N-JUNKIEのクルマ好き物語　その62

～アパート暮らし～

結婚を機会に藤枝を離れアパートを借りた。
小さな２ＤＫだった。

隣の部屋では女房殿の同級生Ｔ君が同じく新婚で住んでいた。
彼はＹ３３セドのグランツーに乗っていた。
実家では動態保存のＬ２８改のハコスカに乗っていた。

ある日、ハコスカがアパートに現れた。
ブオーン、ブオーン！
Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは外へ出た。

ハコスカに乗せてもらった。ソレックスのキャブレターが唸っていた。
Ｔ「今のクルマにしてみればもう全然・・・・。」
Ｎ「そりゃそうだろう。」
Ｔ「だけど面白くてね」
Ｎ「そうか。なるほどね。」
Ｔ「残念ながらもうすぐナンバー切るよ。」

ハコスカは今現在ガレージで眠っている。
彼のハコスカの存在。Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは学ぶ事が多かった。

別の棟ではこれまた女房殿の同級生の奥様Ｓさん一家が居た。ちなみにＳさんとＮ－ＪＵＮＫＩＥは同じ会社である。
Ｓさん一家はステージアに乗っていた。
長男Ｋ君はクルマが大好き。Ｎ－ＪＵＮＫＩＥに一発でなついてくれた。
Ｎ「Ｋ君、大きくなったら何に乗りたい？」
Ｋ「セブン！！」

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは子供の頃を思い出した。