※恐れ入りますが、ドライバー・関係者名は演出上敬称略とさせてください。
2003年JGTCシリーズ最終戦鈴鹿。
スタート直前。
国歌斉唱、日産コールが響き渡った。
だが…
この時、オレはいつもと違う不自然さを感じていた。
「何故だろう。どこか楽しくない。」
何故か妙なプレッシャーを感じていたのだ。
フォーメーションラップ、先頭はスプーン辺り。
益々緊張感が増してくる。
いつもなら気持ち良さそうに寝てしまう娘が何故か起きてレースを見ている。
何故だ?この鈴鹿戦、何かが変だ(Nジャンにとって)。
隊列整ってシケイン。
マーシャルカーはピットロードへ。
来る。来る。さぁ、マシン達は一斉にエンジンのスロットルを開けていく。
コントロールタワー前、シグナルはグリーンに変わって。。。。
遂に・・・・
スタート!!
さぁ、どうなる。
JGTC開幕当時からGTにチャレンジし続けていたスカイラインGT-Rのラストラン。
ポールの#25 ADVANスープラのJ・デュフォアがトップ守る。
久々に見る土屋エンジニアリングのトップを走る勇姿。
続く2番手。#38 auセルモスープラの立川祐路が続く。
#23 ザナヴィニスモGT-Rの本山哲が3番手。
4番手に#16 TAKATA童夢NSXのS・フィリップが続く。
スタート直後、いきなりまさかの展開。
#12 カルソニックスカイラインのB・トレルイエがなんとチャンピオン候補の#1 エッソウルトラフロースープラの飯田章をオーバーテイク。
#12 カルソニックスカイラインがバツグンに速い!!
#23の本山も果敢にアタック。
3周目にはシケインで#38の立川をパス、2番手浮上!
そのオーバーテイクの瞬間が実にカッコイイ。
スッとインに入り間髪いれずに前に出る。
本山の技はもちろん、シャープな動きのGT-Rは見事だった。
そう、その仕掛けが後のピット作業で明らかになった。
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日産応援団 Nジャン | 日記
Posted at
2010/01/23 01:24:12