質感、タッチの良いクルマが好きだ。

先日、手に触れる部分を純正に戻した。
ステアリングもシフトノブも純正にしたことでその忘れていたタッチを思い出した。
この歳になってその良さを改めて知った。

最近そういうのが大事だと感じる。
歳を重ねたと言われればそれまでだけど「大人の味わい」を覚えた。

前に代車で国産低価格車に乗ったことがある。
コスト低減を徹底的に行って車両価格を抑えたモデルだろう。

オートマチックのシフトノブの素材は気にならない。
だって常に触れる事は無いでしょ。
問題なのはステアリング。

そのクルマのステアリングは「いかにも」という感じでプラスチックの表面。
滑り止めもあって網目が細かく刻んであったのだが…
１０分くらい運転しただけで掌が痛くなった。
即、敬遠したくなった。
対策のひとつとして簡易的なハンドルカバーを被せる事も考えるが図太くなってあまり好みではない。

「せめてステアリングだけでもコストかけて革巻だったらナァ…」とアタマを過ぎった。
かつては市販のステアリングホイールに交換できたのだけれど、今のクルマはエアバッグがあるので面倒だし。

そんなワケで今は国産コンパクトカーより、欧州車コンパクトカーのタッチに興味アリ。