※画像は以前撮影したモノです(一部を除く)。
梅雨の季節。
晴れ間もあるけれど、雨降りがアタリマエだと思う時期。
まぁ、専門家サンなら「梅雨前線が」「南からの湿った空気が」「発生している台風が」とかと仰るだろうけれども、オイラは「梅雨だから」で片づけてしまうのであった(爆)。
オイラもこの時期は億劫。
傘をさしたりするような雨を凌ぐ動作が面倒。
何をするにも限りがあるし。
そんな中ちょっと面白い文面を見つけた。
あの自動車評論家「徳大寺有恒」氏の「雨のドライブほど贅沢な遊びは無い
※」。
※ 徳大寺有恒 著書 「ベストエッセイ(モーターエイジ 1989年1月号)」より
氏が他界して早3年半。
何故か、ふと思い出したかのように持ち出して、読み返していた。
[以下 一部引用]
雨の日の運転が好きになれるかどうか。そいつが本当のクルマ好きかどうかの分かれ目になると思う。
夕暮れ。濡れたボディがタウンライトを鮮やかに反射して、一瞬ピカッと光る。そのとき、丸く盛り上がった水滴が、真珠のように弾けて揺れる。実に綺麗だ。
そういう時のボディの色は暗色がいい。特にグレーが美しい。濃いグレーが、雨のモノトーンのような色調に淡く溶け込み、えもいわれぬ詩情をかもし出す。
そのボディの上を、自らの重さに耐えきれなくなった水滴が、一筋の線となって、スーッと落ちていくときなど、セクシーな感動すら覚える。
幌がしっとりとした濡れたオープンカーは、クローズドボディのクルマでは現わせないような情感をたたえていた。
見慣れた景色を、雨が違った情景をにつくり変えてくれるようなとき、私は雨に感謝したい気持ちになる。視界の悪さが、逆に、今まで見ることのできなかったような風景を出現させたときだ。
☆お気に入りのナンバー 「雨のエレジー:杏子(
https://minkara.carview.co.jp/userid/116827/blog/35856774/)」
確かに見慣れた風景を雨が変える。
街の風景、雲がかかった山、グレーな海。
都会ならば氏のいう霞に消えていく上部の高層ビル群。
そして雨音。
なんて…
そんなロマンチックな事を書けば「クサイ事を書くなNジャン」という爆笑の声が聞こえそうになるのはオイラの性分か(笑)。
特にあの白オヤジと青いカメラマンと伊豆のガリガリ君w

ガリガリ君に似てね?
はいはい、どうせサウナ出て雨に打たれてフラッシュダンス的なことやってますよ(苦笑)。

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さて…どうやらワイパーのゴムの交換時期がきたようだ。
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Posted at
2018/06/16 10:57:11