに変更されております。


補強されて通常型より更に剛性を高めたアルミフレーム。
カウルもRCやOWと同じくFRP製のRK専用品で軽量化、ステアリングヘッド部分はGSX-R1100のモノを流用し、フレームのメインパイプ径をサイズアップ、スイングアームピボットまわりの強化やスイングアームにサブフレームを装着しワークスマシン変わらない強度を確保、エンジンのカバー類は専用形状のパーツを装着して、通常型よりもバンク角を増大させています。
更にサブオイルクーラーを追加装着したデュアルオイルクーラーシステム・・・つまりオイルクーラーが2個付いているということ。
インナーロッド式のフロントフォーク、スリット付きのブレーキディスク、アルミ削り出しのブレーキやクラッチレバー&ハンドルバーウエイト、アルミ鍛造のアッパーブラケットなどなど・・・RKは見た目は通常のJ/K型と変わらない感じですが、専用品で固められており乾燥重量も通常型より12kg軽量化されています。
特筆はそのエンジン、通常型では回転向上のためにショートストローク化されたわけですが、これが仇となりエンジンの発熱が高くて高回転域で熱ダレしやすいという欠点が発覚。油冷故の欠点とも言えます。
公道レベルなら問題ありませんが、高回転域を多用するレースの世界では由々しき事態、また、ショートストローク化のせいで中低速域でのトルク不足も指摘されています。
さて、これはどうしようかとなったわけで・・・。


これでは【不完全変態】だと。

では、どう対策したか?、「じゃあもう、問題無かった初代のストローク量に戻せばいいじゃん」と・・・でもそれって「初代のエンジンに載せ変える」ということ?。そんな事は【変態】のプライドが許さない。
最終的には、J型のエンジンをベースに4mmストロークを伸ばして中身を入れ換えた・・・つまり、「RK専用エンジン」をわざわざ新規に作成したのです!。
手が込んでる・・・いや、これでこそ。


お久しぶりですw


これで【完全変態】完了ww

いや、他社なら普通は冷却の強化とかでやるでしょ、しかし、重量増を嫌ったのかわざわざ新規レベルで専用エンジンを造るってあーた・・・まさに【変態の所行】ww、多分、最初デュアルオイルクーラーで対処しようとしたんでしょうけど、それでは足りない!となり実行したんじゃないかなーと・・・この【┣゙変態】めw。まあ、中低速トルクの増大という狙いもあったようですが。
その【変態行為】の数々のおかげで、販売価格はなんと・・・

165万円!(;゚∇゚)。

高額な限定車でしたが、あの2台と同じく応募が殺到して抽選販売になったそうです。
結局J型も、89年中にストロークが伸ばされるマイナーチェンジが行われてK型になりましたが・・・。
GSX-R750シリーズは、現在でも現行車種なので形式で細分するとかなりの量になりますので、ここでは大まかにしています。油冷初代第一世代だけでもF、G、H型があるんですよ・・・。

さて、レースではどうなりましたか?


まず、J型をベースにしたレーサーで1988年の8耐にヨシムラから参戦、ライダーはあの「転けるか入賞するかの二択」で有名なケビン・シュワンツ氏、熱やコーナーからの立ち上がりのトルク不足に悩まされながらも2位に入賞。
これによりRKやKではストロークが伸ばされた(戻された)のです。


翌1989年はRKのエンジンをベースにして同じくヨシムラから8耐に出場、最後はエンジンからオイルを吹きながらも6位入賞、このあたりから・・・油冷エンジンの限界が少しずつですが見え始めました。
欧州やアメリカでのレースでも活躍しています。

さて、中古市場ですが。
さすがに限定車なのでなかなかタマが無い。モロッコで性転換レベルでタマが無いぞ。
走行2万キロほどの1台をようやく発見!そのお値段は・・・・

¥1,750,000・・・・(^_^;)

思っていたよりかは、うん、新車価格より少し高いぐらいでした。
RC30やOW01が軒並み500万円オーバーという価格を見るとやはりね、というかこの2台が異常なんだよな。
恐らく・・・ですが。GSX-R750は長く造られているバイクですから、わざわざ高額な限定車を買わなくてもRKより性能が良い近年の形式の中古車が、この値段より安く買えるから、これが価格の暴騰を防いでいる原因なのかも。
近年の形式のGSX-R750なら、ノーマルで120馬力近くのが130万円あたりで買えちゃいますからね。
つまり、わざわざ役物(厄物?)を買わなくても・・・・い~~んです!(川平慈英かな?)。
でもこれが、GSX-R750の美点だと思います。






HなRC30に刺激され、【本気(汁)を出した変態】がその持てる力を遺憾なく発揮、おかげさまで価格も凄いことになりましたが世の変態達がほっておかず即日完売。油冷GSX-R750シリーズの最高峰、それがこのGSX-R750R(RK)です。

所有するならとりあえず・・・ヨシムラ!(お約束)、サイクロンマフラーでしょ。
K型後期の倒立フロントフォークを入れて、ミクニTMRキャブと輸出仕様のカムを入れてフルパワー化をやりたいところですね。
タマ数は無いけど、人とは違うGSX-R750に乗りたい!と願うなら狙ってみても良いかも?。
数量限定の旧車と考えたら、まだ良心的なほうの中古市場価格ですからね。


Posted at 2021/10/09 17:25:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | クルマ
2021年10月03日 イイね!

ジクさんと(8)  田園 篇



すっかり秋です。
稲刈りも終わり、新米の季節・・・

滝川経由で深川の道の駅へ。


かしわ蕎麦とおにぎりで昼食、緊急事態明けで道の駅はめちゃくちゃ混んでいましたね、油断しているとまたぶり返すぞ・・・・。
この深川は米どころで、道の駅の中におにぎり屋さんがあって、そこのおにぎりがとても美味しいのです。


追加で豚串も・・・デカいなこれ(私の足の上に乗せてこの大きさですよ)。

そして旭川方向へ、旭川を抜けて。




層雲峡(そううんきょう)へ、温泉街があります。ここから先へ行けば大雪山系です。すっかり紅葉していました。

画像を撮っていると何やら動物の気配が!






蝦夷鹿(ユク)の親子だ・・・・。
そろりそろりと近づいてみる。

「大丈夫だから、大好きだから!」


いや、ちょっと待てや!、変態けもの(ピ~)レンズじゃねーから!w・・・別に蝦夷鹿とウコチャヌプコロしようとか〆てチタタプにしようとか(鹿肉は美味しいけど)いうわけでは無いから。
あっさり逃げられましたけどw。

道中雪虫も沢山飛んでいて、正に蟲の呼吸・・・戯れでしたが。
帰ったら速攻でバイクを洗いましたけどね。

「田園」


さあ、シーズンオフまであと僅かだな・・・。

Posted at 2021/10/03 21:53:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジクサーSF250 | クルマ

プロフィール

「私のスイスポもリコールの対象でしたw。「スイスポZC33リコール」で検索するとスズキのスイスポリコールの公式ページが出ます。運転席のドアを開けると車体番号が書いてあるプレートがあり、検索ページを開いてZC33S-(番号)を入力するとわかります。燃料タンク取り外しになるそうです。」
何シテル?   06/08 17:27
マヨイガです。現在北海道在住、出身(実家)は福岡だったりします。 怖がる事はない。恥ずかしがる事はない。オヂサンと一緒にアブナい世界に行こうね…(嘘です嘘) 追...
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