
モータースポーツ。
自動車メーカーの大看板だ。
技術力のアピール、宣伝効果、集客による利益、スポンサーとのパートナーシップと重要な役割を持つ。
何よりも大事なのはファンを持たせることだと思う。
話題の種として口々にする魅力。
チャンピオンや優勝で経済効果が得られるそうだ。
が!
最近大きなショックが・・・・。
ホンダのF-1撤退。モータースポーツ活動の縮小。
理由は言うまでもなく納得できる「悲劇」である。
ホンダは09年に向けてあのロス・ブラウン氏と契約していたし鈴鹿サーキットの改修工事も急いでいた。「09年こそは!」と意気込んでいた矢先のことだったに違いない。
本当に残念だ。
昔、似たようなコトはあった。
カンナムレースのチャレンジを目指していた日産R383。そしてトヨタ7。
大排気量のモンスターマシンのチャレンジ計画は、あの石油ショックと共に中止されてしまった。
その後間もなくツーリングカーのスカイラインGT-Rをはじめとするワークスの撤退も余儀なくされてしまった。
モータースポーツには莫大なコストがかかる。
現在のモータースポーツ事情を見ているとあの石油ショックの頃とオーバーラップしてしまう。
Nジャンが興味を持った頃はその石油ショックが尾を引いている頃でワークスは活動していなかった。
グラチャンにしろF2にしろ主にプライベーター達がレースに参戦。
若者を中心に観客動員数も多く、モータースポーツを支えてきた。
ところが現在はチト違う気がする。
F-1やWRCなどの世界選手権の日本開催以外満員の観客は富士や鈴鹿のSuperGTの他に見たことが無い。
SuperGTのTV中継でもFポンのTV中継でも空席の観客席が目に入らないだろうか…
あの頃と今の違いはそこにある気がする。
このご時勢だから、不安になるのも当然と言えば当然なのかもしれない。
閉鎖するサーキットが無いことを願うし、元気な姿のレースカーとドライバーとチームを見たいモノだ。
※画像提供:フォトヤマさん
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Posted at
2008/12/12 08:33:41