オイラの音すら曲がり角

上のお嬢は既にオイラのグレードに追いついて「習う音楽」を終えた。
勿論、グレードというのはひとつの目安である。
本当はオイラよりもっと上に行って欲しかったところだが本人にその気は無いらしい。

下のお嬢は一年前に追いついている。
しかし意外と言ってはお嬢に失礼だけど、先を見たがっていたのはこっちのお嬢だった。

先日イヤホンから漏れ聞こえてくる音を聞いて楽譜を見るとまぁ驚いた。
明らかにオイラより上のレベルを行っている。

「負けだ負けだ！」
認めざるを得なかった。

それを言うと本人はニヤッと笑った。
だけどここからがまた難しいところ。
そこから先は我が家の誰も知らないのだから…

負けたオイラは心境複雑。
もうイキッた事言えないぞ…
これをキッカケにボリュームを上げて弾くことに抵抗を感じ取ったオイラ。
そんなのはもう恥ずかしいったらありゃしない。

オイラの弾く音楽も、遂に曲がり角にきてしまった…
どうする？
まっすぐ行く事しか知らないぞ…

だったら戻るか（爆）。