ないものはない

国産小型車に乗る皆さんにメルセデスやBMWあたりの事を言ったらどうなるか。
想像に難しくなく「そんな金はねぇや。」と即答される方が多いだろう。

正確には、「クルマだけに予算を費やすワケにはいかない」という感じかな？

輸入高級車は、我々一般庶民ユーザーからすれば高嶺の花。
少々寂しいけれど、ただの¨ステイタス¨だけで所有されるユーザーも少なくない。

わが国の国産車とは考え方がまるで違って、まさかの時に乗員を守る高レベルの安全性ボディ、上手に壊れるダッシュボードなど、見えない所にコストがかかっている。
オイラにしてみれば¨粋¨ってヤツだ。

しかし「ないものはない」。
オイラとて言うまでも無くその類だ。
予算に都合がつかない。
手が届かない。

ただでさえ、家計最優先。
確かに、「そんな金はねぇや。」と言いたくなる。

先日、企画しているイベントに対しある方から「お恥ずかしながら、予算も都合つかないので」という旨を正直に言ってくれた。
もちろん快く受け入れたし、何より検討して頂けるだけでも嬉しかった。

ただ一言だけ反論させて頂きたく思う。

決して恥ずかしくはないですよ。
立派な人生を送られていらっしゃるじゃないですか。

「ないものはない」
あれば苦労はしないですし。

あったらあったで粗末に扱う輩がニュースになっていたでしょ。