【日産応援団　Nジャン】　モータースポーツのサポーターという喜びの中で

時は１９９３年。サッカーではJリーグが開幕する。
日本はサッカーブームに沸いて、サポーターが激しく盛り上げていた。
野球にはない、新たな光景。
海外サッカー試合で見られた応援がわが国でも見られるようになった。

ボクは生まれも育ちも藤枝だったからサッカーの情熱は、あるにはあったのだけれど、プレイをするより見ている方がアツくなった。
何故ならプレイヤーとしてのサッカーはメチャクチャに下手だったから。
っていうか…周りが上手過ぎるんだよなぁ。

しかしながら三度のメシよりもクルマ好き。
当然モータースポーツとて気になるNジャンだ。
だが、当時のモータースポーツの観客は、スタートからゴールまで興奮を表に出さないのが普通だった。
「サッカーみたいなサポーターがレースを盛り上げたらなぁ。」
本気でそう思っていた。

F-1　GPのTV中継を見ていた。
イタリアGP、モンツァでは、あの熱狂的なサポーター、ティフォッシがガンガン盛り上げていた。
ブラジルGPではA・セナの地元初勝利に沸くファンが熱狂していた。

１９９７年、JGTC　富士。
NISMOのチラ紙で見た。
「ルマン観戦ツアー、サポーター」の文字。
当然やりたくなったに決ってる。
だが、ルマン観戦へ行くなんて夢の夢だと思っていた。

ところが結婚をするにあたり、１９９９年、その夢が現実になった。
日産応援団として参加させて貰う事になった。

そのルマン・・・・・。
会場はもうお祭りムード。
全世界から熱狂的なファンが集まってきて大騒ぎ。
その中でレースをするチームもドライバーも楽しそうだった。

日本のレースとは明らかに違っていた。
初めて受けたカルチャーショック。

日産応援団はその中で応援をすることに何の抵抗もない。
そりゃそうだろう。あの中での応援なんだから。



２０００年。
JGTCに日産応援団が登場。
自分の中では終わっていたつもりだったが再び心に火がついた。

やがてトヨタ（レクサス）、ホンダの応援団が登場。
更に各チームの応援団が加速して現在に至る。





応援するチームは違えど、盛り上げたい気持ちは同じだった。

さぁ、その各応援団が今週末富士でBIGな企画に乗り出すぞ！！

※画像提供：フォトヤマさん