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2006年03月04日

【R34 PARTY】忘れられぬ瞬間 2003 JGTC最終戦鈴鹿 特集

【R34 PARTY】忘れられぬ瞬間 2003 JGTC最終戦鈴鹿 特集 2003年、日産はGT500,GT300ともにチャンピオンがかかっていた。
ZはともかくGT-Rはこのとき新たにV6エンジンを前年度途中から搭載させていた。「あんなのGT-Rじゃないよ!」と直6を望むファンもいたが、スカイラインGT-Rのラストランであった。

朝、鈴鹿サーキットで女房と娘は団長さんと一緒に日産応援団席に向かった。
私はこのとき行われるイベント「スカイラインGT-Rヒストリカル・パレード」に参加した。
我がGT-Rが抽選に当ったのだが、パドックには歴代GT-Rが沢山いた。
そしてプレゼントに赤いキャップを頂いたのである。
そこには「GT-R FOREVER」書かれてあった。

そして私はパレードランが始まると、我がGT-Rで走り出した。
途中日産応援団に挨拶をした。爽快だった。

パレード終了後、慌ててスタンドに戻った。
私が振る応援旗はすでになくなっており私が旗を振る事はできなかった。だけど声だけは出していたような気がする。
それでいいと思った。何も旗を振るだけが応援団じゃない。

応援団長Kさんが声を掛けた。
「最後のGT-Rです!みなさん、日産のチャンピオンがかかっています!よろしくお願いします!」

例のごとく、小旗、タトゥーシールを配る。あっという間に両方売り切れ(無料配布です)。

観客席にあの元スカイライン商品企画主管の「渡邊衡三」さんがこられてご日産応援団に挨拶なされました。だけど一般の観客にはわからなかったようでした。
私は渡邊さんに「GT-R絶対勝ちましょう!」と言うと笑顔で答えてくれました。

娘の横にはなんとNISMO二代目社長「安達二郎」さんが座ってくださり面倒を見てくれたのです。もちろん安達さんも応援団員として参加なさりました。

君が代斉唱。日産応援席には赤いタオルや赤いグッズがお客さんの手で上げられました。
斉唱直後団長さんが音頭を取ります。

「行くぜー!日産!チャンピオン獲るぞー!せーの!」
日産CHA!日産CHA!日産CHA!
日産CHA!日産CHA!日産CHA!
日産CHA!日産CHA!日産CHA!
日産CHA!日産CHA!日産CHA!・・・・・

フォーメーションラップが始まった!

マシンが隊列を整える。
日産旗が大きく揺れていた。
先頭ポールのアドバンスープラがペースリーダーで加速した。
シグナルがグリーンに変わりスタート!!

1ラップ先頭のスープラが通過、チャンピオン候補のエッソウルトラフロースープラをモチュールピットワークGT-Rの影山正美選手が巧妙にブロック。走路妨害は全く無くフェアーなブロックだ。影山選手はカルソニックスカイラインをも先行させた。
エッソの飯田章選手は影山選手に抑えられペースが上がらない!

さあ何週もメインストレートを日産車が通過するたび、日産応援団が旗を振る。いや、応援席全員といっていい。

シケインでザナヴィニスモGT-Rの本山哲選手がauセルモスープラをパス.日産応援席は狂喜乱舞!!GT300のECLIPSEタイサンADVANバイパーがスピン。後続車は大混乱。トップを走るADVANスープラも巻き込まれてコースアウト!!

2位を走っていたチャンピオン候補ザナヴィニスモGT-Rがトップを走行。日産応援席のボルテージ最高潮!

後方ではエッソがスピン!

2位はTAKATA童夢NSXとカルソニックスカイラインが攻防を繰り広げていた。

ピットに入ったザナヴィは給油時間が掛かってしまう。スタートは燃料を減らし車両を軽くしていたのだ。
実質、ピットアウトをした各社の中、トップを走っていたのはカルソニックスカイラインだった。

日産応援席はピット作業中、声と旗が・・・

GT300はウエッズスポーツ・セリカとエンドレスアドバンハセミZがトップ争いをしていた。

各車ピット作業終了後、ペースを抑えて井出選手の駆るカルソニックスカイラインにタカタ童夢NSXの道上選手が迫る。

エッソウルトラフロンスープラが戦線離脱。
チームオーダーを出さないと言う事に切り替えた日産勢。カルソニックIMPULチームは解放され高橋メカニックチームリーダーは目に涙を浮かべていた。

さあ、タイヤが厳しくなったカルソニックスカイラインにタカタ童夢が迫る!

日産応援席は必至の応援となった。大きく大きく日産旗が揺れる。

GT-Rラストラン、ファンの期待を背負い井出選手は力走するも後ろからNSXが迫る!

シケインにNSXがGT-Rについた。ストレートで並びかける。ファンは固唾を飲んだ。手に汗握るバトル!
NSXが並びかけた。アウトから道上選手が並びかける。井出選手は万事休すか!
誰もがこの瞬間「ダメか」と思っていた。しかし、井出選手はあきらめていなかった。1コーナーインコースからバトルをしかけた。
この瞬間NSXとわずかに接触し、NSXがスピン!
カルソニックスカイラインがバトルを征したかのように見えた。
しかしコレが後にプッシングのペナルティをもらう事になった。

それでも単独首位を走るカルソニックスカイライン。
後方ではニスモチームのGT-Rがランデブー走行をしている。

日産応援団の旗がいっそう激しく揺れていた。

ゴールが近づくたび応援席のボルテージは上がっていきました。
そしてファイナルラップ。応援旗を応援席全員が振っていました。

そしてゴール!カルソニックスカイライン有終の美を飾る!

そして3位ザナヴィニスモGT-R。チャンピオンとなる。

GT300はエンドレスアドバンハセミZが2位に入りこちらもチャンピオン!

私はいてもたってもいられず真っ先に団長さんに抱きつきました。応援団T君も加わり更に村山向工場に勤められていたというMさんも加わり四人で目頭をアツくしていました。

応援席のお客さんも割れんばかりの大拍手!!

そしてマシンを降りた井出有治選手は最高のパフォーマンス!!
本山哲選手も涙があふれていました。戻ってきたM・クルム選手に抱きつきます。
Zも木下選手・柳田選手も最高の笑顔。

日産コールは鳴り止みませんでした。

レース終了後の土屋圭市選手のセレモニー。
パレードには彼を敬愛する若手が乗り切れないくらいに乗り込みホンダS2000でパレードをします。
高橋国光さんも土屋さんも日産スカイラインGT-Rと無縁ではありません。拍手で送りました。

その後、飯田章選手、脇坂寿一選手、服部尚貴選手が日産応援席の前に来てこう言いました。
「おめでとう!やったね!!」

その後日産ドライバー、スタッフが挨拶に来てくれました。

レース終了後、私達一家は子供も小さかったので翌日有給休暇をもらったのでビジネスホテルに一泊しました。
女房がとんでもない一言を言ったのです。
「二人目、出来たよ」

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Posted at 2006/03/04 07:52:32

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