やはり価値は自分で

何かの記事で読んだのだけれど、一部の旧車ファンの間で「あのクルマの流通価格がまたハネ上がった。」という事になっているのだという。

実はオイラもかつてサンニィのGT-Rを所有していることを知った方から、「ハコスカのＧＴ－Ｒの方が価値ある。」と一言。
「そうだろうネ。」と答えておいた。
何故ならこの会話に全く意味が無いから。
早いハナシ、「どうでもいい内容」だし。

クルマに限らず、工業製品、工芸製品にありがちな会話。

あ～煩い。
あ～このテの会話は飽きた。

最近情報番組でもグルメ情報が増えた。
ニーズがあるからだろう。
レポーターは、お約束の台詞。
他に表現方法無いモンね。

自分の知っている店が紹介された事がある。
レポーターの声を聞いていると「そうでもないぞ。」と思ったりする。
その後、お客さんが殺到したらしい。
ま、「ＴＶで美味しいとか言ってるから、どんなモノか食べにきた」という感じだろうなぁ。

しかしながら番組が面白いので見るのだが参考程度で、ワザワザ足を運ぶ事はしないオイラである。
遠くまで足を運んでガッカリするリスクを考えたらナカナカ行動に移せないワケで。

映画や音楽。
作品使って予算使ってプロモーション。
ファンがそれに向かって動く。
別に変なハナシじゃない。
しかしコレもイイモノはイイが、「言うほど面白くない」「騙された」的なリスクもあるワケで。

やはり、自分がイイと思うものくらい自分で探すしかない。
そして見つけたものが大切に思えたならば、周りは煩くとも自分の中だけでも値千金。
「他人がイイとするモノ」は決して「自分の思うイイモノ」ばかりではない。

「Ｎジャンさんのお気に入りは何？」って？

ワンコインで買った風鈴（笑）。