【ちょっとだけ日産応援団Ｎジャン】2019 SuperGT Round5 FUJI GT500km Race #5

～ 負のスパイラル ～

応援席に戻る。
撮影会が終わればプライベートモード。
本命の青組にチェンジするカメレオンＮジャンさん。
今回は意図的のつもり。
ま、そんな事はどうでもいい。

笑えるのはオイラが着替えている時だ。
「Ｎジャン、みっともない体見せるなよぉ！」
「肉！！」

しばでん氏に言われた。
「Ｎジャンさん、何その腹！」
「おおおおおおおお！！！！！　おめぇだけには言われたくないぞ！！！！！」
周囲は大爆笑。


↑Ｎジャンぢゃないよ、しばでん氏だよ。

そんなしばでん氏も、やがて汗で着替えるのであった。
「おいおいおい！　おめぇもみっともない体見せるなよぉ！」

なんだこの〇タボ二人！？
っていうか比較対象なの！？

そんなこんなで笑えるコミュニケーション。
何という高（カロリー）レベルの争いだろうか（激爆）。

オイラはその後、グラスタ裏で涼をとっていた。



事件はこの時に起きた。
電話は女房殿だった。

「もしもし、今、モコ止まっちゃった！煙吹いてるの！！」
「はぁ？」
「とりあえずトモ（義弟）呼んだんだけど、トモのお店の人に頼んでいい？」
「頼むよ。」
そう答えるしかなかった。

因みにオイラは青日産、義弟は赤日産の販売店である。
「もしもし、トモに替わるね。」
「もしもし義兄さん。」
「おう。ゴメンなぁ。」
「ラジエターのキャップのところから冷却水噴出して電気系全部掛かっちゃってる。それが原因でショート起こしてるのかな？警告灯全部点灯しちゃってるよ！」

状況がまったくわからない。
ココは小山町。
同じ静岡でも遥か向こうの出来事。

「義兄さん、とりあえず任せてくれないか？」
「おう、悪いね！」
「姉さんに替わるね。」
「おう、どこでどうなったんだ？」
「バイパス走ってて、トンネル入る少し手前。いきなりの事でアタシも何が何だかわからない！」

おかしい。２週間前にモコは車検に出したばかりじゃないか。
いや、セレナだって先月点検に出したばかり…



まさかのダブルオーバーヒート大事件。
青販売店の営業開始時間はAM 10:00。
赤販売店の営業開始時間はAM 8:00。
この時の時間はAM 8:15。
選択肢は赤しかなかった。

「どうするか。このままオイラは引き返すべきか…」

しばらくすると、赤日産の担当者サンがレッカーの準備をしてくれたという連絡をもらった。
代車が無かったという事で保険屋さんに連絡してすぐにレンタカーを手配して頂いて事なきを得た。
我が家にトヨタ・パッソがやってきたのはそういうワケである。

完全に集中力が切れたオイラ。

こまめに連絡をする。

「とりあえず何とかなった。赤日産さんがいうにはラジエターキャップの取り付け不良だって。車検の時の整備ミスじゃないかって。」
「赤日産さんが後で青日産に連絡してくれると言っていたから、そこで青日産が引き取って無償修理になるみたい。ただ、まだ青日産には連絡しないで。すぐに連絡できないかもしれないから。」

AM 10:00を待って青日産へTEL。
セレナの件を話した。
「ええ！？　ちょっと待ってください。折り返し連絡します。」
モコの件は抑えたオイラ。

折り返しの電話があった。
「ラジエターファンの可能性が高いようです。停車中は温度が上がりますけど、走行なら冷却できる筈です。様子見ながら移動という事になりますけれど、何せ現物を見ないと何とも…」
「わかった、とりあえず最寄りの店舗に寄って様子を見てもらうよ。」
「そうしてください。すみません。」
「ところでモコの件どうなった？」
「へ？モコがどうされたんですか！？」

おおおおおおおおおおお💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢
↑怒り心頭

「そこに工場長いる？」
「はい、お電話替わりました。」

＝＝＝＝＝＝（　自主規制　）＝＝＝＝＝＝＝

「え、申し訳ありません。」

その間に女房殿へ営業が電話したらしい。
「モコがどうなったって？」
そのナメきった言葉に女房殿は導火線の向こう側にナイトロが落ちた。
ご存知の方はご存知だが、あの温厚な女房殿が。

＝＝＝＝＝＝（　自主規制　）＝＝＝＝＝＝＝

とりあえずモコの方の段取りは出来た。
代車がやってきた。
生活としてのクルマは何とかなっている。

改めて女房殿もモコが心配なのでＴＥＬをしたらしい。
「ええ、今、忙しくて誰も引き取りに行けないので後程、赤日産店に引き取りに行くところです。」

＝＝＝＝＝＝（　自主規制　）＝＝＝＝＝＝＝

スタートだけ見て帰るしかないか…
それなら間に合うだろう。

オレがオーバーヒートだ、この〇ろー！

～ つづく ～