Blues of ¨ F ¨

突然、誘われた昨日の土曜日。
急遽、都合をつけては参加にこぎつけた。

仲間は笑顔で迎えてくれる。
冷え込んだ夜でも火を囲めば、初めての会話も話せば分かり合えた気がした。
そして意外な繋がりをも知る。



自分ひとりで感じ取っていた違和感を酔った勢いで話してみれば、同感の人間は結構多かった事にホッとした。
そんな事もあってか、口にしたバジルの効いたチキンが一段と美味しく思った。

「普段、第三のアレなんだよね。だから今日は遠慮なしで…（苦笑）。」

宴が終われば独り街の中。
それはそれで悪くない。



日曜の朝は雨上がり。
見慣れた筈の風景。
何気ない時間。
窓の外を眺めていた。