【F-1】スタンダードエンジン案

carviewのニュースによれば検討されているＦ－１の新しいレギュレーション、スタンダードエンジン導入について「コスト削減のためFIAはエンジンメーカーを一社に限定し、スタンダードエンジンを各チームに提供する案を明らかにしているが、トヨタを筆頭とするコンストラクターズ側は猛反対している。」と伝えている。
トヨタはもちろん、BMW（ザウバー）、ホンダ、メルセデス（マクラーレン）、フェラーリ、ルノーらも同じ意見のようで撤退もあるうるそうで…

率直に言って「そうだろうなぁ」と思える。
運営側としてはコスト削減は目論見のひとつであることは想像に難しくない。
大事なこと。
しかし参加チームにしてみれば「冗談じゃない」というコトだろう。

モータースポーツはメーカーであるならば大事な要素である。
何しろメーカー内の活性化もあるだろうし、ファンをも増やす。
当然利益も上がる。

それだけじゃないですぜ、モータースポーツで実証された技術が市販車に反映されるワケですよ。

Ｆ－１に限らずモータースポーツで磨かれた技術は数知れず…

エンジンパワーを上げようとターボを搭載した。
ブレーキの容量を上げようと径を大きくした。それに伴いホイールの径も大きくしワイドタイヤを履かせたインチアップ。
車体からはみ出したタイヤをカバーするオーバーフェンダー。
空力を利用としたスポイラー。
ブレーキ冷却を目的としたスポークホイール。
力を分散させる目的のメッシュホイール。
空気抵抗を減らすディッシュホイール。
手動ハンドルより軽くなったパワーウィンドゥ。
情報がモードで切り替わるマルチメーター。
後方からライバルの動きを見るバックモニター。
ドライバーにあわせ調整できるドライビングポジション。
ドライバーを風でクールダウンさせる構造。
ステアリングから手を離さずギアチェンジできるパドルシフト。
サスペンションのバネ下重量を軽減する軽量ホイール。
車体を極力下げて安定させるローダウン。

数えればキリが無いですよ。

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