
↓BGMはこちら
( ̄" ̄;)ウーン
ファイト!:中島みゆき
※恐れ入りますが、ドライバー・関係者名は演出上敬称略とさせてください。
君が代斉唱。
コールが起こる。
SuperGT!
ドドンドドンドン!
SuperGT!
ドドンドドンドン!・・・・・・。
エキゾーストノイズが響き渡る。
セーフティーカーラン開始。
そしてマシンが戻ってくるがセーフティーカーの回転灯が消えない。
まだセーフティーカーラン継続なのだが、レギュレーション上これがスタートになる。
全車追い越し禁止でコースをトレースしていく。
冷たい雨に冷たい風。
びしょ濡れでいて凍えそうな寒さ。
そして重量級の日産応援旗。
あろうことかオレの両足と左足の小指がつってしまった。
しかしスタートに向けて自分自身のテンションがそれをカバーする。
セーフティーカーラン4週目。
遂に回転灯が消える。
レースは残り35周。
セーフティーカーがピットロードに。
その時、信じられないアクシデントが起きた。
#18 TAKATA童夢NSXの道上龍がスピン!
「はぁ?あの道上が!?そんなバカな!」
一瞬オレはそう思った。
道上自身、この時のことは印象に残っているとTV番組で言っていた気がする。
各車一斉に加速、コントロールタワー前を通過。
「怖い… 何だか怖い…」
この時、ニスモとチーム国光が同じ作戦を考えていた。
たった1週でピットイン。
ドライバー交代を行った。
ところが、ピットアウトした#100 RAYBRIG NSXがトラブルでスローダウン。リタイヤとなった。
次の週では先頭の#38 ZENTセルモスープラ・#6エッソウルトラフロー スープラがピットイン。
コースではコースアウトやクラッシュが続出。
オレは今にもつりそうな足。そして、寒さから自分の弱さが出てきた。
「何やってるんだろう、オレ。何でやっているんだろう、オレ。やめりゃイイのに。別にやめりゃイイじゃん。こんな思いするくらいなら…だいたいやってて何になるんだ?」
周りを見渡すオレ。
凍えながらレースを見守るお客さん。
旗を掲げる団長の後姿、イケメン君をはじめとするセンターにいる若手のメンバー。いや、日産応援団全員必死だ。
更にライバルながらチームサイレンスと関西寿一會は雨具を着用せず、びしょ濡れで応援していた。
ホンダ応援団(私設)とて同じく旗を掲げていた。ホンダ勢は厳しい展開だというのに…
自分自身に渇を入れた。
「誰にも負けないくらい日産が好きでたまらなかったんじゃなかったのか?若い連中、いや団長にも負けないと思っていたんじゃなかったのか?日産応援団やりたくて飛び込んだんじゃなかったのか?」
子供の頃から好きでたまらなかった日々。
一気に消えそうな気がして寂しくなった。
オレは、再び旗を振り、声援を送った。
「足がつったくらい何なんだよ。寒いから何なんだよ。」
¨私の敵は私です¨
ファイト:中島みゆき
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ご注意:日産応援団に応援の強制はありません。
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日産応援団 Nジャン | 日記
Posted at
2009/02/08 14:44:21