※演出のため、敬称略にて失礼致します。
☆画像提供:フォトヤマさん
2003年JGTC第5戦、富士。
真夏のラウンド、富士決戦。
この時、カメラマンと記者が日産応援席に突如現れた。
誰も知らされていなかった。
初の取材でテンション上がる日産応援団の面々。
まさかそれが後に、少なくとも日産応援団内に、大きな波紋を呼ぶことになろうとは…
レースはGT500、#23 XANAVI NISMO GT-Rが2位。
GT300も#81 ダイシンADVANシルビアも2位でフィニッシュ。
数日後、某モータースポーツ誌が発売。
記事が掲載されていた。
・・・・・絶句。
あまりにも挑発的な文面に唖然。
それは応援団の誰もが同じ事を思った。
黒澤はすぐにアクションをとった。
雑誌社へ足を運んで事情確認と主張。
ライバル応援団への謝罪…
数日後すべて和解となったが、日産応援団も勉強となったのも事実である。
第6戦、第7戦とシリーズは進み最終戦鈴鹿。
日産はこのシーズンをもってR34 スカイラインGT-RのJGTC参戦終了を発表。
必勝態勢で鈴鹿へ乗り込んだ。
GT500もGT300もチャンピオンの可能性は十分あった。
レースは#12 カルソニック スカイラインが優勝。
GT500、#23 XANAVI NISMO GT-Rのドライバーズ、チーム共にチャンピオン。
GT300、#3 ハセミスポーツ・エンドレス・Zがドライバーズチャンピオン獲得。
日産勢、チャンピオン奪取!
黒澤、田上、Nジャン3人で抱き合って目を潤ませた。
この感動は今でも忘れてはいない。
黒澤、応援の先頭に立って初めて体験するチャンピオンの喜び。
田上、これまでの様々な思い、最後に最高のレースを見せてくれたGT-Rへの感謝の思い。
Nジャン、何故か今までに無い喜びが溢れていた。
~つづく~
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日産応援団物語 | 日記
Posted at
2013/06/02 10:21:12