忘れていた記憶

思い出すのは少年時代、青春時代とか若い頃。
今ではオヤジ化しているということに否定は出来ない（笑）。

女房殿と一緒になったばかりの頃に住んでいたアパートの前を通った。
あのアパートを借りたのは１２年前の今頃。

聞いたところに寄るとあの頃の大家さんは既にお亡くなりになっていたそうで。　　優しそうなお爺さんだったなぁ。

指定駐車場には見知らぬ誰かのクルマ。
部屋には窓からカーテンが見える。
その誰かが生活している様子が見て取れる。

世帯主となってから今日まで一気に通り過ぎた気がする。
その間に子供が生まれ、生活に追われて、その１２年間の事を忘れてしまっていた。
だから少年時代とか青春時代とかは思い出すけれど、そこから今日まで一気に飛んでしまうんだろうね。

アパートを見ると住んでいた頃を思い出してきた。
その様子が浮かんでくる。
新築だったアパートには、一斉に新婚さんが住み始め、お隣さんは女房殿の同級生だった。
同じ頃一斉に子供が生まれ一緒によく遊んだ事。
娘を肩車しては散歩に行った事。

アタリマエだけど、あの頃だって今より若かった。
でも、そういうのを案外忘れている事を思った。

そして…その頃を知るＮジャン号（笑）。