N-JUNKIEのクルマ好き物語　その57

～ＧＴ－Ｒのメンテナンス系人物～

日産チェリー販売店時代、一番お世話になったのが工場長Ｓさん。
「オマエ、こんなことしなくていいのに～。日産もこんなの売るんだもんなぁ・・・。」
「バカヤロー！オイルはエンジンだけじゃないんだぞ！！」
商売気のない工場長は第二の父親に思えた。
日産プリンスになってもお世話になったのだが彼は静岡配車センターに転属になった。検査作業員となった。
しかし、業務の都合で販売店で顔を合わせることも多かった。
「父さん元気か？」が口癖だった。

部下のＮさん。Ｎ－ＪＵＮＫＩＥの中学の先輩だった。
仲良くさせてもらった。
サービスマンだった彼が営業に転属してしまった。
勤務先は静岡池田店。Ｎ－ＪＵＮＫＩＥと別れる事になった。

島田タイヤショップＨ商会。温厚なスタッフがＮ－ＪＵＮＫＩＥのわがままを聞いてくれた。パーツ購入は殆どココだった。ジャパンの古タイヤ探しもココ。
ある日、フロントの女性Ｋさんがこう言った。
「Ｎ－ＪＵＮＫＩＥ君、Ｎ１（現在のＳ耐）のチケット上げるよ。タダでいいから。」
Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは喜んだ。
商売柄Ｋさんはクルマに詳しい。
「ＲＳワタナベはセンターキャップが無い方がかっこいいからね。」
「フジツボならおすすめです。」
「ブリヂストンは高いけどね。」