
しばらく行かなかった静岡の街。
かつてとは違い、静岡の街まで行かなくとも買い物の用事は済むようになったからねぇ。
とはいえ、行かないとあの特有な雰囲気は味わえない。
若かりし頃から静岡の街は無縁ではなく、毎週のように通っていた。
バンド機材を背負って歩いていたストリート。
仲間と談笑していたカフェ。
さすがにあの頃とは時代が変わったけれど、雰囲気はあまり変わっていない気がする。
街のベンチに座り、少し休んでいると街には街の人間模様が見える。
太陽が傾けば、学生サンの姿が多くなる。
仕事終わりのサラリーマンの姿。
耳に入ってくる会話は彼らなりのトレンドだったりするワケで。
自分達の時代とはアタリマエだけど内容が違うけれど、楽しそうな笑顔は今も昔も変わらない気がする。
あの頃、自分たちのお兄さんお姉さん世代。
カッコ良く見えたあの方達は今…
メインストリートに十代の自分達が居た影を追いかけている自分。
その理由もわからず佇む。
何かやり残したことでもあるというのか…
描いた将来を通り過ぎてしまった今、どこへ行くのか見失っているナァ。
ココの特設ステージに立っていた自分達ロックバンド。
ヴォリューム上げて調子に乗ってシャウトしていた。
突然のスコールでみんなズブ濡れ。
空しい歌声が響き渡っていた。
そんな出来事を思い出し、失笑している自分。
「変な人」「怪しい人」
通行人の皆さんそう思っていたかな?
いや、通行人さんに何かを思ってもらえるような人間じゃないってモンだぜ。
うぬぼれちゃいかんですよ、自分。
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フリージャンル | 日記
Posted at
2018/11/03 15:04:05