【日産応援団　Nジャン】`09 SuperGT 第9戦　 SUPER GT MOTEGI 250km RACE 　　 [Final] #2

～緊迫～

※ドライバー名は演出により敬称略でお願い致します。

13:00開場。段々とパブリックビューイング目的のお客さんが増えてきた。
開場した時は、まばらだったお客さんも生中継が始まると、立ち見するお客さんまでに人数が増えていた。

ＴＶに映る日産応援旗。
決起集会で言った団長の言葉を思い出した。

ＴＶ中継では、各選手にインタビューするもお笑いの要素なし。
まさに「緊迫」した感じだった。

↓ＢＧＭ


アンジェリーナ：佐野元春

いよいよウォームアップラン開始。
果たして、今年のチャンピオンは誰なのか…

いよいよペースカーの回転灯が消えた。
今頃、日産応援団は、コイ！コイ！コイ！…と盛り上げているだろう。

さぁ、今年最後の大激戦。
泣いても笑っても、コレが今年最後。
日産勢に、天使が微笑むのか。それとも悪魔が笑うか。

2009 AUTOBACS SUPER GT 第9戦 MOTEGI GT250km RACEが・・・・遂に・・・・

スタート！！

いきなりトップを奪ったのは#36 PETRONAS TOM'S SC430のアンドレ・ロッテラー。
追われる展開だったはずの#8 ARTA NSXのラルフ・ファーマンが追う立場に。

レクサスとホンダの一騎打ち！

我等が#1 MOTUL AUTECH GT-Rのブノワ・トレルイエ、なんと#38 ZENT CERUMO SC430のリチャード・ライアンがそれを阻む。
今年のレギュレーション、ギリギリのところの巧みな技だ。
リチャード・ライアンのブロックはめちゃくちゃ上手い事をお分かりでは？
０３年の最終戦、#23 XANAVI NISMO GT-Rの護衛をしたリチャードを思い出した。

果敢に挑む、ブノワ。
リチャードに並ぶが突破口が開かない。

「Ben…頼んだよ。もう少しだ。」

一騎打ちのサイドバイサイドの攻防に、大森も拍手が起きた。

「大森の会場も暖まってきたよ！」

4周目…
遂に#38を#1がオーバーテイク！
大森が湧いた。拍手喝采。

イケ…
イケ…

Ｂｅｎ！！

しかし段々ペースが落ちていく#1。

既にタイヤが苦しくなっていたことくらい分かった。
リチャードを果敢に攻めていたタイヤが悲鳴をあげていた。

ピットまでもう少し…
ガンバレ、Ｂｅｎ。
本山が待っているぞ！！

ＴＶ画面には無常にも白煙をあげる#1が映し出されていた。

そして…