クリスマスの空白

クリスマスイブ。

両親、叔父、叔母、兄弟から我が娘二人にクリスマスプレゼントがあった。
お菓子の詰め合わせや運動靴。
そして私達から欲しがっていた一輪車を枕元に・・・・

「我が娘達は本当に愛されているんだな。」と正直思い、喜ぶ娘達の顔を見て幸せに感じていた。

そして年賀状の印刷に入る私だった。
その年賀状の１枚は犠牲になってしまった・・・・。

今朝、耳を疑う情報が飛び込んできた。
知人の同い年の女性に不幸が・・・・
旦那さんがお亡くなりになったという。

聞けば一昨日、普通に子供達と過ごしていたらしい。
突然倒れ、運ばれたが・・・・

聞けば、幼い子が永遠の眠りについた父親の頭を触り、目を開けようと試みていたらしい・・・

クリスマスの悲報・・・

子供達はこれから「クリスマス＝父親との別れ」となってしまうのかもしれない。

私は何を思えばいいのだろう？
何て声をかければいいのだろう？

今夜、どうしても仕事のローテーションの都合でお通夜に行くことができなかった私。

「何でもないような事が幸せだったと思う
　何でもない夜の事
　二度とは戻らない夜」

THE　虎舞竜の「ロード」がアタマで何度も流れていた。

慎んで故人のご冥福を祈ります。