鉄道好きＮジャン　#14

～昭和５０・５１年、山形行き　その１～

当時、自動車高速道路も現在のように発達しておらず、父親の運転もまだまだぎこちない。
年末、山形帰省が決定。
１２月末、藤枝の家を出た。
※上野駅まではいつもの要領なので記載は省きます。

相変わらず当時の上野駅はパラダイス。
父親は言った。
「今度も　特急いなほ」だよ（１５：００頃始発　「いなほ２号」）。

てっきりキハ８０（キハ８１）系が入ってくると思っていたＮジャン。
しかし「いなほ」は進化する。
４８５系になっていた。
「なにこれ？赤い『はつかり（５８３系）』じゃん！」
そんなワケで４８５系「いなほ」に乗車。
高崎あたりで日は暮れる。

やがて、新発田を過ぎ村上辺りで突然照明が消えた。
電源が「直流」から「交流」への切り替えだった。

この時の日本海側は大雪だった。
列車は遅れ、２１：００過ぎ到着予定の「いなほ」は２２時頃の到着だった。