親父との喧嘩

時は２月。
不動産購入について両親と揉めに揉めた。
同居なのか別居なのか・・・・。

長男のＮジャン。
両親と同居がアタリマエだと思っていた。
だが・・・・・
「今時そんなヤツは、いない。」と主張する両親。

Ｎジャン家の東西戦争勃発・・・・・

不動産購入が先方の都合で白紙になった４月。

休戦という形になった。

１０月半ば。
Ｎジャンが住む今の借家のタイムリミットが迫っていた。

見合った不動産が無い。
心当たりは一箇所あるが、立地条件が気に入らない。
拘りか、それとも妥協か・・・・

両親に相談した。

不動産購入だから大きなコトだ。
Ｎジャンも両親も本気でぶつかる。
「親として手助けアタリマエ」だと主張する親父。
「一緒に住まない人間からの援助はいらぬ」と主張するＮジャン。
またも争いが始まった。

最後は両親が折れた。
答えは・・・・「いずれ同居」。

Ｎジャンも立地条件は妥協し不動産購入が決定。

多分これが親父と最後の喧嘩だろう・・・・
親父もオレも頑固だから「信じたモノ」はテコでも動かない。

もう喧嘩はやりたくても出来やしない。
喧嘩は本当は嫌いなＮジャン。嬉しい反面、親との「ぶつかり」が出来ないコトに寂しさをも覚えた。

オレが欲しいのは「金」じゃ無いんだよ・・・・・