ＪＲ福知山線事故について６

ＪＲ役員達が弔問に廻っている。
遺族の怒りがぶつけられた。
「申し訳ありませんでした。」それ以上は言えないだろうに「只今全力でＡＴＳの工事をしております。」と言った。遺族は「今工事だろうとそんなのどうでもいい！」と…。
遺族としてはそうだろう。巻き込まれた被害者は帰ってこないのである。

ＪＲ東日本はこの事故をきっかけに全線に渡り最新鋭のＡＴＳを取り付けると言う。
ＪＲ西日本は一部工事、残りは現状としていると言う・・・。
やれやれである。
ＪＲ西日本の利益は２００４年度は最大のものらしい。なのに・・・

ＴＶを見ていて現場レポーターも怒りを露にした。
「この作業中、必死で救助活動をしているのに、あるＪＲ職員は白い歯がこぼれていた。一体会社体質はどうなってんだと言いたくなります。」

この事態にＪＲ西日本の不手際が目立つそうだが、こんな事故を想定してないと言うより、絶対に起こりませんということで業務をしていたと思いたいが・・・・

運転手が健康状態で薬物やアルコールが入っていない事はわかり、ブレーキに手を握っていたということで、通常業務に対しての姿勢とすると
残った問題は彼の精神的なものとなるワケである。
しかし当人がいなくなってしまった今、検証は長引きそうだ。

事故から１週間。鉄道路線では連鎖反応でオーバーランが増えているらしい。他の運転手さんも自信を無くしている。

置石件数が増えている。大バカ野郎だ。中には自転車を置いたバカ中坊もいる。何考えてるんだ！オマエ達は乗客の命の重みがわからないのか！！