Ｎ－ＪＵＮＫＩＥっていうヤツ　その４

～妹の存在～

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは父親と母親と妹の４人暮らしだったんだ。

妹が生まれたとき、Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは全く覚えていない（アタリマエですね）。
ヤツは２コ下だから２歳の時なんだな。

たったひとつ覚えているのは、親父はさ、オレをスーパーカブに乗せて面会に連れてったのを覚えてる。

娘のいないお婆さんの所に行きにくかったんだろうね。
缶詰を買っておかずにして昼食にしたんだ。

妹が赤ん坊だった頃、あんまり覚えてないな。

ただ妹が生意気な口を叩くようになって喧嘩ばかりしてたな。

両親は幼い妹で一生懸命だったからオレはいつも放っておかれたな。
そのくせ、生意気な口を叩くからオレはいつも怒られてばっかりいたんだ。

両親を妹に取られた気がしたんだろうね。