※画像:https://www.pakutaso.com/
高校時代、最後の夏。
18になる直前の自分。
夏の全国高校野球静岡県大会。
優勝校は甲子園だ。
我が母校はスルスルと勝ち上がって行った。
シード校ではなかったけれど並み居る強豪を下して行った。
同級生、クラスメイトの野球部の連中がグランドの上で戦っている。
オイラは吹奏楽部でタイコを叩いていた。
男子校という事もあって吹奏楽部は少数だった。
タイコはオイラ1人だけ。
ドラムセットで対応していた。
応援団とのコラボ。
音頭取りは応援団とオイラにかかっていた。
わが校は遂に決勝戦進出。
勝てば甲子園。
県大会始まる前は「甲子園、行きたくねぇなぁ。夏休み減るんだろ?」とかみんな言っていたけれどココまでくれば負ける事が嫌いになっていた。
県営静岡草薙球場。
かのベーブルースと沢村栄治の対決が実現した野球場。
今でもその銅像がある。
弱小吹奏楽部の筈がOBも加わり大楽団になっていた。
対応するオイラ。
「冗談じゃねぇ、負けるかよ。タイコはオレ一人?上等だよ。」
若かった。
負けん気で大楽団をまとめようとしていた。
一回。
既に1点を入れてのリードで二回へ。
周りはいう。
「勝てるぞ、甲子園だ。」
野球は九回、わかっちゃいるけれど、逸る気持ちを抑えきれていない。
これが慢心だった事を思い知らされる。
その後、逆転を許し、選手達にもミスが見えてきた。
そして甲子園は夢に消えた。
夏の日差しが降り注ぎ蝉の大合唱。
とても暑い夏だった。
カラカラに乾いた喉がいつの間にか痛かった。
知らぬ間に声を張り上げていたのだろう。
応援の本当の面白さをこの時、初めて知った。
凄く悔しかったけれど…
ブログ一覧 |
思い出話 | 日記
Posted at
2020/07/23 15:04:51